オリジナルのメガネ拭きを作成したい! 印刷方法や業者の選び方は?


メガネ拭きは、文字どおりメガネのレンズ等の傷つきやすいものの汚れをふき取る布です。マイクロファイバーなどの柔らかく極細の繊維でできており、メガネ以外にもスマートフォンやDVDなどを拭くのに適しています。最近ではオリジナルのイラストや柄を印刷したメガネ拭きを作成し、記念品やノベルティとするケースも増えているのです。
そこで、今回はオリジナルメガネ拭きを印刷する方法や、業者の選び方などを解説しましょう。

  1. オリジナルメガネ拭きの特徴とメリット
  2. オリジナルメガネ拭きを作成する方法
  3. オリジナルメガネ拭きの業者選びについて
  4. オリジナルのメガネ拭き作成に対するよくある質問

この記事を読めば、メガネ拭きを記念品やノベルティとして作成するメリットや作成までの流れもよく分かりますよ。オリジナルの記念品やノベルティを作りたいと考えている方も、ぜひ読んでみてくださいね。

1.オリジナルメガネ拭きの特徴とメリット

この項では、オリジナルのメガネ拭きとはどういうものかということや、作成するメリットを解説します。なぜ、ノベルティや記念品にぴったりなのでしょうか?

1-1.オリジナルのメガネ拭きとは?

メガネ拭きとは、前述のとおりマイクロファイバーなどの柔らかく細い繊維で作られた布のことです。メガネを買うとサービスで付けてくれる店舗も多いでしょう。メガネだけでなく、スマートフォンやテレビの液晶画面・DVDなど硬く傷つきやすいものを拭くのに適しています。
オリジナルのメガネ拭きとは、メガネ拭きに独自のイラストや写真・模様などをプリントしたもののことです。印刷技術が進んだ現在では、オリジナルの色や柄を布の上に正確に転写できます。

1-2.オリジナルメガネ拭きの使い道

オリジナルのメガネ拭きは記念品やノベルティグッズ・同人グッズとしても人気があります。また、キャンペーンの商品やプレゼントなどにしても喜ばれるでしょう。

1-3.オリジナルのメガネ拭きを作成するメリット

メガネ拭きは、年齢や性別問わずに使用できるアイテムです。また、流行もないので、一度作成すれば長期間ノベルティグッズなどとして配ることもできます。軽くて小さいので保管していても場所を取りません。直射日光や湿気にだけ、気をつければ大丈夫です。
また、平面の布ですのでデザインもしやすいでしょう。製作費も安価ですので少数から作ることもできます。
さらに、メガネ拭きはいろいろな場所で使われることが多いので、宣伝効果も高いでしょう。

2.オリジナルメガネ拭きを作成する方法

この項では、オリジナルのメガネ拭きを作成する方法や印刷の種類、業者の選び方などを解説します。どのような業者が印刷・作成をしてくれるのでしょうか?

2-1.オリジナルメガネ拭きを作成する方法

オリジナルメガネ拭きを作成する方法は2つあります。1つは、転写シートなどを利用して、自宅のパソコンから出力したイラスト・写真・デザイン画をメガネ拭きに転写する方法です。10枚未満のオリジナルメガネ拭きを作りたい場合は、これでもよいでしょう。
もう1つは、印刷業者に依頼する方法です。10枚からの小ロットで受けつけてくれる業者もありますので、10枚以上作りたいという場合は、業者を利用するほうがよいでしょう。現在は、ホームページを開設している業者も多く、イラストや写真のデータのやり取りや注文まで、すべてネットで行えるところもあります。

2-2.オリジナルで作成できるメガネ拭きの種類

一般的なメガネ拭きの大きさは、10cm×10㎝~15cm×15cmです。ハンドタオルの約半分の大きさと考えれば、サイズのイメージがつかみやすいでしょう。もう少し大きい方がイラストやデザインが映えるという場合は、20cm×20cmのサイズで作ることができる業者もあります。ただし、大きいほどかさばりますのでよく考えてサイズを選びましょう。また、通常のメガネ拭きのほか、マイクロファイバーを袋状に縫い、中にコットンを入れたクッションタイプのものもあります。こちらは、スマホクリーナーなどの名前が付けられていることもあるでしょう。

2-3.どんなものが印刷できる?

