オリジナルのバンダナを印刷したい! 依頼方法や業者探しのコツは?
バンダナは、用途の広いファッションアイテムです。頭や首に巻くのはもちろんのこと、ハンカチと同じような使い方もできるので、性別や年代を問わずに人気があります。プレゼントにしても喜ばれるため、記念品やノベルティグッズに選ばれることも多いでしょう。
今回は、オリジナルの柄や絵を印刷したバンダナを作成する方法を解説します。
この記事を読めば、記念品やノベルティグッズ選びに迷うことはありませんよ。実用的な記念品やノベルティグッズを作りたいと考えている方も、ぜひ読んでみてくださいね。
1.バンダナって何?
バンダナは性別・年代問わずに使えるファッションアイテムです。ハンカチよりも一回り大きく作られているので、首や頭に巻いてオシャレを楽しむ方も多いでしょう。また、お弁当を包んだり風呂敷の代わりにしたりといった使い方もできます。バンダナの語源は、ヒンディー語の「バンドゥヌ」という絞り染めを意味する言葉です。かつては、木綿の布を絞り染めして作っていましたが、現在ではプリント印刷で好きな写真や絵を転写したものもあります。
2.オリジナルバンダナの用途
この項では、オリジナルバンダナを製作するメリットと、その用途について解説します。どのような時に作成すると便利なのでしょうか?
2-1.オリジナルバンダナとは?
オリジナルバンダナとは、自分の好きなイラストや模様を入れて作成したバンダナのことです。バンダナは大判な正方形の布ですから、いろいろなイラストや模様が入れられます。また、ファッションアイテムですから、派手な柄や個性的な絵をプリントしてもすてきです。
2-2.オリジナルバンダナの用途
オリジナルバンダナは
- 記念品(卒業・大会など)
- ノベルティグッズ
- イベントのアイテム
- 同人グッズ
などとして作成されることが多いでしょう。これ以外にも、景品や結婚式の引き出物用などとして作成することもあります。
2-3.オリジナルバンダナを作成するメリット
前述のとおり、バンダナは性別や年代を問わずに使うことができます。ファッションアイテム以外にもハンカチ代わりに使うことができますので、何枚あっても困ることはないでしょう。
また、バンダナには流行がありません。ノベルティグッズとして作る場合、長期間にわたって配り続けることもあるでしょう。うちわなどとも違い、季節を問わずに配ることもできます。さらに、バンダナは木綿製品ですから製作費も手ごろで、保管に場所を取りません。直射日光による色あせや湿気にだけ気をつければ、どこにでも保管することができます。
2-4.オリジナルバンダナを作成する方法
オリジナルバンダナを作成する方法は、2通りあります。1つは、転写シートや専用のインクなどを使って家庭で作る方法です。最近の家庭用プリンターは高性能ですから、布に印刷することもできます。この方法ですと、いつでもオリジナルデザインのバンダナを作成できるでしょう。ただし、大量生産には向いていません。10枚以上オリジナルバンダナを作りたいという場合は、専門の業者に依頼した方がよいでしょう。10枚、20枚といった小ロットで注文を受けてくれる業者もいます。
3.オリジナルバンダナを作成する流れ
この項では、オリジナルバンダナができるまでの過程や、業者選びのコツを解説します。ぜひ、参考にしてください。
3-1.業者を選ぶ
オリジナルバンダナを作成してくれる業者は、たくさんあります。業者によって受けつけてくれるロット数や印刷方法、納期などが違いますので、比較してみましょう。スズキネでは、50枚からオリジナルバンダナの作成を請け負っています。
ちなみに、バンダナは大量に作成するほど、1枚当たりの価格は安くなっていくので、ノベルティグッズを作る場合は、大量生産を受けつけてくれる業者がおすすめです。また、10枚から作ってくれるという小ロット専門の業者もあります。ホームページを作成している業者も多いので、インターネットで業者探しをするのもおすすめです。
3-2.サイズ・印刷方法を決める
バンダナのサイズは53cm×53cmが標準です。業者によっては52cm×52cmというところもあるでしょう。ハンカチとは異なり、あまり小さいものは作ることができません。それでも、50cmサイズ、55cmサイズのバンダナを作るという業者もあります。標準サイズ以外のバンダナを作りたい場合は、業者と相談してみてください。
