風呂敷のオリジナル製作を活用する方法・ポイントなどを徹底解説!
「オリジナル風呂敷はプロモーションアイテムとしてどのように活用できるのか」など、オリジナル風呂敷の製作で悩んでいる方は多いでしょう。
デザインを自由に決めることができるオリジナル風呂敷は、さまざまな場面で活躍するアイテムです。しかし、仕様を自由に決められるからこそ、しっかりとイメージや製作目的を固めておく必要があります。
本記事では、オリジナル風呂敷を製作する際のポイントなどを詳しく説明しましょう。
この記事を読むことで、ノベルティ商品としての利用事例や、素材選択の重要性なども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.オリジナル風呂敷のデザインプロセス
まずは、オリジナル風呂敷のデザインプロセスをチェックしましょう。
使用用途や目的を明確にする
オリジナル風呂敷を製作する場合は、使用用途や目的をハッキリさせることが大切です。たとえば、会社の周年記念でオリジナル風呂敷を製作するのであれば、周年記念であることが分かるデザインのほうが記念になります。使用用途や目的が分からないまま、オリジナル風呂敷を製作すると本来の目的とは異なるデザインになってしまうので注意してください。また、使用用途や目的を明確にすれば、最適なデザインがイメージしやすくなります。
活用シーンや年齢層を考える
使用用途や目的を明確にするのはもちろん、活用シーンや年齢層を考慮してデザインを考えるのも大切なポイントです。どのようなシーンで活用するのか、どの年齢層をターゲットにするかどうかでデザインも大きく変わります。たとえば、子ども向けのイベントでオリジナル風呂敷を販売するとなれば、子どもの目を引くようなデザインにするのが理想です。逆に、高年齢の顧客をターゲットにしている場合は、色合いと併せて落ち着いたデザインにするといいでしょう。
製作事例を参考にする
具体的なデザインが思いつかない場合は、製作事例を参考にしてみてください。「オリジナル風呂敷 製作事例」とインターネットで検索すれば、さまざまなデザインが出てきます。また、製作業者のホームページもチェックしてみるといいでしょう。どのようなデザインのオリジナル風呂敷が製作されているのか、参考になるものがたくさんあります。
製作業者にデザインを相談する
一般的に、オリジナル風呂敷を製作する場合は、デザインをイラストレーターで作成することになります。イラストレーターで作成できない、デザイン案が思い浮かばない場合は、製作業者に相談するのがおすすめです。オリジナル風呂敷の製作実績が豊富な業者は、デザイン相談を受け付けています。要望や活用シーンなどを伝えることで、適したデザイン案を提案してくれるでしょう。また、ラフ画やデザインに入れたいロゴなどがあれば、製作業者に伝えてみてください。
2.素材選択の重要性
ここでは、素材選択の重要性について詳しく説明します。
必ずチェックしておきたい肌ざわり
オリジナル風呂敷は、デザインだけが自由に決められる項目ではありません。素材やサイズなども自由に選択できますが、そこで注意してほしいのは風呂敷に使用される生地です。生地の種類によっては肌ざわりが変わり、中には肌ざわりの悪い素材もあります。製作業者には悪質な業者が存在しているため、製作を依頼する前に生地の感触はチェックしておきたいポイントです。
素材によって仕上がりが変わる
オリジナル風呂敷の素材選びは、非常に重要です。肌ざわりはもちろんのこと、質感や仕上がりに大きな違いが出ます。オリジナル風呂敷を使用する場面によっては高級感を重要視したり、大量生産のために高級感よりも価格を優先したりすることもあるでしょう。活用シーンや製作目的などによって、素材も変える必要があります。
オリジナル風呂敷の主な素材
では、オリジナル風呂敷に用いられる素材には、どのような種類があるのでしょうか。オリジナル風呂敷で使用される主な生地を、以下にまとめたのでぜひ参考にしてください。