メガネ拭きには、フルカラー印刷(昇華転写)という方法で絵や写真をプリントします。これは、特殊なインクを使って印刷した後で熱によってインクを気化させて、密着した記事に染色する方法です。転写ですから、写真など細かい色使いのものもきれいに印刷できます。また、平面の布ですからデザインしだいでシャレたものができあがるでしょう。

3.業者選びのポイント

この項では、業者選びのポイントや注意点を解説します。ぜひ、参考にしてください。

3-1.業者を選ぶ際に注目する点

オリジナルのメガネ拭きを、印刷してくれる業者はたくさんいます。業者を決めるポイントには、

  • ロット数が希望に沿っているか(10枚単位で印刷可能・1,000枚以上印刷可能など)
  • 値段(単色だと割引をしてくれるところもあり)
  • 納期(発注から納品までの期間は業者により異なる)
  • デザインの相談に乗ってくれるかどうか
  • 注文が簡単かどうか

があげられます。スズキネでは、4サイズから選べるほか、1,000枚以上のご注文ではサイズ指定も可能です。また、簡単なデザインでしたら、サービスで作成するほか、多数のひな型を用意してあります。「オリジナルメガネ拭きを作りたいけれど、デザインなどが決まらずに悩んでいる」という場合は、ぜひホームページからご相談ください。

3-2.注意点

メガネ拭きの印刷単価は、ロット数が多いほど1枚当たりの価格が下がります。10枚単位ですと1枚当たりが500~600円程度ですが、1,000枚単位ですと、1枚200円前後になるところもあるでしょう。流行に左右されないグッズですから、ノベルティ用などで作る場合は、思いきって多めに作っておいてもよいですね。
また、大抵のデザインやキャラクターには著作権があります。人気のキャラクターを無断で使用した場合は、著作権法違反になりますので、注意してください。現在、同人グッズの場合は、オリジナルの制作会社が「この範囲ならば作成してもいいですよ」というガイドラインを示しているところもあります。同人グッズとしてメガネ拭きを作成したい場合は、必ずガイドラインを一読して作成してください。
なお、フリーデザイン・フリーイラストでも「商業不可」というものがありますので、気をつけましょう。ちょっとした風景や動物の写真も、ネットにアップされたものを無断で使ってはいけません。

3-3.業者に依頼する前に

業者に依頼する前に、メガネ拭きに印刷してほしいイラストや写真・デザインを準備しておきましょう。スズキネのように簡単なデザインならば、依頼できる業者もあります。今の印刷技術ならば、大抵のイラストや写真を転写できますが、金・銀のような特定の色は出ないということもありますので、気をつけましょう。
また、データをネットでやり取りする場合は、拡張子や使用するソフトに気をつけてください。業者が指定するソフトや拡張子で画像や写真を保存して依頼しないと、色合いなどが変わってしまうこともあります。

4.オリジナルのメガネ拭き作成に対するよくある質問

Q.色によって発色しやすいもの、出にくいものはありますか?
A.前述のように金・銀・ラメといったものは、出にくいことがあるでしょう。また、メガネ拭き本体の色によっても見えにくいもの色があります。

Q.印刷できないイラストや写真などはあるのでしょうか?
A.公共風俗に反するようなイラストや写真は、断られることがあります。

Q.依頼をした後、最短でどのくらいの期間でできあがるのでしょうか?
A.2~3週間でできあがるのが一般的です。ただし、業者によっては夏コミや冬コミなど大イベント前なると、混み合うことがあります。急ぎの場合は相談に乗ってくれますが、余裕を持って申し込むとよいでしょう。

Q.どうしても既存のキャラクターを使用したい場合は、どうすればいいですか?
A.版権を持っている個人・企業などに申し込んでください。使用料を払えば使用できるキャラクターもいます。

Q.複数種のイラストを使い、全部で100枚というような以来の仕方も可能ですか?
A.はい。大丈夫ですが、イラスト1点ごとに別口の発注になりますので、100ロットから注文できる業者の場合は注文できないことがあります。

Q.ペイズリー柄や水玉模様のような柄に、著作権はあるのでしょうか?
A.ペイズリー柄やストライプ・文字には、著作権はありません。

5.おわりに

いかがでしたか。今回は、オリジナルメガネ拭きの作成方法などを開設しました。誰にでも使えて長持ちするという点では、ボールペンやメモ帳よりも、メガネ拭きは優れています。ちょっと印象に残るノベルティグッズを作成したいという場合は、メガネ拭きを候補に入れてみてください。


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