オリジナル巾着を作る方法とポイントは? 使用シーンや製作のメリットも
「オリジナル巾着をどのような場面で使用できるのか」「どのようなデザインがいいのか?」など、オリジナル巾着の製作で頭を抱えている方は多いでしょう。
オリジナル巾着は実用性があるので、さまざまな場面で活躍しています。使用目的や用途をしっかりと把握しておけば、理想的なオリジナル巾着を作ることができるでしょう。
本記事では、オリジナル巾着を作る方法やポイントなどを解説します。
この記事を読むことで、オリジナル巾着の多様な活用方法や使用シーンなども分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.オリジナル巾着の使用シーンを紹介
最初に、オリジナル巾着の使用シーンをチェックしましょう。
ノベルティーグッズとして
オリジナル巾着は、ノベルティーグッズとして人気があります。ノベルティーグッズとは、企業が商品やサービスの認知拡大を目的として製作し無料配布するものです。代表的なノベルティーグッズとして、カレンダー・ボールペン・ノート・エコバッグなどがあります。その中でも、オリジナル巾着は年齢や性別を問わずに、多くの人に喜ばれる実用性のあるものです。普段使いしやすいアイテムだからこそ、ノベルティーグッズとして活用されています。
イベントの記念品として
町おこしや地域イベント、ライブ、フェアなど、さまざまなイベントの記念品としてもオリジナル巾着が活用されています。イベントのロゴや名前・日付などを入れたオリジナル巾着はオリジナル性があるので、参加した人にとっても貴重な記念品になるでしょう。また、オリジナル巾着は小物入れとしても役立つため、お菓子入りとしてイベント参加者に配布したり、イベント限定グッズと併せて販売したりすることもあります。
卒業式や入学式などの贈呈品として
オリジナル巾着は、卒業式や入学式などの贈呈品としても使用できるアイテムです。どのようなデザインにすべきか悩む際は、学校の名前や校章・日付を入れるだけでもステキな記念品になります。オリジナル巾着は、ほかのアイテムよりも大量製作しやすいという点もメリットの1つです。卒業生や入学生が多くとも、オリジナル巾着なら比較的お得に贈呈できるでしょう。
企業の周年記念として
オリジナル巾着は、企業の周年記念としても活用されるケースが増えています。デザインを自由に考えることができるため、ユニークな周年記念を贈りたいと思っている方にもおすすめです。また、企業の中には、お中元やお歳暮としてオリジナル巾着を顧客へ贈るところもあります。
2.オリジナル巾着のデザインアイデア
ここでは、オリジナル巾着のデザインアイデアをいくつか紹介します。
ロゴと柄を合わせる
企業やイベントのロゴだけでもオリジナル性を出すことはできますが、ロゴと柄を合わせたほうがオシャレなオリジナル巾着に仕上がります。たとえば、ロゴと小花柄、ロゴとボーダーというように柄を組み合わせることで華やかなデザインになるでしょう。なお、ロゴと柄を組み合わせる際のポイントは、企業やイベントの内容に合っている柄や色を採用することです。使用シーンや使用目的を明確にした上でデザインを考えましょう。
オリジナルキャラクターや写真プリントで彩る
企業の商品PRやイベントなどでオリジナルキャラクターをアピールする際、巾着のデザインに反映させることもアイデアの1つです。さまざまなデザインで製作できるオリジナル巾着のメリットを最大限に生かすことができます。特に、子ども向けの商品を製作している企業や子ども向けイベントでは、キャラクターをモチーフにしたアイテムが喜ばれるでしょう。また、写真をそのままオリジナル巾着に反映させることも可能です。ライブイベントなどでは、バンドメンバーの写真をオリジナル巾着のデザインに使用することもあります。
マチ付き、ヒモの色など細かい部分も
オリジナル巾着を製作する際は、ヒモなどの細かい部分までこだわりを持たせることもできます。たとえば、シンプルなデザインの場合はヒモだけ明るい色にしたり、ヒモに止め玉を付けたりするなどです。そのほか、片側だけにヒモを付けることもできます。また、マチ付きかマチなしだけでも使い道や形が大きく変わるため、使用シーンに合わせて選択するといいでしょう。さらに、オリジナル巾着を製作している業者の中には、口元がフリルになるタイプの巾着もあります。