- 木綿ブロード:オーソドックスな生地。平織りの生地で肌ざわりがよく、印刷がキレイに仕上がる。ただし、シワになりやすい
- 木綿シャンタン:横方向に筋が入った変わり織りの生地。和柄との相性がよく、高級感のある風呂敷に仕上がる。ただし、木綿ブロードと同じくシワになりやすい
- ポリエステルメロンアムンゼン:ちりめん風の生地で高級感がある。和柄との相性がよく、短納期にも対応可能。シワになりにくい生地だが、洗濯はできない
- ポリエステルポンジ:最も安価な生地で、ノベルティ等の配布用としてよく使用される。シワになりにくいが、洗濯はできない
3.製造プロセスとコスト管理
ここでは、製造プロセスとコスト管理について詳しく説明します。
風呂敷の仕様とデザイン案を固める
まずは、オリジナル風呂敷の仕様とデザインを固めます。製作業者のホームページをチェックしながら、生地の種類やサイズ、染色方法などを確認しましょう。ここで、ある程度の仕様とデザインを固めておくことで、製作業者もより具体的な費用の見積もりが出せます。デザインが固まっていなくとも、どういうシーンで使用するのか、どのくらいの数が必要なのかを伝えるだけでOKです。
製作業者と打ち合わせで詳細を決める
次に、製作業者のホームページまたは電話で問い合わせて、スタッフとの打ち合わせに入ります。近くに実店舗があれば、直接赴き、対面で打ち合わせをすることになるでしょう。対面でなければ、電話またはメールでも可能です。ただし、対面のほうが生地サンプルを見せてもらえたり、過去に製作したオリジナル風呂敷が確認できたりします。遠方の場合でも、在庫があれば現物サンプルを見せてもらうことができるでしょう。
見積書の内容を確認する
打ち合わせで決定した内容をもとに、製作業者が見積書を作成します。見積書にはどのような工程にいくらかかるのかが詳細に記載されているため、しっかりと確認してください。あらかじめ予算が決まっている場合は、見積もり前にその旨を伝えておくといいでしょう。予算内でどのようなデザインが可能なのか、製作業者からアドバイスをもらうことができます。気になるところがあれば先に尋ねておくことが、コスト削減のポイントです。
デザインデータの作成と入稿
見積書に納得すれば、製作業者と正式に契約を交わします。そして、オリジナル風呂敷のデザインデータを作成しましょう。前述したように、ほとんどの製作業者はイラストレーターでのデザイン入稿をお願いしています。イラストレーターで作成したデータをメールで送り、問題がなければ製作に入るという流れです。なお、イラストレーターで作成できない場合は、製作業者が代わりにデータを作成してくれるので安心してください。ただし、イラストレーターでのデータ作成を行っていない製作業者もいるため、事前の確認が必要です。
製作費用の支払いと商品の受け取り
最終デザインの確認後、オリジナル風呂敷の製作へと入ります。国内の自社工場で製作を行っている業者であれば、発注から納品まで14~25日ほどで納品されるでしょう。製品を受け取る前に、製作費用の支払いが必要となります。製作業者の入金確認後、商品が発送される流れです。早く商品を受け取りたい場合は、その旨を製作業者に伝えてください。製作業者のスケジュールによっては、納期を早めてくれる可能性があります。
4.ノベルティ商品としての風呂敷の利用事例
ここでは、ノベルティ商品としての風呂敷の利用事例をいくつか紹介します。
会社のロゴや校章・学校名を入れる
ノベルティとしてオリジナル風呂敷を製作する例として、会社のロゴや校章・学校名を入れることがあります。ノベルティは商品宣伝のために、団体や個人が無料配布する記念品です。学校や企業の周年記念として、オリジナル風呂敷は最適なノベルティアイテムとなります。会社のロゴや校章・学校名を日付と一緒に入れるだけでも、オリジナル性を出すことができるでしょう。また、複雑なデザインではないため、製作費用も最小限に抑えられます。
