手ぬぐいをハンカチ代わりに持ち歩こう! 人気や魅力をご紹介します!
最近、手ぬぐいをハンカチ代わりに持ち歩く人が増えています。というのも、実は、手ぬぐいはハンカチよりも使い方のバリエーションが幅広いからなのです。さらに、吸水性に富み洗濯するほど柔らかくなるのも魅力でしょう。また、手ぬぐいは最近おしゃれな柄が増えプリントのバリエーションも豊富になり、ファッションアイテムとしても使われています。
ここでは、そんな手ぬぐいの魅力やハンカチとの違い、オリジナル手ぬぐいの製作方法などをご紹介しましょう。
この記事を読んでいただければ、手ぬぐいのさまざまな可能性がお分かりいただけるでしょう。ギフトにも最適な手ぬぐいの魅力をもっと知ってくださいね!
1.手ぬぐいはハンカチとして最高
日本古来のアイテムである「手ぬぐい」を、ハンカチ代わりに使う人が増えています。というのも、手ぬぐいには素材面や機能面でハンカチにはない長所がたくさんあるからです。手ぬぐいの魅力を知るためにも、まずは手ぬぐいとハンカチの違いなど基礎知識を学びましょう。
1-1.ハンカチに求める機能とは
ハンカチに求められる機能は、「吸水性」「速乾性」「触り心地」「コンパクト性」になります。その理由は、ハンカチは主に以下の用途で使用するからです。
- 洗った後のぬれた手を拭く
- 汗を拭く
- 咳(せき)やくしゃみをするとき口元に当てる
- 涙を拭く
- 座るときに洋服が汚れないようお尻に敷く
つまり、水分をよく吸い取り・洗濯に強く・すぐに乾き・肌に心地よく・小さく畳めること……が大切な要素になるのです。そのため、日常的に使うハンカチは、それらの要素を満たす木綿が使われます。
1-2.手ぬぐいのハンカチとしての機能とは
手ぬぐいもハンカチと同様の機能を持ち木綿で作られています。ただし、製品にするための製法が異なるのです。できあがりを比較すると、「手ぬぐいのほうが吸水性・速乾性・触り心地に優れている」といえるでしょう。製法に関しては後の項でご説明します。
1-3.手ぬぐいとハンカチの違い
手ぬぐいとハンカチは似ているようで、違いもたくさんあります。どのような部分が異なるのでしょうか。生地の製法・大きさ・使用方法などを比べてみました。
1-3-1.生地の製法の違い
手ぬぐいもハンカチも綿素材を用いていますが、製品になる前の精錬(せいれん)漂白方法が異なります。ハンカチ素材は主に「洋晒(ようざらし)」、手ぬぐいは「和晒(わざらし)」という製法で作られるのです。
- 洋晒し(ようざらし):連続自動精錬(せいれん)漂白機を使い40分ほどで「晒し加工品」を作る。繊維は平板で毛羽立ちが少なく仕上がる
- 和晒し(わざらし):48時間〜72時間以上かけ「和晒釜(わざらしがま)」(※)で繊維に負担をかけずに精錬する。毛羽立ちが残り空気を含んだ柔らかい仕上がりになる
一般的に、ハンカチは目が詰まっていてさらっとした固い手触りで、買ったばかりの新品は何度か洗わないと汗や水が吸い取りにくいものです。反面、手ぬぐいは肌触りが柔らかく空気をたくさん含んでいるので水分をよく吸い取るのが特徴となっています。
※和晒釜(わざらしがま):生地を洗浄・熟成するための釜で、昔ながらの和晒釜は日本で数か所にしかない。現在では機械制御による釜も使用されている。
1-3-2.サイズの違い
手ぬぐいとハンカチはサイズも異なります。ハンカチのサイズは、以下が一般的なサイズです。
- 子ども用、ポケットチーフサイズ:32×32cm
- 定番サイズ:45×45cm
手ぬぐいのサイズは、以下が一般的なサイズです。
- 定番サイズ:縦33cm×横90cm
- 剣道用:縦33cm×横100cm
1-3-3.使用方法の違い
手ぬぐいとハンカチは、携帯して汗や水分を拭くという使用方法は同じです。しかしながら、手ぬぐいはハンカチではできない使い方ができます。
- 銭湯で体の前を隠す
- 体を洗うとき、拭くときに使う
- 頭に巻いて汗取りとして使う
- 食器拭きに使う
以上は、手ぬぐいでないとできません。
2.手ぬぐいの人気とその魅力
ここ数年来、若い世代を中心に「手ぬぐい」がブームとなり注目されています。というのも、手ぬぐいにはハンカチにはない魅力があるからです。どのような部分が注目されているのでしょうか?
