手ぬぐいの折り方を知りたい! オリジナル製作の方法やコツも詳しく!
今、手ぬぐいの折り方に大きな注目が集まっています。「手ぬぐいにはいろいろな折り方があると聞いたけど、どんなものがあるのだろう」とお考えではないでしょうか。確かに、手ぬぐいをアレンジする方法を知っていれば、さまざまな場面で活躍してくれますし、楽しみが広がりますよね。そこで今回は、手ぬぐいの折り方について詳しく解説しましょう。
この記事を読むことで、手ぬぐいの折り方やオリジナルの手ぬぐいを製作するコツがよく分かります。ぜひ、記事を読んでみてください。
1.手ぬぐいは折り方でいろんなアレンジが可能!
最初に、手ぬぐいの折り方にはどんなものがあるか、詳しくご紹介しましょう。
1-1.ブックカバー
文庫本程度の大きさなら、手ぬぐいでブックカバーを作るととてもオシャレに仕上がります。
- 手ぬぐいの長さを本の3個程度に調整する
- 手ぬぐいを縦に置き、本の背表紙が中心になるように置く
- 手ぬぐいを本にかぶせるように二つ折りにする
- 本からはみ出た部分は外側に折り返す。
- 折り返した部分を固定したまま、二つ折りにした部分をそっと開きます
- 本を手ぬぐいの横に置き、本の高さに合わせて上下を折ります。
- 重なった手ぬぐいを下の折り返し部分に差し込みます。左右同じようにします。
- 本の表紙を左右にできたポケットに差し込みます。
1-2.スマホケース
スマホケースも手ぬぐいを折って作ることができます。手ぬぐいが重なることで、適度なクッションになるのもメリットです。
- 手ぬぐいを縦に置き、長さがスマホの縦幅の2倍程度になるよう上下を折りたたむ
- スマホが少し見える程度に手前を上に折る
- 裏返して、左→右の順に内側に折りたたむ
- 布端が重なっているところを、片方輪の部分に差し込んで完成
1-3.ティッシュボックスケース
手ぬぐいを折って市販のティッシュボックスケースを作ると、すてきなインテリアになります。
- 手ぬぐいを横に置き、左右を内側に折ってティッシュボックスの横幅+高さより長めに調整する
- 片側をティッシュケースの側面に沿わせて折り上げる
- 2を片手で押さえ、上側の布をティッシュケースの側面に添わせるように折り上げる
- 3の状態をキープしたまま、もう片側をティッシュケースの側面に沿わせて折り上げる
- 反対側も2~4を参考にして同様に折り上げる
- 形を整えて左右の布端をそれぞれ軽く結んでおく
- 片方ずつ固結びをして再度形を整えて完成
1-4.財布
手ぬぐいの折り方で人気が高いのが、財布です。お祭りのときなどに、浴衣に合わせた手ぬぐいで折り、忍ばせるのもいいでしょう。
- 手ぬぐいの表を上にして縦に置く
- 右下を斜めに折り上げる
- 下から長さの3分の1程度をさらに上に折り上げる
- 下の部分をお札の幅に折り上げて裏返す
- 左右から中心に向かって観音たたみにする
- 上から3分の1の部分を両手でつまみ、手前に持ってくるように折りたたむ
- つまんだ部分を、折りたたんでできた下の四角部分に入れ込む
- 余った部分を内側に折り込み、形を整えて裏返す
- 上半分を手前に折りたたんで完成
1-5.ペットボトルホルダー
手ぬぐいが1枚あれば、ペットボトルホルダーを折ることができます。夏場は、ペットボトルの保冷や水滴予防にもなって便利です。
- 手ぬぐいの端を3cm程度折り返し、ペットボトルの首に巻いて2回結ぶ
- 手ぬぐいをペットボトルに沿わせて、余った部分をねじり上げる
- ねじり上げた先端をペットボトルの首の結び目に下から通し、しっかり引っ張り上げる
- 先端を側面のねじった部分に通して結び、ペットボトルの首のほうへ移動させて完成
1-6.法被(はっぴ)
手ぬぐいを折って法被を折ることもできます。お祭りやお祝いのときなどに折れば、ムードを盛り上げてくれることでしょう。
- 手ぬぐいを裏にして縦に置き、下側を10cm上に折る
- 1で折った部分の下側を2~3cm程度上に折る
- 下側から21cm程度のところで上に折る
- 3で折った部分を手ぬぐいの中心線に沿って下側へ三角に折る(両側共)
- 手ぬぐいを縦半分の位置で山折りにする
- 襟になる部分を残して、両端を縦に折る
- 両端の上部を開いて三角に折る
- 三角に折った部分のラインで後ろ側に折る
- 裏側の布を肩の部分まで均等に2回折って完成
2.手ぬぐいはオリジナルのオーダー製作がおすすめ
