ペンケースをオーダーメイドする方法は? オリジナル作成のコツを紹介


「オリジナルのペンケースを作りたいけど、どうすればいいのか分からない」と、オーダーメイドで悩んでいる方は多いでしょう。ペンケースのオーダーメイドは、自分で自由にデザインを決められるのが1番の魅力です。けれども、理想のデザインに仕上がらなかったなどのトラブルも起きています。だからこそ、オリジナル製作のコツをつかむことが大切なのです。

そこで、本記事では、ペンケースのオーダーメイドについて詳しく説明します。

  1. オリジナルペンケースをオーダーメイドするメリット
  2. オリジナルペンケースが活躍するシーン
  3. オリジナルペンケースの製作を依頼する方法とポイント
  4. ペンケースのオーダーメイドに関してよくある質問

この記事を読むことで、想像どおりのペンケースを作る方法やポイントが分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。

1.オリジナルペンケースをオーダーメイドするメリット

最初に、オリジナルペンケースをオーダーメイドするメリットをチェックしておきましょう。

1-1.自分だけのデザインに仕上がる

「こんなペンケースがほしいのに、なかなか見つからない」と悩んでいるときこそ、オーダーメイドが役立ちます。オーダーメイドでペンケースを作る大きなメリットは、理想のデザインに仕上がることです。好きな写真を印刷したり、自分だけのデザインを作ったりするなど、頭の中で思い浮かんでいるイメージがそのまま形になるのはとてもうれしいことでしょう。大好きなキャラクターの色で組み合わせたり、モチーフをそのまま入れたりすることで気分も上がります。大嫌いな勉強の時間でも、自分好みのペンケースにすればやる気も上がるはずです。

1-2.ほかの人とデザインが被らない

オーダーメイドは自分だけのデザインにすることができるため、ほかの人と被ることはありません。雑貨店などで販売されているペンケースにはないデザインにすると、注目を浴びるきっかけにもなります。オリジナルのペンケースがきっかけとなり、人脈が広がる可能性もあるでしょう。後ほど、【2.オリジナルペンケースが活躍するシーン】でも説明しますが、オリジナルのペンケースは自分用だけではなく、プレゼント用や販促用としても大活躍します。オーダーメイドのペンケースがきっかけで注目される可能性は十分にあり得るのです。

1-3.目的や用途別でオーダーメイドできる

オーダーメイドの魅力は、目的や用途別でペンケースが作成できる点です。たとえば、プレゼント用として作成したい場合、相手の好みなどを考えてデザインを考えることになるでしょう。どうすれば相手が喜んでくれるのかイメージしながらデザインを考える工程に楽しさを感じる人もいます。また、イベント用として作ったり、仲間だけのオリジナルデザインにしたりするなど、使い道はさまざまです。目的や用途別でデザインを自由に変えることができるのも、オーダーメイドならではの魅力といえるでしょう。

2.オリジナルペンケースが活躍するシーン

ここでは、オリジナルペンケースが活躍するシーンをいくつか紹介します。

2-1.誕生日や記念日などのギフト用として

市販のペンケースは特別感がありませんが、オーダーメイドのペンケースは特別感があるので、誕生日や記念日などのギフト用として大活躍します。日用生活雑貨としてのペンケースは幅広いユーザーがターゲットになるので、プレゼントとして贈りやすいアイテムといえるでしょう。特に、学生や習い事をしている人にとっては、ペンケースは必要不可欠なものです。常日頃から持ち歩くアイテムなので、ギフトとして贈ると喜ばれるでしょう。ちなみに、ギフト用として贈る場合は、相手の立場になってデザインや仕様を考えるのがポイントです。

2-2.企業のイベントやノベルティーとして

ペンケースは企業のイベントやノベルティー品としても使えるアイテムです。たとえば、ペンケースに会社のロゴを入れたり、イメージキャラクターをワンポイントとして印刷したりすることができます。企業のロゴを入れるだけでもアピールできますし、ペンポーチの出来が良ければ販促用としても活躍できるでしょう。特に、文具類を扱っている企業にとっては、良いアピールになるかもしれません。記念イベントやたくさんの人が来場するイベントで配ると、宣伝効果が期待できます。

