オリジナルでプリント手ぬぐいを製作する方法〜ノベルティとしての活用事例〜


オリジナルのプリント手ぬぐいをプロモーションアイテムとして使用する場合、どのようなデザインにすべきか、どのように製作すべきか悩んでいる方は多いでしょう。

企業やイベントで大活躍するプリント手ぬぐいは、オリジナリティをデザインで表現することが大切なポイントです。そこで、本記事では、オリジナル手ぬぐいのデザインプロセスや、製作時のポイントなどを解説します。

  1. オリジナル手ぬぐいのデザインプロセス
  2. 素材選択の重要性
  3. 印刷方法の比較と選択
  4. 製造プロセスとコスト管理
  5. ノベルティ商品としての手ぬぐい活用事例
  6. ノベルティ手ぬぐいのマーケティング戦略

この記事を読むことで、印刷方法別の特徴や製造プロセス、手ぬぐいをノベルティとしての活用する方法なども分かります。悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

1.オリジナル手ぬぐいのデザインプロセス

最初に、オリジナル手ぬぐいのデザインプロセスをチェックしましょう。

用途を明確にすることが大事

オリジナル手ぬぐいは、デザイン段階から目標を固めることが大切なポイントです。デザインの自由度が高いからこそ、何のために手ぬぐいを製作するのか、目的と用途を明確にする必要があります。オリジナル手ぬぐいを製作する目的・用途をハッキリとさせておけば、だいたいのデザインが見えてくるでしょう。特に、ノベルティやブランディング・プロモーションとして手ぬぐいを製作する場合は、デザインが顧客の満足度や宣伝・販促効果に大きく反映することになります。

デザインの幅が広い施工業者に依頼する

オリジナルデザインの手ぬぐいを製作している業者の中には、製作しているデザインが限られているケースがあります。オリジナル手ぬぐいなのに選択肢が限られていると、満足できる手ぬぐいを作ることはできません。逆に、幅広い選択肢があると、デザインを自由に決めることができます。なるべく幅広い選択肢のある施工業者に依頼することが、デザインの大切なポイントでもあるのです。

いろいろな用途で製作できるスズキネのオリジナル手ぬぐい

布製品のオリジナル製作と販売を行っているスズキネでは、いろいろな用途で利用できるオリジナル手ぬぐいが製作できます。プリント手ぬぐいはもちろんのこと、本来の手ぬぐいを感じることのできる「本染め」や「反応染め」と多種多様です。製作目的や用途に合わせて、最適な手ぬぐいが製作できます。

2.素材選択の重要性

ここでは、手ぬぐいの素材選びで注意しておきたいポイントを解説します。

肌触りと質感が変わる

口や手を拭う際によく使用される手ぬぐいは、肌触りと質感が非常に重要です。オリジナル製作を行っている業者の中には、安価な素材を使用しているところがあります。特に、極端に安すぎる費用を提示する業者は、品質の悪い素材で手ぬぐいを製作する傾向があるので注意が必要です。どれだけデザインが素晴らしいものでも、肌触りが悪いと顧客体験を高めることはできません。オリジナル手ぬぐいを製作する際は、素材にも注目しましょう。

地球環境にやさしい素材

地球温暖化が世界の大きな課題になっている現代において、地球環境にやさしい素材が注目されています。オリジナル手ぬぐいの製作においても、地球環境に配慮した素材かどうか、注視している顧客もいるでしょう。特に、手ぬぐいを企業のプロモーションとして活用する場合、企業理念が地球環境保全となっているのにも関わらず、地球に配慮していない素材を使用するのは論外です。企業やブランドイメージに適切な素材を選びましょう。

実物を見せてもらう

一般的に、オリジナルのプリント手ぬぐいは、岡(綿100%)の素材を使用することになります。非常に繊細な繊維となる綿は、吸水性に優れているという点がメリットです。やわらかな肌触りも特徴となりますが、実際にどのような感じなのかイメージしにくいところがあるでしょう。そのようなときは、施工業者に実物を見せてもらってください。実際に、施工業者が手がけた手ぬぐいを見せてもらうことができれば、肌触りも実感できますし、完成品がイメージしやすくなります。

