オリジナルの卒業記念品にオススメ! こんなに簡単に作れます!
3月は卒業式シーズンです。学校生活の思い出に卒業記念品を製作して配る、という学校も多いでしょう。しかし、この卒業記念品というのは意外に難しいものです。装飾的なものより、実用的なものが選ばれることが多いのですが、結局は使われることなくしまわれたままというものも多いでしょう。
そこで今回は、皆に喜ばれるオリジナルの卒業記念品の作り方のアイデアをご紹介します。卒業記念品だけでなく、名入れをした記念品を作る際も参考になること間違いなしです。オリジナルの卒業記念品を作りたいという方はぜひ読んでみてくださいね。
1.卒業記念品とは?
卒業記念品とは、文字通り「卒業おめでとう」という気持ちを込めて卒業生に配られる品のことです。学校生活の思い出ということで、学校の校章などが入ったオリジナルの品物が配られる場合も多いでしょう。一例をあげると
- タオル
- マグカップ
- お皿
- フォトスタンド
などです。
一昔前は、印刷技術も限られていましたので、マグカップやタオルなどに校章や学校名を印刷したものが配られることが多かったでしょう。しかし、今は印刷技術の発達により、写真も鮮明にプリントできるようになりました。ですから卒業記念品の幅もぐんと広がり、「へえ、こんなものが」と思うようなものが記念品になる場合もあります。しかし、選択肢が広がったために、かえって「どんなものを記念品にすればよいか迷う」と悩む方も増えているのです。
2.もらって嬉しい卒業記念品は?
卒業記念品はあくまでも思い出の品なのですから、実用的なものでも装飾的なものでも構いません。しかし「どうせ作るならば使えるものを」と考える方が多いのでしょう。実用的なものが選ばれることが多いです。
人気があるものをあげると
- マグカップやタンブラー
- 時計
- ペン立て
- ランチョンマット
- ペンケース
などです。しかし、いくら実用的なものでも、学校の名前が中央に大きく印刷されていたり、クラスメートの写真がプリントされているもの、というのは何となく使いにくいもの。
また、時計やマグカップなどは、どの家庭にもすでにあるものです。「今使っているものが壊れたら使おう」としまい込んでいたるうちに使う機会がなくなったというものも少なくないでしょう。ですから、実用的な卒業記念品を贈るならば「何枚あっても困らないもの」や「使いやすいデザインのもの」を送るのが一番なのです。そう考えると、マグカップや時計よりも、ハンカチやランチョンマット、巾着のようなもののほうが喜ばれるでしょう。
3.卒業記念品を選ぶコツ
では、創業記念品を選ぶコツのようなものはあるのでしょうか? この項ではそれをご紹介します。
3-1.進学先でも使えるものを贈る
小学校~高校までの卒業記念品ならば、進学先でも使えるものを選ぶのもひとつの方法です。たとえばペンケースやランチョンマットならば、中学校や高校でも使うでしょう。さらに、ハンカチならば社会人になっても十分使えます。オリジナリティを出そうと思ったら、隅にワンポイント感覚で校章を刺繍してみてはいかがでしょうか? 校章はデザイン性が高いものが多く、有名校の場合は一種のステイタスにもなります。それに、ワンポイント程度の大きさならば、普段使いにも問題ありません。
3-2.消耗品を送る
卒業記念品なのだから、長く残るものの方が良いのでは?と思う方もいるでしょう。しかし、卒業の証は卒業証書やアルバムなど学校生活を振り返るものは他にもたくさんもらえます。また、卒業したからといって学校を通して結ばれた人間関係がすぐに切れてしまうわけでもありません。
卒業記念品がなくなれば、学校生活をしのぶものが何もなくなってしまうわけではないのです。ですから、消耗品を送ってもなんの問題もありません。何が何でも「長く使えるもの、思い出に残るもの」にこだわり過ぎなくても大丈夫。実用性がある消耗品というとボールペンやえんぴつなどの文具もおすすめです。
3-3.男女区別なく使えるものを選ぶ
オリジナルの卒業記念品を作る際、あまりかわいらしいデザインにしすぎると、男性は使いにくいです。逆に青や黒などを多用したデザインにすると女性は少し使いにくいでしょう。デザインをする場合は男女どちらでも使いやすいものになるように心がけましょう。また、少し面倒ですが、男性用と女性用で同じデザインでも配色をかえるというほうほうもあります。
4.オリジナルデザインの卒業記念品を作る方法
では最後に、オリジナルデザインの卒業記念品を作る方法をご紹介します。今は、インターネットで簡単に製作することもできるのです。
4-1.生徒たちが自分で作る
小学校で多く取り入れられているやり方です。共通のキットを購入し、生徒たちが自分で好きなデザインをします。自分で作るという行為そのものが、卒業の思い出になるということで、楽しんでいる子供も多いでしょう。作られるものは、マグカップやハンカチなど子供でもデザインがしやすいものが大半です。中には校歌のオルゴールを作り、上蓋に自分で彫刻をほどこすといったこったことをする学校もあるでしょう。ただし、素人が作ったものですから、実用性はあまりなく装飾性が強いものができあがりやすいです。
4-2.業者に作成を依頼する
こちらは、より実用性の高いものを贈りたいという場合に選択されることが多い方法です。業者に頼むなんて手間と時間がかかるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、現在はインターネットで依頼から打ち合わせ、注文までできるので、直接業者に出向く必要はありません。業者が用意している品物に、「校章や写真を入れてほしい」とお願いすることも可能です。
また、生徒ひとりひとりの名前を入れてほしいというような、名入れの対応もしてくれるでしょう。「どんなデザインにしてよいかわからない」という場合は、いくつかあるパターンから好きなものを選べば大丈夫、というシステムの会社もあります。会社内にデザイナーがいる場合はアドバイスをしてくれることもあるでしょう。
ロット数は100~1000単位が基本ですが、相談次第では小ロットでも受け付けてくれるところもあります。マグカップからキーホルダーまでいろいろな品物を受け付けてくれる会社もあれば、ハンカチや、巾着、ランチョンマットなど一定の製品のみを扱っている会社もありますので、生徒や保護者の希望を聞いて選ぶとよいでしょう。
おわりに
今回はオリジナルの卒業記念品の作成の仕方についてご紹介しました。
まとめると
- 現在は、オリジナルの卒業記念品を作る学校が増えている
- 装飾的なものと実用的なものでは、実用的なものの方が喜ばれる
- 普段使いにできるようにデザインを工夫しよう
- インターネットでオリジナルの卒業記念品の作成の相談から依頼まで受け付けてくれる業者もある
ということです。卒業記念品をなんにしよう、と頭を悩ませている人は多いでしょう。しかし、あまり考えすぎてしまうと発想がとっぴなものになりがちです。悩んでいるのなら、実際に卒業記念品の製作を受け付けてくれる会社のホームページなどをチェックしてみましょう。「こんなものが作れる」という見本が載っている場合が多いので、参考になりますよ。また、数を頼めば品質の良いものが低予算で作れるでしょう。
スズキネでは、明治時代からさまざまな繊維品を取り扱い続けています。お客様が描いたイラストやデザインした模様、写真を布にプリントして作った布製品は、卒業の記念品に最適です。当社の看板商品である手ぬぐいならば、価格は1枚149円~という低価格で作成できます。見積りはホームページからも行えますので、一度ご相談ください。また、ご来社いただければ、生地見本・プリント見本・形状見本などの現物サンプルを見ながら詳細仕様を確認していただくこともできます。ノベルティや記念品にぜひご利用ください。