オリジナル巾着をオーダーする3つのメリット! 依頼のポイントや注意点も!
「オリジナル巾着を製作したいけれど方法が分からない」「オリジナル巾着はどんなシーンで活躍するのか?」など、悩んでいる方は多いでしょう。
オリジナル巾着は、自由なデザインで作ることができる点が大きな魅力です。自分用だけでなく、イベントや販促アイテムとしても活用できるでしょう。
本記事では、オリジナル巾着をオーダーするメリットなどについて解説します。
この記事を読むことで、オリジナル巾着を製作するポイントなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。
1.オリジナル巾着をオーダーするメリット
最初に、オリジナル巾着をオーダーするメリットをいくつか紹介します。
1-1.自分だけのオリジナルデザインで作れる
オリジナル巾着をオーダーする1番のメリットは、自分だけのオリジナルデザインで作ることができる点です。市販でも巾着は購入できますが、好みのデザインがなかったり、イベント用としての販売に向いていなかったりとデメリットがあります。けれども、自分で好きなデザインで作ることができるオリジナルなら、目的に合わせた巾着が製作可能です。
さまざまなシーンで使うことのできる巾着だからこそ、自由にデザインを決めることができるオリジナル製作の需要が高まっています。
1-2.幅広い層から人気がある
ポーチや小物入れ・トートバッグなどもオリジナルで製作できますが、巾着はさまざまなシーンで活躍できるのもメリットの1つです。後ほど、【2.オリジナル巾着が活躍するシーンは?】で詳しく説明しますが、オリジナル巾着は幅広い層から人気があります。巾着の魅力は、かっちりしすぎない無造作感のあるデザインといえるでしょう。
主に、ものを持ち運ぶのが主な用途となりますが、最近ではデザイン性の高さからギフトバッグとしてアレンジしたり、小物入れとして使ったりする方も増えています。幅広い層から人気のあるアイテムだからこそ、さまざまなシーンで活用しやすいのです。
1-3.リーズナブルな価格で製作できる
オリジナル巾着を製作するメリットとして、リーズナブルな価格で製作できるのも大きな魅力の1つです。「オリジナル製作のオーダーは高い」と思われる方が多いですが、オリジナル巾着のオリジナル製作は、1枚あたり約50円~可能となっています。
もちろん、巾着のサイズや印刷方法などによって異なるため、費用が前後するかもしれません。けれども、オリジナルオーダーはたくさんの枚数を発注すればするほど単価が安くなる傾向もあります。ほかの製品をオーダーするよりも費用を最小限に抑えることができるでしょう。
2.オリジナル巾着が活躍するシーンは?
それでは、オリジナル巾着が活躍する主なシーンをチェックしていきたいと思います。
2-1.ちょっとしたお出かけやエコバッグとして
オリジナル巾着は、ちょっとしたお出かけやエコバッグとしても活用できます。2020年7月1日からコンビニ各社のレジ袋有料化が始まり、エコバッグを持ち運ぶ人が増えてきました。注目されているエコバッグだからこそ、オリジナル巾着が大いに役立ちます。
ちょっと買い物をする際でも、コンパクトサイズの巾着を持ち運べば、財布を入れることもできますし、購入品をそこに入れて運ぶこともできるでしょう。オシャレなデザインの巾着なら、ファッションとしても取り入れることが可能です。
2-2.子どもの習い事や小物入れとして
ちょっと大きめの巾着に子どもが習い事で使うものを入れたり、小さめの巾着には小物を入れたりすることもできます。「ポーチだと小さい、けれどもトートバッグだと少し大きいかも」というときに、巾着がピッタリといえるでしょう。巾着はひもを引っ張ると口が閉じるタイプなので、誤って中身が飛び出てしまう心配もありません。かわいい形状が女性を中心に人気があり、ちょっとしたものを入れるのに大活躍します。
2-3.販促アイテムやノベルティーとして