2-3.同人などのイベントにも

ペンポーチは、同人などのイベントで販売するアイテムとしてもよく選ばれます。たとえば、コミックマーケットやコミティアといった大規模な同人販売会において、オリジナルのペンケースを販売している方を見かけるはずです。自分が描いたイラストをペンケースに印刷したり、ポストカードとセットにして売ったりすることもできます。幅広い世代に使われるペンケースだからこそ、イベント等でも気軽に販売できるのは大きな魅力といえるでしょう。ファンにとっては、数量限定のペンケースはとても魅力的に映るものです。

2-4.友人や仲間同士で作ることも

オリジナルのペンケースは、友人や仲間同士で作るのにもってこいのアイテムといえるでしょう。たとえば、受験が近づいている中、毎日勉強するのも大変ですよね。同じ塾に通う仲間や学校の友人と励まし合うために、オリジナルのペンケースを使えば一致団結できますし1人じゃないと感じられるでしょう。実際に、塾の仲間でおそろいのペンケースをオーダーメイドしたという方もいます。おそろいのペンケースは特別感があるので、モチベーションを高める要素にもなるでしょう。

3.オリジナルペンケースの製作を依頼する方法とポイント

それでは、オリジナルペンケースの製作を依頼する方法とポイントなどを解説します。

3-1.オーダーメイドを受けつけている製作業者に依頼する

一般的に、オーダーメイドでペンポーチを製作する際は、専門業者に依頼することになります。専門業者といってもそれぞれ得意不得意があるため、サービス内容をしっかりと確認することが大切です。たとえば、オリジナルのペンケース製作も受けつけているスズキネでは、布製品を中心に扱っています。ペンケースは100%の綿となっているため、手ざわりや使い勝手が良い点が魅力です。製作業者に依頼する際は、どのような素材なのか・どんなオリジナル製作に長(た)けているのかチェックしてください。そして、自分の目的や用途に合った製作業者に依頼するといいでしょう。

3-2.大まかなデザインを固める

製作業者へ本格的に依頼する前に、ある程度、ペンケースのデザインを決めておくといいでしょう。デザインを決める際にチェックしておきたいポイントは、何のために製作するかの「目的」です。目的が明確になれば、具体的なデザインも浮かびやすくなるでしょう。たとえば、同人イベントで売るために作るなら、自分だけのオリジナルデザインを使うのが吉です。企業の販促用として使うなら、その企業のアイテムだとアピールするデザインにしたほうがいいでしょう。どうしてもデザインが決まらない場合は、ラフ画でも構いませんし、製作業者が親身になってアドバイスをしてくれるところもあります。

3-3.ペンケースの形状とサイズを確認する

ペンケースにはさまざまな形状とサイズがあるため、どんな形にするのか決めることも大切です。ちなみに、スズキネでは以下のようなペンケースを作ることができます。

  • フラットタイプ:約W22cm×H8.5cm
  • マチ付タイプ:約W22cm×H6.5cm×底マチ4cm
  • ボックスタイプ:約W18cm×H3cm×奥行き5cm
  • ロケットタイプ:約W20cm×H8.5cm

よく雑貨店で見かけるのは、マチ付タイプです。名前のとおり、マチが付いているので安定しやすく、ペンも十分に収納できます。ロケットタイプはあまり見かけない斬新なデザイン、ボックスタイプは大容量向き、フラットタイプは気軽に使えるタイプといえるでしょう。どのようなデザインにするのかも、目的を踏まえて検討してみてください。

3-4.印刷方法もチェック!