2-1.手ぬぐいの人気について
最近、手ぬぐいは「おしゃれ小物」として人気があるのです。その理由としては、ここ数年来、手ぬぐいメーカーが、昔ながらの古典柄だけではなくモダンな柄や配色の製品を多彩に展開していることが挙げられます。和柄だけではなく、今までになかったような洋風柄の手ぬぐいも数多く登場しているのです。これに伴い、手ぬぐいは「実用的な道具」としてだけではなく、ファッション・インテリア・ギフトなど用途がグンと広がり、人気が高まることとなりました。
2-2.手ぬぐいの魅力と新しい使い方
手ぬぐいの魅力は、「肌触りのよさ」と「多彩なアレンジができること」です。現在では昔ながらの使い方だけではなく、以下のような使い方も主流となっています。
- ゆるく巻いてヘアバンドに
- 首に巻いてストール代わりに
- 和風のカゴの中身にかぶせて目隠しとして
- テーブルランナーやランチョンマットとして
- 額に入れてインテリアに
- ギフトのときのラッピングに
さらに、吸水性と速乾性が高いので、かわいい柄の手ぬぐいを使って子ども服やバッグなどを作る人も多いようです。
3.オリジナル手ぬぐいの製作
手ぬぐいは自分のオリジナルで作ることもできます。そのメリットや実例をご紹介しましょう。
3-1.オリジナルで手ぬぐいを作るメリット
「オリジナル手ぬぐい」を作ることにはメリットがあります。手ぬぐいは、前項でご紹介したようにハンカチよりも用途が広いので老若男女が「もらってうれしいアイテム」です。そのため、企業やショップなどの販促用品・ノベルティとしても人気があります。手ぬぐいは日常的に使うものなので、手ぬぐいにプリントされた企業名やショップ名は人目に触れることも多く、宣伝効果が期待できるのです。
3-2.オリジナルのデザインで作れるメリット
オリジナル手ぬぐいは、自分好みのロゴやイラストなどを入れたデザインで作れるのが最大のメリットでしょう。そのため、販促用品以外にも以下のようなときにおすすめです。
- 婚礼や子どもの誕生などお祝いごとの記念として
- スポーツや趣味の同好会などチーム用品として
- イベントやパーティーの記念品として
3-3.オリジナルのデザイン例
創業100年以上の歴史を持つ布製品の製造・販売メーカー、株式会社スズキネでは、オリジナルの手ぬぐいのオーダーを請け負っています。リーズナブルで短時間に量産できる「プリント手ぬぐい」と、使い込むほどに風合いの出る「本染め」の両方があり好みで選べるのが魅力です。プリント手ぬぐいの実例はこちらを、本染めの実例はこちらをごらんください。
4.オリジナル手ぬぐいの製作方法
オリジナル手ぬぐいの製作方法は、メーカーによっても異なります。そのため、経験豊富で腕のいい誠実な業者を選ぶことが大切です。業者選びのポイントや製作の流れなどについてご案内しましょう。
4-1.業者選びのポイント
業者を選ぶときは、インターネットで探す人が多いと思います。以下のようなポイントをチェックしてください。
- 実績は豊富か
- 小ロットから大ロットまで対応しているか
- 料金体系は明確で分かりやすいか
- 納期はどれくらいか
- 無料で見積もりや相談に対応しているか
4-2.オリジナル手ぬぐい製作の流れ
株式会社スズキネのオリジナル手ぬぐい製作の流れやデザイン・印刷に関してご紹介しましょう。
4-2-1.製作の流れ
まず、無料見積もりフォームかフリーダイヤル・FAXなどでお問い合わせください。