3.印刷方法の比較と選択

ここでは、印刷方法別の特徴と選び方を解説します。

プリント手ぬぐいのメリット・デメリット

プリント手ぬぐいは、フルカラー印刷で自由度の高いデザインにも対応できます。多色印刷が可能だからこそ、ポップなデザインや写真も反映できるほか、幅広い用途に活用できるでしょう。なお、プリント手ぬぐいの主なメリット・デメリットは、以下のとおりです。

プリント手ぬぐいのメリット

  • 低価格で安定した品質の手ぬぐいが製作できる
  • 本染めよりも細かい線が表現できる
  • 色指定ができる
  • イメージに近い色で仕上がる
  • 印刷・製版は機械で行うため、量産と短納期の対応が可能

プリント手ぬぐいのデメリット

  • 本染めのように、高級感や独特な風合いは表現できない
  • 裏面までインクが浸透しないため、裏面は白っぽくなる
  • インクの関係によって、表面の手触り感が本染めよりも硬くなる

本染め・反応染めの特徴

手ぬぐいにはプリント以外にも、本染めと反応染めの2種類があります。
本染めは、職人の手作業中心で完成させるため、1枚1枚微妙に異なる表情を楽しむことができるでしょう。本染めならではの高級感や独特の風合い、そして両面から模様を楽しめるという点が大きな特徴です。ただし、細かいデザインは壊れやすく、イメージしていた色と異なる可能性があります。
一方、反応染めは、本染めならではの高級感とプリントの繊細さを融合した染色技法です。肌触りの良さとデザインの再現性を両立させたい方に向いています。

用途・デザイン・予算で選ぶ

オリジナル手ぬぐいの印刷方法や種類は、用途・デザイン・予算で選ぶのがポイントです。たとえば、細かいデザインを反映させたい場合はプリント、大きめのデザインで裏面も楽しみたい場合は本染めがいいでしょう。用途に合わせてデザインを考えることになりますが、デザインによって印刷方法や種類も変える必要があります。また、印刷方法によって費用も異なるため、事前に確認しておきましょう。

4.製造プロセスとコスト管理

ここでは、オリジナル手ぬぐいの製造プロセスとコスト管理を解説します。

納品までの大まかな流れ

参考として、スズキネにおける納品までの流れを紹介します。

  1. 無料見積もりフォームまたは電話(0120-523-381)から問い合わせをする
  2. 製品に関する仕様・用途・数量・納期などを具体的に伝える
  3. 打ち合わせて決定した内容で提示された見積書を確認する
  4. 見積書に納得しだい、正式に注文する
  5. イラストレーターでデザインのデータを作成する
  6. デザインデータの確認後、製作開始→納品

デザインデータを作成できない方は、簡単なデザインを見せていただければスズキネでデータを無料作成します。複雑なデザインの場合は、有料になる場合があるのでご注意ください。

予算内で抑えられるデザインにする

デザインが複雑になればなるほど、予算をすぐにオーバーしてしまう恐れがあります。あらかじめ予算が決まっている場合は、その旨を製作業者へ伝えておくといいでしょう。そうすれば、予算内でどのようなデザインができるのか、相談しながら決めることができます。製作業者の中には、デザイン相談を受け付けているところがあるので、少しでも不安要素がある場合はすぐに相談するのがおすすめです。

優先順位を決めることも大切

オリジナル手ぬぐいのコスト管理は、優先順位を決めることが大切なポイントです。たとえば、企業や店舗をアピールしたい場合は、企業のロゴや店名を入れたデザインにするだけでもオリジナリティを出すことができます。シンプルなデザインかつ色数を減らすほど、費用を最小限に抑えることができるでしょう。手ぬぐいのデザインで何をアピールしたいのか、デザインの優先順位を決めるのも重要です。

5.ノベルティ商品としての手ぬぐい活用事例

ここでは、ノベルティ商品として、手ぬぐいの活用事例を紹介します。

地元を盛り上げるための手ぬぐい製作

地域活性化を目的としたノベルティ商品の活用事例です。手ぬぐい全面に地元の地形や名産物などのイラスト、上部に地名を入れることで、地元を盛り上げるための手ぬぐいが完成しました。観光協会が主導とするイベントなどで、オリジナルの手ぬぐいを配布すれば、地元のアピールにつながります。また、手ぬぐいは日本古来の文化でもあるため、海外向けのPRとしても最適です。

