オリジナルグッズを作成する方法は? 作る際の注意点をチェックしよう!


オリジナルグッズを作成したいのに方法が分からず、悩んでいる方は多いでしょう。自分のデザインをグッズにできると好評ですが、オリジナルグッズ作成はいくつか注意点があります。きちんとルールを把握しておかなければ、著作権侵害になる可能性もあるので注意が必要です。

本記事では、オリジナルグッズを作成する方法や注意点などに付いて解説しましょう。

  1. オリジナルグッズを作る前のチェックポイント
  2. オリジナルグッズを作成する際の注意点
  3. オリジナルグッズを自作するメリット・デメリット
  4. オリジナルグッズをプロに依頼するメリット・デメリット
  5. オリジナルグッズの作成に関してよくある質問

この記事を読むことで、オリジナルグッズを作成する際のポイントなどが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.オリジナルグッズを作る前のチェックポイント

最初に、オリジナルグッズを作る前にチェックしておきたいポイントを紹介します。また、オリジナルグッズを作成する主な目的も解説しましょう。

1-1.自分のデザインやイメージが形にできる

オリジナルグッズを作成する主な目的は、自分がデザインしたものを形にする・イメージをグッズにできることです。オリジナルグッズといっても、手ぬぐい・ハンカチ・ポーチ・スマホケース・ブックカバーなど、さまざまなアイテムがあります。「こういうグッズがあればいいのに」と思ったことを、そのまま形にできるのがオリジナルグッズです。自分のデザインやイメージを形にすることが、オリジナルグッズの主な目的といえるでしょう。自分で使ったりプレゼントしたりするほか、新商品として販売もできます。

1-2.何のために作成するのか目的を決める

オリジナルグッズを作成する前に、何のために作るのか「目的」を明確にすることが大切です。たとえば、プレゼントとして誰かに渡す場合、その人の名前をオリジナルグッズに入れると喜ばれる可能性があります。この世にたった1つだけのオリジナルプレゼントになるでしょう。目的がハッキリしておけば、ある程度のデザインも固まるはずです。

1-3.目標販売数や作成数を決める

オリジナルグッズを商品として販売する場合、事前に目標販売数や作成数を決めておく必要があります。基本的に、オリジナルグッズ作成は発注量が増えると1個あたりの単価が安くなるでしょう。イベントで販売する場合、1度のイベントですべて完売しなくても、どのくらいの期間で作成に費やした費用を回収したいかによって作成数も決まります。赤字にならないようにするには、作成費用が回収できる範囲での作成が理想です。

2.オリジナルグッズを作成する際の注意点

ここでは、オリジナルグッズを作成する際の注意点をいくつか紹介します。

2-1.注意しておきたいのは知的財産権

オリジナルグッズの作成で最も注意しておきたいのは、知的財産権です。世の中に出まわっている漫画やアニメのキャラクター・デザイン・アイデアなどには知的財産権があります。人の知的活動によって生み出されたものに対する財産的な価値を指すもので、知的財産権のほか、特許権や商標権なども含まれているのです。そのため、知的財産権といった著作権に引っかからない範囲で作成する必要があります。基本的に、著作権は創作時に権利が自動的に発生し、他人の著作物を無断で使ったり改変して使用したりするのはいけないことです。オリジナルグッズといっても、すでに出まわっているものを使ってグッズを作ることはできません。

2-2.二次創作でもルールを守ることが大事

漫画・アニメ・ゲームなどにおいて、この世には二次創作がたくさんあふれていますが、二次創作に関してもルールをしっかりと守るようにしてください。基本的に、二次創作は著作権が発生する一次創作物の著作者に許可を得た場合だけできる行為となります。現状では、著作者に許可を取らずに二次創作が行われていることが多いですが、黙認されているケースがほとんどです。けれども、販売目的でオリジナルグッズを作成する場合、利益が入るので訴えられる恐れがあります。最近では、二次創作のガイドラインを出す企業が増えているので、作成する前にしっかりと確認しておきましょう。

2-3.アニメキャラクターやアイドルの写真を勝手に使用するのはNG

前述したように、オリジナルグッズを作成する場合は著作権や肖像権に注意が必要です。自分で使うだけならアニメキャラクターやアイドルの写真を勝手に使ってもOKと思われがちですが、イベントなどで使用するとアウトになることもあります。家の中だけでなら楽しむこともできるでしょう。ただし、それが公になると肖像権侵害として訴えられる恐れがあるので注意が必要です。本人が写っている写真を使う場合は、必ず被写体の人から許可を得てから作成しなければなりません。

3.オリジナルグッズを自作するメリット・デメリット

では、オリジナルグッズを自作するメリットとデメリットについて解説します。

3-1.好きな形で自由に作成できる

自分でオリジナルグッズを作成する大きなメリットは、好きな形で自由に作成できる点です。まさに、自分が思い描いていたとおりのグッズを作ることができるでしょう。アイデアがあり独創的なものを作りたい、そして作成できる力があるという方は、自分で製作することをおすすめします。また、作りたいイメージのものが業者では作れない場合でも、自分で作成すれば形にできるメリットもあるでしょう。

3-2.作成費用を抑えることができる

自分で作ることで、作成費用を抑えられる点も大きなメリットです。プロの業者に依頼すると、作成費用が高くなってしまう恐れがあります。自分でオリジナルグッズを作成すれば、素材や必要な道具を準備するだけでOKです。最近では、100均ショップでも布・ボタンといった材料が売られているので、安価で素材が手に入るでしょう。個人の観賞用であれば自分で作成したほうが費用を抑えることはできますが、大量に作る場合は業者に依頼したほうがお得というケースもあります。