手ぬぐいは、オリジナル品をオーダー製作することも可能です。
2-1.ノベルティーや記念品に最適
手ぬぐいをオリジナルでオーダー製作すると、以下のようなメリットがあります。
- オリジナル性の高いノベルティーや記念品になる
- 製作方法が簡単
- 実用的なのでもらった人に愛用してもらいやすい
- 軽くてかさばらないため管理や持ち運びが楽
- リーズナブルな価格で製作できる
- 大量製作・追加製作も柔軟にできる
2-2.長方形が基本で素材は木綿が一般的
オリジナルの手ぬぐいは、以下のようなサイズ・形状・素材で作ることができます。
サイズ・形状
- 横90cm×縦35cm(長方形)
- 横33cm×縦33cm(正方形)
素材
- 岡木綿(プリント製作の場合)
- 文木綿(本染め製作の場合)
2-3.プリント製作なら多彩なデザインが可能
オリジナルの手ぬぐいは、プリント製作なら多色刷りでき、多彩なデザインが可能です。企業のノベルティーや記念品などで大量製作する場合も、安価でスピーディーに対応できます。より高級感を出したい場合は、本染め製作も可能です。単色表現かつ製作費用が高くなるものの、差別化や企業のイメージアップなどの効果が期待できます。
2-4.1ロット100枚~が製作目安
オリジナルの手ぬぐいは、プリント製作の場合で1ロット100枚~が目安です。製作費用については、以下をご覧ください。以下は、当スズキネでお受けした場合の一例です。
- 白枠あり:100枚31,000円~・300枚63,300円~・500枚74,500円~
- 白枠なし:100枚43,000円~・300枚129,000円~・500枚134,000円~
なお、本染め製作の費用目安は、プリント製作と比較して約2倍~です。
2-5.業者選びのポイント
オリジナルの手ぬぐい製作は、以下の条件を満たす業者に依頼しましょう。
- オリジナルの手ぬぐい製作実績が豊富にある
- 優れたデザインセンスを持っている
- オリジナル手ぬぐいのバリエーションが豊富
- 見積もりは無料
- リーズナブルで分かりやすい料金設定
- なるべく希望納期に合わせてくれる
- 対応が親切で顧客からの評判がいい
なお、当スズキネでも、オリジナルの手ぬぐい製作をお受けしています。まずは、デザインのご相談など、お気軽にお問い合わせください。
3.手ぬぐいの折り方に関するよくある質問
最後に、手ぬぐいの折り方に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。
Q.手ぬぐいが長すぎてうまく折れないときはどうする?
A.以下の方法で長さを調整してみてください。
- 手ぬぐいの端を折る
- 余分な部分を切断し端を縫う
ただし、いったん切断してしまうと元に戻せないので、まずは、手ぬぐいの端を折る方法を試してみるといいでしょう。
Q.お手本と比較して仕上がりの形がいびつになるのはなぜ?
A.手ぬぐいを折るときに、端をきちんと合わせていないことが考えられます。もしくは、お手本とはサイズや生地の厚さなどが異なる手ぬぐいを使う場合も、仕上がりの形に影響が出るでしょう。
Q.手ぬぐいを折るときりキレイに仕上げるコツは?
A.手をよく洗うことと、手ぬぐいにアイロンをかけておくことです。清潔に折ることができ、見た目もピシッと仕上がるでしょう。ほかの人にプレゼントとして贈る場合にもおすすめです。
Q.手ぬぐいを使うたびに折るのが面倒なのですが?
A.特定の折り方ばかりするのなら、ミシンなどで縫ってしまうのもいい方法です。ただし、手ぬぐいとして使ったりほかの折り方ができなくなったりするので注意しましょう。
Q.折り方を意識してオリジナル製作するとどんなメリットがある?
A.たとえば、特定の形に折った際に企業のロゴやマークが出るようにすると、宣伝効果が期待できます。詳しくは業者に相談してみるといいでしょう。
まとめ
今回は、手ぬぐいの折り方について詳しく解説しました。手ぬぐいは、折り方によってさまざまな活用方法があります。まずは、今回の記事で紹介した折り方を試してみてください。思っている以上に使い勝手がよいことに驚くことでしょう。さて、手ぬぐいはオリジナル製作することもできます。企業やサークルのノベルティーや景品に配れば、実用的でオシャレなアイテムとして喜んでもらえることでしょう。まずは、どんなデザインの手ぬぐいにしたいか、信頼できる業者とも相談してじっくり考えてみてください。