どう使い分ければいい? 手ぬぐいとタオルの違いは?
手ぬぐいとタオル。どちらも、汗を拭いたり、手洗い後の濡れた手を拭いたり…、同じ用途で使用されることが多いですよね。では、これらはどのように使いわければよいのでしょうか?
実は、手ぬぐいには手ぬぐいの、タオルにはタオルの良さがあるのです。そこで今回はこの2つの違いをご説明しましょう。手ぬぐいとタオルの使い分けに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
1.素材は同じ
手ぬぐいもタオルも素材は同じ綿です。しかし、織り方が違うためにタオルのほうがふかふかと柔らかく、吸水性も高いです。これだけだとタオルのほうが手ぬぐいよりも優れているように感じられますが、吸水性が高く柔らかいというとこはそれだけ乾きにくくかさばる、ということでもあるのです。
2.手ぬぐいはかさばらず乾きやすい
手ぬぐいはタオルほどの吸水性はありませんが、その分乾きやすくかさばりません。同じ大きさのタオルと手ぬぐいを同じように畳んでみれば手ぬぐいのコンパクトさが実感できると思います。
また、タオルは手で絞ったくらいでは乾きませんが手ぬぐいは手でギュッと絞って干しておけばすぐに乾きます。
3.夏場は手ぬぐいのほうがおすすめ?
タオルが一番活躍する季節、それは夏ではないでしょうか。お出かけの際にミニサイズのタオルをバックに必ず入れていく、という方は多いと思います。でもこのタオル、小さすぎると汗を拭きにくいし大きすぎると嵩張って持ちにくい。男性ならば首にかけることができるけれど、女性ではちょっと憚られるでしょう。
そんなときこそ手ぬぐいがお勧めです。一般的な洗面用タオルと同じサイズでも畳めばハンカチ程度になりますし、タオルよりも乾きやすいので、汗を拭いたらいつまでも湿っているということもありません。
4.使いにくければ切ってしまおう
手ぬぐいはサイズが決まっているから使いにくい、という方は思い切って切ってしまいましょう。もともと手ぬぐいは使う人のニーズに合わせて計り売りされているものでした。両端が切りっぱなしなのはその名残です。
ハンカチサイズで使いたい、という方は手ぬぐいを三等分にするとちょうどよい大きさになるでしょう。同じような模様が連続してプリントしてある手ぬぐいなら、好きなところで切ってもデザインがおかしくなることもありません。
まとめ
こうして改めて違いを挙げてみると手ぬぐいとタオル、それぞれに特徴があることがわかりますね。家では吸収性に優れたタオル、外では乾きやすい手ぬぐい…といったように使用するシーンによって使いわけるのも良いでしょう。