3-3.製作スキルが必要・時間と労力がかかる

自分で作成する場合、メリットだけでなく、さまざまなデメリットもあります。主なデメリットは、製作スキルが必要になる点です。自分の好きな形やイメージどおりに作ることが自作のメリットではありますが、イメージを形にするにはそれなりの技術が必要となります。複雑なものほど製作スキルが求められることになるため、スキルがない方にとっては難しいところがあるでしょう。また、製作費用だけでなく、時間と労力も必要となります。急ぎで作りたい場合は、プロに依頼したほうが無難です。

4.オリジナルグッズをプロに依頼するメリット・デメリット

ここでは、オリジナルグッズをプロに依頼するメリットとデメリットを解説します。

4-1.製作スキルがない人でもオリジナルグッズが作れる

プロに依頼する大きなメリットは、製作スキルがない人でも高クオリティのオリジナルグッズが作成できる点です。製作スキルがない方は何から始めればいいか分かりませんが、プロは専門の機械を使ったり、熟練の職人が作ったりするので、どのようなオリジナルグッズでも作ることができます。素人では困難な加工でも業者なら実現できるのは、大きなメリットといえるでしょう。出来上がったものをそのまま販売することもできるため、よりスピーディーに高クオリティのオリジナルグッズが作成できます。

4-2.時間や労力をかけずに大量生産ができる

自分の代わりにオリジナルグッズを作成してくれるので、時間や労力をかける必要がありません。なかなかオリジナルグッズを作る時間がないという方にとっては、大きな力になってくれるでしょう。時間と労力をかけずに大量生産ができるのは、プロの業者の大きな魅力といえます。ただし、デザインは自分で決める必要があるので、どのようなデザインにするのかある程度考えることが大切です。デザインだけを伝えれば、後は業者に任せることができるので仕事をしながらでも簡単にオリジナルグッズが作れます。

4-3.1個から製作しにくい・製作費用がかかる

業者に依頼するデメリットは、1個から作成するのが難しい点です。ほとんどの製作業者では、1個からの製作に対応していません。100個~や1,000個~など、ロット数(製作受注数)が決まっているので事前に確認しましょう。ただし、業者によっては1個から製作を請け負っているところもあります。また、製作費用がかかるのもデメリットの1つです。材料費だけでなく、機械を動かすコストや人件費がかかるため、自分で作成するよりも割高になるでしょう。

4-4.手ぬぐいなどのオリジナル製作ができる「スズキネ」

オリジナルグッズの製作を受けつけているスズキネでは、手ぬぐい・ハンカチ・ポーチ・ブックカバー・コースター・エプロンなどさまざまなアイテムを扱っています。大まかなデザインでも、どのようなものにしたいのかお伝えいただければ形にすることが可能です。ラフ画から受けつけることもできるので、オリジナルグッズ製作を検討されている方はぜひ1度ご相談ください。

5.オリジナルグッズの作成に関してよくある質問

オリジナルグッズの作成に関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.販売目的で作成する際の注意点は?
A.著作権や二次創作のガイドラインを確認すると同時に、販売に利用するアプリやサイトのサービス内容をしっかりとチェックすることも大切です。オリジナルグッズをアプリやサイトを使って販売しようと思っている方は多いでしょう。しかし、利用をする際はサービス内容を確認しておかなければなりません。特に、製作から販売まで行えるアプリ等は、規約を確認することが大切です。禁止事項なども記載されているため、利用する前にチェックしてください。

Q.製作費用を抑えるポイントは?
A.1個あたりの製作費用を抑えたいなら大量生産をおすすめします。まとめて製作を依頼したほうが、業者にとってコストが削減できるからです。そのため、1個ずつ製作依頼するよりも安くなる可能性があります。ほかにも、色数を減らしたり、デザインをシンプルにしたりするのも費用を抑えるポイントといえるでしょう。

Q.オリジナルグッズができるまでの大まかな流れは?
A.オリジナルグッズの製作を業者に依頼する際の流れは以下のとおりです。

  1. ホームページや電話などから見積もりを依頼する(商品サンプルの依頼ができる場合は合わせて依頼)
  2. 見積書に納得した後、正式に依頼し、デザインのデータを入稿する
  3. 最終デザインの確認後、製作が開始
  4. 納品して完了

Q.製作業者選びのポイントは?
A.どの製作業者を選んでいいのか分からない場合は、以下のポイントに注目してください。

  • オリジナルグッズ製作の実績があるか
  • 多数のアイテムを取り扱っているか
  • 料金設定が明確になっているか
  • 実際に製作した例がホームページ等に記載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • デザインのサポート体制が整っているか
  • 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか

上記のポイントを押さえた上で複数の業者を比較するといいでしょう。比較することで、製作業者ごとの強みや良いところ・悪いところが分かります。

Q.オリジナルグッズ製作でよくあるトラブルは?
A.イメージと完成品に大きな差が生まれたというトラブルです。デザインを確認したはずなのに、イメージと仕上がりに大きな差が生まれるのは、業者との意思疎通がうまくできなかったことが主な原因となります。できれば、直接顔を合わせて打ち合わせを重ねてもらいたいのですが、直接会えない場合はメールや電話で入念なやり取りを行ってください。どのようなデザインにしたいのかきちんと伝えることで、イメージと完成品での差がなくなります。

まとめ

オリジナルグッズを作って販売したり、自分で使ったりとさまざまな楽しみ方ができます。基本的に、自分でデザインしたものを作って販売することは可能です。ただし、知的財産権に引っかからないようなグッズを作らなければ、法律違反になってしまう恐れがあります。特に、アニメのキャラクターやアイドルなどの画像を載せたものや商品登録されているマークを真似(まね)したものなどは訴えられてしまうこともあるので注意が必要です。ルールをしっかりと守りオリジナルグッズを作成しましょう。


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