オリジナルグッズで手ぬぐいを製作する方法とポイントを徹底解説!


オリジナルグッズとして手ぬぐいを製作する場合、プリント方法による違いや作成する際の注意点を把握しておかなければなりません。オリジナルの手ぬぐいが製作できるからこそ、どのようなデザインにすべきか、どのプリント方法を選べばいいのかと悩んでいる方は多いでしょう。それらの悩みを解決したほうが、よりスピーディーに製作できます。

本記事では、オリジナルグッズとして手ぬぐいを製作する際のポイントなどを詳しく説明しましょう。

  1. オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成するメリット
  2. プリント方法による違いと選び方
  3. オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成する際の注意点
  4. 製作業者選びのポイント
  5. オリジナルグッズの手ぬぐいに関してよくある質問

この記事を読むことで、手ぬぐいのプリント方法による違いと選び方・注意点なども分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成するメリット

最初に、オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成するメリットについて説明します。

1-1.好きなデザインで製作できる

オリジナルグッズとして手ぬぐいを製作する大きなメリットは、自分の好きなデザインを反映させることができる点です。既存の手ぬぐいではなく、自分がデザインしたオリジナリティ満載の手ぬぐいが製作できるのは魅力の1つといえるでしょう。手ぬぐいはハンカチ代わりになるだけでなく、お弁当箱を包んだり、ものを持ち運んだりするときにも使えます。さまざまなシーンで使えるアイテムだからこそ、オリジナルデザインの手ぬぐいは多くの人が喜んでくれるでしょう。

1-2.販促品・ノベルティとして活用できる

オリジナルグッズとしての手ぬぐいは、販促品やノベルティとしても大活躍するアイテムです。たとえば、イベント先行限定商品として販売したり、商品を購入した方限定に無料配布したりするなどがあります。オリジナルのデザインを施した手ぬぐいだからこそ、特別感が増し、販促品・ノベルティとして注目されることでしょう。また、オリジナルグッズの手ぬぐいを通して、サービスや商品を多くの人に知ってもらうこともできます。

1-3.海外展開商品としておすすめ

手ぬぐいは、昔から親しまれてきたアイテムです。日本を代表する観光地には、さまざまな手ぬぐいを販売している店舗もたくさんあります。そのため、海外展開商品としてもオリジナルグッズとしての手ぬぐいは有効です。海外向けに商品展開を検討している方は、オリジナルグッズとして手ぬぐいを検討してみてはいかがでしょうか。

2.プリント方法による違いと選び方

ここでは、プリント方法による違いと選び方を解説します。

2-1.プリント

プリントで製作する手ぬぐいは、低価格で製作できる点がメリットです。仕上がりの質よりも費用を優先したい方は、プリントの手ぬぐいをおすすめします。低価格だからといって、質が落ちるわけではありません。プリントの手ぬぐいは、細かい線を表現できるほか、色指定が可能なのでほぼイメージに近い色で仕上がります。高級感や独特な色合いはありませんが、製版・印刷は機械で行うため、短納期での製作や量産が可能です。

2-2.本染め

日本古来の伝統的技法でもある「注染(ちゅうせん)」で、オリジナルの手ぬぐいを製作する方法です。模様を染める型染め技法の1つとなっており、手ぬぐいの染色によく用いられています。本染めの手ぬぐいは、何よりも高級感や独特な色合いが表現できる点でしょう。プリントは裏面までインクが浸透しません。けれども、本染めは裏抜けがいいので両面から模様が楽しめます。そのほか、着色した部分が硬くならず、ソフトな手触りになるのも本染めの特徴です。

2-3.デザインで選ぶ

プリントか本染めかで悩んだときは、デザインで決めてください。細かい模様を反映させたい・細かいデザインにしたい場合は、本染めよりもプリントが最適です。大きなデザインにするなら、プリントではなく本染めを選択するといいでしょう。また、イメージしている色と大差ない仕上がりにしたい場合は、プリントがおすすめです。本染めは職人が1つずつ注染するので、イメージと異なる色に仕上がる可能性があります。