印刷方法は、インクジェットプリントとシルクスクリーン印刷の2種類から選べる、という業者が一般的です。インクジェットプリントとは、インクを布に吹きつけて印刷する方法で、写真などもそのまま印刷することができます。家庭用のインクジェットプリンターと同じ仕組みと言えば、理解しやすいでしょう。フルカラー印刷でバンダナを作りたいという場合は、こちらの方が価格が安価です。しかし、金や銀といった色はプリントできません。また、布地が紺や黒の場合は発色がうまくいかないこともあります。
シルクスクリーン印刷とは、色ごとに版を作ってインクを乗せて布地に印刷していく方法です。この方法ですと、どのような色でも使うことができます。ラメ加工などもできますし、布地の色に発色が左右されることはありません。その反面、色ごとに版が必要ですので、多くの色を使うほど値段が高くなります。黒い布地に白一色で印刷をしたいという場合などは、シルクスクリーン印刷がおすすめです。
3-3.デザインを決める
バンダナは大きな絵や写真を全面にプリントしてもいいですし、小さな模様を散らしてもオシャレです。ノベルティグッズの場合は、企業のマークや名前をデザインに取り入れてもいいでしょう。スズキネでは、簡単なデザインでしたらサービスでデータを制作しています。デザインのアイデアが出ないという場合は、ご相談ください。
デザインのデータの入稿方法は業者によって異なります。使えるソフトや拡張子などの確認を忘れずに行いましょう。
なお、デザインにも著作権があります。インターネット上ですてきなイラストやデザインを見つけても、勝手に流用してはいけません。著作権フリーの場合でも、商用利用ができないものもありますので、注意しましょう。また、同人グッズの場合はメーカーが独自の規約を定めているところもありますので、確認してから作成してください。
3-4.見積もり・納期を確認し、依頼する
デザインやサイズが決まったら、見積もりや納期を出してもらいましょう。納得できたら、正式に依頼します。追加注文の予定がある場合は、割り引いて作成してもらえるか確認してください。バンダナの作成費用は業者によって異なりますが、デザイン料に加えて1枚当たり500~1,000円が相場です。前述のとおり、たくさん作成した方が単価は安くなります。
ホームページから簡単に作成を申し込めるところもありますので、利用してみましょう。
3-5.注意点
バンダナは、色数や印刷方法・布地・製法によって価格が異なります。同じようなバンダナでも価格が異なるものもありますので、必要ならばサンプルなどを作成してもらいましょう。また、パソコンでデザインをした場合、液晶画面で見る色と実際の発色が異なる場合もあります。こちらも、必要ならばサンプルを作成してもらい、色校正を行ってください。
4.オリジナルバンダナに対するよくある質問
Q.オリジナルであれば、どのようなデザインでもバンダナにすることはできますか?
A.基本的には可能ですが、業者によっては公序良俗に反するようなデザインは受けつけていないところもあるでしょう。
Q.どのようなデザインに著作権が発生するのですか?
A.基本的にCマークがついているものは、すべて著作権があります。また、写真も撮影した方に著作権がありますので、勝手に使用してはいけません。
Q.自治体のゆるキャラをデザインに取り入れたい場合は、どうしたらいいでしょうか?
A.ゆるキャラは、自治体によって使用ルールが決められています。市役所などに問い合わせてみてください。地元の企業ならば、届け出を出せば無料、もしくは格安で使用できるというところもあります。
Q.ペイズリー柄や迷彩柄などにも著作権はあるのでしょうか?
A.ありません。著作権は基本的に50年で切れますので、古典的な柄や家紋なども一部を除いて自由に使うことができます。
Q.業者を選ぶ前に、最低限決めておいた方がいいものはなんでしょうか?
A.おおよそのロット数・印刷してほしい素材(イラスト・文字・写真など)・色数などを決めておくと商談がスムーズに進むと思います。
おわりに
今回はオリジナルデザインのバンダナを作成する方法などを解説しました。印刷技術の進歩により、オリジナルデザインのバンダナを作成してくれる業者は増え続けています。
スズキネは、明治時代から数々の繊維品を扱う店として営業を始め、現在は、手ぬぐいを中心としてさまざまな布製品のオーダーメイドを承っています。当社が作成するバンダナは綿100%で国内工場の生産です。スクリーン染色とフルカラー染色から選択ができ、イラストはもちろん写真もキレイにプリントできます。基本サイズは52cm×52cmで、別サイズも相談が可能です。ノベルティや記念品に作成すれば実用性も高く喜ばれることでしょう。作成を考えている方は、ぜひ一度当社にご相談ください。