気軽に使うことができるオリジナル巾着は、販促アイテムやノベルティーとしても大活躍します。よく、化粧品やホテルのアメニティとしても見かけることがあるでしょう。企業や店舗によっては、「5,000円以上お買い上げの方に限定巾着をプレゼント!」というキャンペーンを行っているところもあります。巾着に企業のロゴやブランド名を入れれば、それだけで価値はグッと上がるものです。
特に、メーカーの愛用者やファンにとっては、そのブランドロゴが大きく入った巾着を求めて購入する方もいます。年齢や性別を問わずに使用できる巾着だからこそ、販促アイテムやノベルティーとしてもピッタリです。
2-4.イベント用アイテムとして
オリジナル巾着は、イベント用アイテムとしても活用できるでしょう。イベント限定アイテムとして販売すれば、それだけで価値が上がります。ほかの商品もアピールできますし、記念品としてもピッタリのアイテムです。
たとえば、同人販売会でオリジナルデザインの巾着を製作したり、展示会や展示場限定でオリジナル巾着をオーダーしたりすることができるでしょう。オリジナル製作はデザインが自由だからこそ、さまざまな目的に合わせて作ることができます。
2-5.贈り物やギフトバッグとして
オリジナル巾着単体だけでも十分に役立ちますが、贈り物を入れるなど、ギフトバッグとしても活用できます。よく、イベント時や企業の販売会でも、クッキーといった食べ物が中に入っている巾着を販売しているシーンを見かけるはずです。
食べ物+オリジナル巾着をセットにすることで、消費者の購入意欲を書き立てることができるでしょう。卒業式や記念日など、お世話になっている人たちにオリジナル巾着をギフトバッグとして贈るのも方法の1つです。
3.オリジナル巾着の製作を依頼する方法
ここでは、オリジナル巾着の製作を依頼する方法やポイントなどについて解説します。
3-1.オリジナル製作を受けつけている業者に依頼する
主に、巾着をオーダーする際はオリジナル製作を行っている業者へ依頼することになります。具体的な流れは製作業者によって異なりますが、大まかな流れは以下のとおりです。
- ホームページまたは電話から無料相談・無料見積もりを依頼する
- 巾着袋の仕様やデザイン等について打ち合わせを行う
- 打ち合わせで決定した仕様で最終的な見積もりを確認する
- 見積もりに納得したらデザインをイラストレーターのデータで入稿する
- 最終的にデザインを確認してから製作→納品
具体的な流れや納期に関しては、製作業者との打ち合わせの段階で確認してください。製作数やデザインによって納期は異なりますが、だいたい14日~25日で納品が可能です。
3-2.サイズと材質をチェック!
オリジナル巾着を製作する際にチェックしておきたいのが、サイズと材質です。製作業者によってサイズと材質は異なるため、何のためにオリジナル巾着を作るのか・どのようなものを作りたいのか明確に決めておくといいでしょう。
製作目的に合ったサイズと材質を選ぶことが大切です。参考として、布巾着のオリジナル製作を受けつけているスズキネのサイズと材質を紹介します。
マチなし巾着
- SSサイズ:W8cm×H10cm
- Sサイズ:W12cm×H14cm
- Mサイズ:W16cm×H18cm
- Lサイズ:W20cm×H25cm
マチ付巾着
- マチ付Mサイズ:W16cm×H18cm×底マチ5cm
- マチ付Lサイズ:W20cm×H25cm×底マチ8cm
- マチ付ランチ:W24cm×H15cm×底マチ12cm
- マチ付Sサイズ:W12cm×H14cm×底マチ3.5cm
材質
- 木綿(オックス):ボリューム感のあるしっかりとした素材
- 木綿(シャンタン):和の雰囲気がある変わり織りの生地
- ポリエステルトロマット:耐久性があって安価な生地
- ポリエステルメロンアムンゼン:高級感のある“ちりめん風”生地
- ポリエステルサテン:光沢があり豪華な雰囲気の生地
3-3.染色方法と仕立ても確認する
製作業者によって、染色方法と仕立てにも大きな違いがあります。染色方法は、主にスクリーン染色とフルカラー染色の2種類です。スクリーン染色はシルク印刷となっており、色数により値段が異なります。一方、フルカラー染色はインクジェット印刷で、多色・細かいデザイン・写真画像・グラデデーションに対応可能です。