2-4.状況に合わせる

手ぬぐいを発注するときの状況に合わせて、方法を選ぶのもポイントです。たとえば、時間がない場合、機械を使って製作するプリントのほうが納期まで時間を要しません。前述したように、本染めは職人の手作業になるため、どうしても納品まで時間がかかってしまいます。また、プリント方法によって製作費用も異なるので、予算も踏まえて選んだほうがいいでしょう。予算内でどの方法が選べるのか、製作業者と相談してください。

3.オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成する際の注意点

ここでは、オリジナルグッズとして手ぬぐいを作成する際の注意点を解説します。

3-1.サイズと材質をチェックする

製作業者によって、手ぬぐいのサイズや材質が異なるので注意しましょう。一般的な手ぬぐいのサイズは、横90cm×縦35cm(または33cm)となっています。製作業者の中には、ハンカチ手ぬぐい(横33cm×縦33cm)や大判・剣道用(横100cm×縦33cm)も用意されているのでチェックしてみてください。どのような用途・目的で手ぬぐいを製作するのか明確にしておくと、サイズが選びやすくなります。また、手ぬぐいの材質は綿100%になるケースがほとんどです。

3-2.デザインの確認は入念に

オリジナルグッズとして手ぬぐいを製作する際は、デザインにも注意しておかなければなりません。サイズやプリント方法をチェックした上で、どのようなデザインにすべきか考えましょう。デザインをしっかりと確認しておかなければ、「イメージと仕上がりが違った」というトラブルが起きてしまいます。デザインで気になる箇所や疑問点などがあれば、すぐに製作業者へ訪ねることが大切です。製作実績のある業者ほど、要望に合ったデザインの提案やアドバイスをしてくれるでしょう。

3-3.見積書の内容を確認する

製作へ入る前に、見積書の内容を細部まで確認しておかなければなりません。見積書にはどのような工程でいくらかかるのか、手ぬぐいの仕様や単価などが具体的に記載されています。悪徳業者は、見積書に記載されていない追加費用を納品後に請求してくる恐れがあるので注意が必要です。見積書を確認して、疑問点や不明点がある場合は解決してから正式に依頼しましょう。製作業者とのトラブルを未然に防ぐためにも、事前の確認が必要です。

3-4.製作業者選びも大切なポイント

製作業者をどこにすべきか悩んでいる方は多いでしょう。早く製作を依頼したいからと、急いで業者を選んでしまえば悪徳業者に引っかかる恐れがあるので注意しなければなりません。製作業者選びも、オリジナルグッズの手ぬぐいを作成する際に押さえておきたいポイントとなります。それでは、製作業者を選ぶ際は、どのポイントに注目すればいいのでしょうか。次の項目で詳しく見ていきたいと思います。

4.製作業者選びのポイント

ここでは、製作業者選びのポイントを解説します。

4-1.手ぬぐいのオリジナル製作実績があるか

まず、注目してほしいのは、手ぬぐいのオリジナル製作実績があるかどうかです。製作業者のホームページで、製作事例が掲載されているかチェックしてみてください。オリジナル製作の実績がある業者ほど、どのような条件や要望でも最適なプランを提案してくれます。また、こうすればより良い手ぬぐいが製作できる、こういうデザインにしたほうがいいなど、的確なアドバイスももらえるでしょう。

4-2.小ロットから大ロットまで対応しているか

オリジナル製作において、製作業者のロット数はチェックしておきたいポイントです。特に、最小ロット数がどのくらいなのか確認しておきましょう。最小ロット数とは、納品対応できる最小製造数のことです。つまり、最小ロット数が50枚の場合、50枚以下の発注はできません。製作業者の中には、最小ロット数が1,000枚など大きな数で設定しているところもあるので注意してください。できるだけ小ロットから大ロットまで対応している製作業者に依頼するといいでしょう。