ペンポーチのサイズや形状と併せて、印刷方法もチェックしておきたいポイントの1つです。主な印刷方法は、スクリーン印刷とフルカラー印刷があります。色をあまり使わないのならスクリーン印刷がおすすめです。色数によって値段が異なるため、できるだけ費用を抑えたい方にも最適な印刷方法といえるでしょう。一方、フルカラー印刷はたくさんの色が使われている写真印刷に最適です。写真をそのままペンポーチに印刷したい方は、スクリーン印刷よりもフルカラー印刷をおすすめします。製作業者によっては印刷方法が限定されているところもあるので、注文前にしっかりとチェックしておきましょう。

3-5.製作ロット数は少ないところを選ぶ

受注できる最小限の数を製作ロット数といいます。製作業者を選ぶ際は、製作ロット数ができるだけ少ないところを選ぶといいでしょう。たとえば、製作ロット数が1,000個の場合、1,000個以下の注文を受けることができません。大量発注を考えていない方は、製作ロット数に注目したほうがいいでしょう。ちなみに、スズキネの場合は、100個からの受注が可能です。

4.ペンケースのオーダーメイドに関してよくある質問

ペンケースのオーダーメイドに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.ペンケースのオリジナル製作でよくある失敗は?
A.よくあるのが、「想像と違った」という失敗です。製作業者にイメージを伝えたのにしっかりと伝わっていなかったせいで、イメージとは違う仕上がりになってしまったトラブルが起きています。これは、業者との打ち合わせが不足していたのが原因でしょう。また、画面で見る色と実際に見る色には多少の違いがあるため、注文する前に実物を確認しておいたほうが安心です。製作業者の中には、お願いすれば実際に作ったものを見せてもらえるので、尋ねてみてください。

Q.製作業者の選び方は?
A.どの製作業者に依頼すべきか分からないときは、以下のポイントに注目するといいでしょう。

  • オーダーメイド製作の実績があるか
  • 料金体系が明確になっているか
  • どのような方法で製作するのかきちんと説明してくれるか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか
  • デザインについてのアドバイスがもらえるか
  • 実際に依頼した人の口コミや評判がいいか
  • 製作例がホームページ等に掲載されているか

上記のポイントを踏まえた上で、複数の制作業者を比較するといいでしょう。比較することで製作業者ごとの特徴が把握しやすくなります。

Q.ペンケースのオーダーメイドはいくらぐらいかかるのか?
A.注文数やデザインなどによって大きく異なりますが、1個あたり約100円~でしょう。ただし、あくまで目安となるため、もっと安くなったり高くなったりする可能性もあります。具体的な費用に関しては、無料見積もりを依頼してください。無料見積もりの時点で注文を断っても大丈夫なので安心してご利用いただけます。

Q.納品までどのくらいかかるのか?
A.印刷方法・デザイン・ロット数などによって異なりますが、だいたい25日で納品できるケースが多いでしょう。ただし、製作業者のスケジュールやデザインによっては25日以上かかる可能性もあります。急ぎで注文したい方は、注文前に製作業者に相談してみてください。場合によっては、優先的に製作してくれるところもあるでしょう。

Q.デザインの入稿方法は?
A.スズキネの場合は、Adobe Illustratorにて作成のデータでデザインの入稿を行っています。写真画像等の貼り付けデータがある場合はAdobePhotoshopの保存方式で原稿データと一緒に入稿してください。容量が大きくてメールで送れない場合は、宅ファイル便等を利用するか、またはCD-Rなどのメディアに保存して郵送することになるでしょう。

まとめ

ペンケースをオーダーメイドすることで、オリジナルのデザインを楽しむことができます。自分用として作るのはもちろん、プレゼントや記念品・ノベルティといった販促用としても最適です。ペンケースは便利な日常生活雑貨なので、幅広い年代に喜ばれるアイテムといえるでしょう。オリジナル製作としてはさまざまな素材がありますが、手にやさしくフィットできる布製がおすすめです。ぜひ好みのデザインでオリジナルのペンケースを作ってみてはいかがでしょうか。


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