海外へのプロモーションとして
オリジナル風呂敷は、海外へのプロモーションとしても活用されています。風呂敷は日本の伝統文化でもあるため、海外の人はお土産としてよく購入しているアイテムです。海外へのプロモーションとしてオリジナル風呂敷を製作する場合は、富士山や桜など日本を象徴するデザインにすると喜ばれます。自社の商品やサービスを海外へアピールする際に、オリジナル風呂敷はおすすめです。
イベントの参加賞として
オリジナル風呂敷は、イベントの参加賞としてもおすすめのノベルティグッズです。大きなイベントに参加した際の記念品として配布すれば、参加者にとってもよい思い出になるでしょう。なお、イベントの参加賞としてオリジナル風呂敷を製作する際は、イベントのロゴや名前・日付を入れるのがポイントです。どのイベントに参加したのか分かるデザインにすることで、風呂敷を手にするたびに思い出します。
期間限定のキャンペーンやコラボアイテムとして
ノベルティとしてのオリジナル風呂敷は、期間限定のキャンペーンに活用できます。キャンペーン中、グッズを数千円以上購入した方へノベルティを配布するなど、工夫はさまざまです。期間限定のノベルティアイテムと知れば、レアものとして注目されるでしょう。また、コラボカフェや企業同士のコラボ記念品としてもオリジナル風呂敷が活躍しています。
5.ノベルティ風呂敷のマーケティング戦略
ここでは、ノベルティ風呂敷のマーケティング戦略を解説します。
ノベルティを配布する意味・目的を考える
マーケティング戦略としてノベルティのオリジナル風呂敷を活用する場合は、ノベルティを配布する意味と目的について考える必要があります。そもそも、何のためにオリジナル風呂敷をノベルティとして配布するのか、何を目的に製作するのか、明確にすることが大切です。ノベルティを配布する目的としては、企業のイメージアップや認知拡大、見込み客の情報収集などがあります。
ターゲットの興味やニーズを把握する
ノベルティ風呂敷を配布するターゲットが、今どのようなことに興味があるのか、どのようなものを求めているのかを把握する必要もあります。ターゲットの興味やニーズを把握できていれば、求めているものに合ったオリジナル風呂敷が製作できるでしょう。逆に、ターゲットの興味やニーズに合っていないオリジナル風呂敷は、配布しても受け取ってくれなかったり、企業のイメージや商品などに悪い印象を与えてしまったりする恐れがあります。
アピールしたいサービスや商品に関連しているか
ノベルティを通してアピールしたいサービスや商品があれば、それに関連しているデザインでオリジナル風呂敷を製作したほうがいいでしょう。まったく関係のないデザインにしてしまうと、ノベルティとしての効果が発揮できなくなるからです。ノベルティは受け取った人が、そのサービスや商品を自然と思い出せるアイテムとなります。ノベルティとしての役割を果たすためにも、アピールしたい商品やサービスを意識してみてください。
トレンドを押さえているか
トレンドを押さえているデザインかどうかも、ノベルティとしてオリジナル風呂敷を製作する際にチェックしておきたいポイントです。トレンドを押さえたほうが、製作したオリジナル風呂敷に注目してもらえます。ノベルティを配布することで、より多くの人に商品やサービスを知ってもらうことが大切です。現在流行しているデザインや、注目されているトレンドを押さえてオリジナル風呂敷を製作しましょう。
まとめ
いかがでしたか? オリジナル風呂敷は、ノベルティとして最適なアイテムです。企業の周年記念や卒業式・結婚式・イベントなど、さまざまなシーンで活用できます。オリジナルだからこそ、自由にデザインや材質・サイズも決められるので、使用目的や用途に合った風呂敷を製作しましょう。
なお、オリジナルの布製品を製作しているスズキネでは、無料相談や無料見積もりが可能です。風呂敷の製作でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。