企業名や商品名をアピールしたデザイン

オリジナル手ぬぐいに、企業名や商品名を入れることで自社のブランドやサービスをアピールできます。ノベルティ商品は、企業や商品・サービスなどを幅広い人に知ってもらうことを目的としたアイテムです。ノベルティ商品をより多くの人に無料配布することで、認知してもらえるでしょう。企業の周年記念や、新しいサービスを展開する際に、贈答品またはオマケとして配布すると喜ばれます。

イベントやキャンペーンとして活用する方法も

ノベルティとしての手ぬぐいは、さまざまなイベントやキャンペーンで活躍するものです。イベントのオリジナルキャラクターを反映させたり、日付を入れたりするだけでもプレミア感が増します。また、キャンペーンを利用した方限定で無料配布するなど、配布方法に工夫を凝らすことでコレクターからも注目されやすくなるでしょう。イベントやキャンペーンで手ぬぐいを活用する際は、配布方法も工夫を凝らしてみてください。

6.ノベルティ手ぬぐいのマーケティング戦略

ここでは、ノベルティ手ぬぐいのマーケティング戦略を解説します。

ターゲット層を意識したデザイン

マーケティング戦略としてオリジナル手ぬぐいを活用する場合は、ターゲット層をしぼる必要があります。たとえば、10~20代の若者を対象にするのであれば、ポップでオシャレなデザインを意識したほうが注目されやすくなるでしょう。逆に、高齢者を対象にする場合は、何を伝えたいのか分かりやすいデザインのほうが親しまれます。オリジナル手ぬぐいをどの年代に配布するのか、ターゲット層をしぼることで、マーケティング効果も期待できるでしょう。

プレミア感・レア感を出すための工夫

いつでもどこでも手に入る手ぬぐいよりも、なかなか手に入らない手ぬぐいのほうがプレミア感が増すものです。マーケティング戦略を意識する場合は、プレミア感やレア感のある手ぬぐいであることをアピールする必要があります。たとえば、コラボイベントで限定イラストの手ぬぐいを参加者へ配布したり、○○円以上購入いただいた方にオリジナル手ぬぐいをプレゼントしたりするなどです。手に入れる条件を設けると、オリジナル手ぬぐいの価値が高まります。

SNSを運用することも大事

オリジナル手ぬぐいを製作したとしても、多くの人に存在を知ってもらう必要があります。「参加者にはオリジナル手ぬぐいをプレゼントします」とアピールしたいときに、活用できるのがInstagramなどのSNSです。特に、現代は情報社会ですので、ほとんどの人がSNSを利用しています。オリジナル手ぬぐいの写真をSNSにアップして、URLを添付するPRはマーケティング戦略の1つです。SNSは公式サイトへ飛ばずとも情報が入手できる手段ですので、写真や画像を用いて上手にアピールしましょう。

オリジナル手ぬぐいならスズキネへ

どの製作業者へ依頼すべきか悩んでいる方は、ぜひスズキネにご依頼ください。スズキネでは、プリント手ぬぐいだけでなく、本染めと反応染めの製作も行っています。すべてがオーダーメイドで完全国内生産という点が特徴です。お問い合わせや見積もり等の連絡事項はメールを通じて行っていますが、デザインなどの具体的な選択や打ち合わせは対面型を重視しています。また、小ロットから大ロットまで対応しているため、お客様の要望や条件にも答えることが可能です。

まとめ

いかがでしたか? オリジナルでプリント手ぬぐいを製作する場合は、製作目的と用途を明確にすることが大切なポイントです。特に、ノベルティとして活用する場合は、デザインの自由度が高いからこそ、ターゲット層をしぼる必要があります。なかなかデザインが思い浮かばない場合は、製作業者に相談するのがおすすめです。スズキネでは、どのような相談や要望にも応える実績があります。無料相談も受け付けていますので、ぜひ一度お問い合わせください。


創業明治40年の確かな実績!国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚179円〜

国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚149円~