- お問い合わせ後、製品に関する仕様・用途・数量・納期などについて打ち合わせをする(来社いただければ実際に生地見本やプリント見本などを見ながら打ち合わせも可能)
- 打ち合わせで決まった内容の見積もりを出す
- 2の金額で納得いただければ発注
- お客さまからデザインデータをいただき製作スタート
- 修正、校正を経て納品
製作の流れの詳細やデザインデータ・色校正などに関してはこちらを、具体的に価格を知りたい場合は、お気軽にこちらの無料見積もりをご利用ください。
4-2-2.オリジナル手ぬぐいを作るときの注意点
インターネットで見つけた写真やイラスト、ロゴなどをそのまま使ってオリジナルの手ぬぐいを作るときには注意が必要です。それらには「著作権」があり、何に使用してもOKな場合もあれば2次利用でグッズを作るのは禁止にしていることもあります。それらの素材をリリースしているサイトの「注意事項」をきちんと読んで確認してください。
5.手ぬぐいやオリジナル手ぬぐい製作〜よくある質問〜
手ぬぐいやオリジナル手ぬぐい製作に関して、よくある質問をご紹介しましょう
Q.おしゃれな手ぬぐいで小物を作りギフトにしたいのですが、どのようなものがはやっていますか?
A.柄をそのまま生かせる巾着袋やブックカバー、ランチョンマット&コースターなどは人気アイテムです。また、キッズグッズとしてはスタイ(よだれかけ)、帽子、ムームー型のワンピースなどもおすすめでしょう。
Q.手ぬぐいを使ったラッピング方法を教えてください。
A.以下の方法なら簡単にできます。
- 紙と同じように、箱を包んで和風のひもをリボン代わりにして結ぶ
- プレゼントするものをクシュッと巾着のように包み、首元を和風のひもやリボンで結ぶ
- ワインボトルをプレゼントするときは、手ぬぐいの端にボトルを置きくるくると巻いて、余った部分をリボンなどでキュッと結ぶ
手ぬぐいは、包装紙のように失敗してクシャクシャになることはないので何度でも包み直せます。いろいろ試してみましょう。
Q.自分でデザインデータは作れないのですが、ラフデザイン画からデータにしてもらえるのでしょうか。
A.スズキネでは対応可能となります。手書きのラフデザイン画だけではなく、エクセルやワードで製作したものでも大丈夫です。詳しくは、こちらをごらんください。
Q.オリジナル手ぬぐいの「本染め」とは何ですか。
A.スズキネでは、本染めの場合、職人の手作業を中心に進めます。高級感や独特の風合いがあり、染料が裏に抜けるので両面から模様を楽しむことができるのです。料理店や落語家、芸能人からの注文が多い染め方で人気があります。
Q.お気に入りの手ぬぐいをなるべく長持ちさせたいのですが、洗濯方法で気をつけることを教えてください。
A.洗濯機で洗剤を使って洗うのは避けましょう。ぬるま湯につけて石けんで優しく手洗いしてください。干すときはシワを伸ばし、直射日光に晒さずに風とおしのいい場所で陰干ししましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。手ぬぐいがハンカチの代わりになるというだけではなく、さまざまな使い方ができることがお分かりいただけたかと思います。最近の手ぬぐいは、色や柄が豊富なので普通に使うだけではなく、おしゃれな使い方をして楽しめるのが魅力でしょう。
また、どこにもないオリジナルの手ぬぐいを作るのもおすすめです。創業100年の老舗スズキネでは、他社には負けないリーズナブルな価格でオリジナル手ぬぐいを作っています。お気軽に無料見積もりをご利用ください!