4-3.スタッフの対応が丁寧でスピーディーか

製作業者を選ぶ際は、スタッフの対応にも注目です。スタッフの対応が丁寧でスピーディーな製作業者は、安心して依頼できます。けれども、スタッフの対応が悪く、返事も遅い製作業者は悪徳業者の可能性が高いので依頼しないほうがいいでしょう。イメージと仕上がりの差をなくすためには、製作業者との打ち合わせが必要不可欠となります。スタッフの対応が悪いと小さなことでも相談しにくくなり、後でトラブルになる可能性が高くなるのです。

4-4.手ぬぐいの製作ならスズキネへ

オリジナルグッズの手ぬぐいを製作したい方は、ぜひスズキネにご依頼ください。手ぬぐい・ハンカチ・バンダナなど布製品のオリジナル製作を行っているスズキネでは、全国に協力会社のネットワークを持っており、完全国内生産となっています。すべての製品を国内で生産しているからこそ、高品質かつ短納期が実現できているのです。無料相談も受けつけていますので、手ぬぐいの製作でお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。

5.オリジナルグッズの手ぬぐいに関してよくある質問

オリジナルグッズの手ぬぐいに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.オリジナル手ぬぐいの主な用途は?
A.雑貨販売やイベント物販でオリジナルグッズの手ぬぐいを出しているケースがよくあります。そのほか、イベント限定商品として、博物館や美術館・水族館などのお土産コーナーにも手ぬぐいが置かれているでしょう。その土地だけで手に入るオリジナルグッズにするほか、通販限定としてもオリジナル手ぬぐいは使えます。また、周辺記念品・サークル・粗品としても活躍するアイテムです。

Q.オリジナル手ぬぐいのデザインを考えるコツは?
A.何のためにオリジナルグッズの手ぬぐいを製作するのか、目的を明確にすることです。製作目的がハッキリしておけば、デザイン案も浮かびやすくなります。また、インターネットなどで「手ぬぐい オリジナル」と検索してみるといいでしょう。製作業者のホームページなどにも製作実績が掲載されているので、いろいろなデザインを参考にしてみてください。

Q.製作費用を抑えるコツは?
A.シンプルなデザインにすることです。色数を少なくしたり、デザインをシンプルにしたりすることで製作費用を抑えられる可能性があります。また、あらかじめ予算が決まっている場合は、その旨を製作業者に伝えておくといいでしょう。予算内でできるデザインを提案してくれるので、スムーズに製作できるはずです。

Q.本染めの図柄パターンは?
A.スズキネの場合、以下の図柄パターンから選べます。

  • 白色1色:白地に柄が全体の30%程度。柄は1色に染色したもの
  • 白地多色:白地に柄が全体の30%程度。柄は2色以上に染色したもの
  • 総柄1色:白地に柄が全体の半分以上。柄は1色変色したもの
  • 総柄多色:白地に柄が全体の半分以上。柄は2色以上に染色したもの
  • 地染め1色:ベタ地で1色染色したもの。柄は白抜き
  • 地染め多色:ベタ地で1色染色したもの。さらに柄へ1色以上染色

Q.デザインの入稿方法は?
A.製作業者によって異なりますが、多くはAdobe Illustratorといったイラストレーターで製作することになります。イラストレーターのソフトを使って作成したデザインを、メールで製作業者へ送りましょう。容量が大きくメールでの送信が困難な場合は、CD-Rなどのメディアに保存し郵送します。簡単なデザインなら製作業者でデータ化してくれるので、相談してみてください。

まとめ

いかがでしたか? オリジナルグッズとしての手ぬぐいは、イベントや販促用・ノベルティとして活躍するアイテムです。自分で考えたデザインで製作できるため、目的や用途に合わせて作ることができるでしょう。イメージどおりの手ぬぐいにするためには、製作業者選びが大切なポイントとなります。手ぬぐいなど布製品のオリジナル製作を行っているスズキネでは、無料相談が可能です。オリジナルグッズの手ぬぐい製作を検討している方は、ぜひ一度お問い合わせください。


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