また、巾着袋をオーダーする際は、ひもの部分でもある仕立てにも注目しなければなりません。スズキネの場合、40色の中から選べる「色ひも2本通し」となっています。ひもに止め玉をつけることができるオプションも利用可能です。
3-4.製作業者選びのポイント
どの製作業者に依頼すればいいのか分からない……と悩んでいる方は、以下のポイントを参考にし、信用できる製作業者を選んでください。
- オリジナル製作の実績があるか
- ホームページ等に施工事例の写真などが記載されているか
- 実際に依頼した人の口コミや評判がいいか
- 小ロット数から受注が可能か
- デザイン等の無料相談を受けつけているか
- サイズや形状の種類が豊富か
- 最小限のコストで製作できるか
- オリジナル製作の品質がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較することも大切な要素となります。複数の業者を比較することで、製作業者の良しあしが分かりやすくなるでしょう。また、オリジナル巾着の相場も把握できます。
4.オリジナル巾着に関してよくある質問
オリジナル巾着に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.どのようなオリジナル巾着が作れるのか写真で確認できる?
A.製作業者の中には、実際に施工したものをホームページに写真でアップしているところがあります。布巾着のオリジナル製作を行っているスズキネでは、製作した巾着の写真をいくつかアップしているので、ぜひチェックしてください。また、実際に実物を確認することも可能です。実物を手にとってみれば、より具体的なイメージがしやすくなるでしょう。
Q.デザインを入稿する方法は?
A.製作業者によって異なりますが、スズキネの場合は、Adobe Illustratorを使ってデザインの入稿をお願いしています。写真画像等の貼り付けデータがある場合はAdobePhotoshopの保存方式で原稿データと一緒に入稿してください。容量が大きくてメールで送れない場合は、宅ファイル便等を利用するか、またはCD-Rなどのメディアに保存して郵送することになります。
Q.デザインを決めるポイントは?
A.どのような目的でオリジナル巾着を作るのか・どこでどのように使うのか使用目的を明確にすることが大切です。目的がハッキリとすれば、大まかなデザイン案が出せるでしょう。たとえば、会社のイベントや販促用として作りたいのなら、会社のロゴまたはキャラクターを印刷するなどです。どうしてもデザインが思い浮かばない場合は、製作業者に相談するといいでしょう。
Q.ロット数とは?
A.受注可能な最低限の数量です。たとえば、ロット数が1,000枚~の場合、1,000枚以下の注文は製作依頼ができません。製作業者の中には、大ロット数でしか受注を受けつけていないところもあるため、できれば小ロット数で注文できる業者を選びましょう。
Q.依頼しないほうがいい製作業者の特徴は?
A.打ち合わせ段階できちんと話を聞いてくれなかったり、アドバイスをしてくれなかったりする製作業者には注意が必要です。また、「今なら安く作ることができます」と注文を急(せ)かす文句ばかりいう業者にも気をつけたほうがいいでしょう。あまりにも安すぎる業者は、品質が悪かったりイメージどおりにならなかったりする傾向があるため、信用できる業者を選ぶことが大切です。
まとめ
片手で軽く持ち運びができる巾着は、さまざまなシーンで活用できるアイテムです。子どもの荷物を入れたり、スポーツシューズや習い事に必要なものを収納したり、販促ノベルティーやショッパーなどにも最適でしょう。イベント時やプレゼント用としても喜ばれるアイテムといえます。
理想どおりのオリジナル巾着を作るために、目的や大まかなデザインを明確にすることが大切です。製作業者の中には、デザインの相談を行っているところもあるので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。