3.オリジナル巾着をオーダーする流れとポイント
ここでは、オリジナル巾着をオーダーする流れとポイントを解説します。
製作業者を選ぶ
まずは、オリジナル巾着の製作を行っている業者を選びます。オリジナル巾着を製作している業者はたくさん存在しているため、どこに依頼すべきか悩みがちです。製作業者によって製作できる巾着のサイズや形状などが変わるので、最初に使用目的や使用シーンを明確にしてく必要があります。使用目的と使用シーンを明確にした上で、製作業者を選ぶ際は下記のポイントに注目するといいでしょう。
- オリジナル巾着の製作実績があるか
- 製作事例がホームページ等に掲載されているか
- サイズや材質などの選択肢が充実しているか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- デザイン相談を行っているか
- 口コミや評判がいいか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
製品の仕様を具体的に決める
製作業者が決まりしだい、製品の仕様について具体的に決めていきます。オリジナル巾着の仕様として押さえておきたい項目は、サイズ・材質・染色方法の基本仕様です。参考として、オリジナル製作を行っているスズキネの基本仕様を紹介します。
サイズ
- マチなし巾着:(SS)幅8cm×高さ10cm、(S)幅12cm×高さ14cm、(M)幅16cm×高さ18cm、(L)幅20cm×高さ25cm
- マチ付き巾着:(S)幅12cm×高さ14cm×底マチ3.5cm、(M)幅16cm×高さ18cm×底マチ5cm、(L)幅20cm×高さ25cm×底マチ8cm、(ランチ)幅24cm×高さ15cm×底マチ12cm
材質
- 木綿オックス:ボリューム感のあるしっかりとした素材
- 木綿シャンタン:話の雰囲気がある変わり織りの生地
- ポリエステルトロマット:耐久性のある安価な生地
- ポリエステルメロンアムンゼン:高級感のあるちりめん風生地
- ポリエステルサテン:光沢がある豪華な雰囲気の生地
染色方法
スクリーン染色:シルク印刷で色数によって値段が変わる
フルカラー染色:インクジェット印刷で多色・細かいデザイン・写真画像・グラデーションに対応している
デザインを考える
オリジナル巾着の基本仕様を決めた後は、デザインの作成へと入ります。デザインを決める際は、使用シーンを考えることが大切なポイントです。なお、デザインは一般的にイラストレーターを用いて作成することになります。イラストレーターのデータをメールで送るか、CD-ROMなどに保存して郵送しましょう。イラストレーターでデザインを作ることができない場合は、デザインイメージやラフスケッチをもとに作成してくれる製作業者に依頼するのがおすすめです。
見積書の内容は必ず確認する
最終的なデザインをしっかりとチェックするのはもちろん、見積書の内容も細部まで確認することが大切なポイントです。依頼した基本仕様になっているか、見積書の内容が具体的に記載されているか、しっかりと確認してください。見積書の内容が不明確になっている場合、製作後に業者とトラブルになる恐れがあります。製作業者とのトラブルを防ぐためにも、見積書の内容で感じた疑問点や不安要素は依頼前に解消しておきましょう。
4.オリジナル巾着の製作ならスズキネへ
ここでは、スズキネのサービスを紹介します。
創業100年の実績がある
オリジナル布製品の製造と販売を行っているスズキネは、創業100年の確かな実績があります。明治創業以来、さまざまな繊維製品を扱い、多くの実績と幅広いネットワークを築いてきました。老舗ならではの職人技と最新技術の融合によって、完全国内生産の高品質なオリジナル製品の製作が可能です。すべての製品を国内で生産しているので、高品質なオリジナル巾着を求めている方はぜひ一度お問い合わせください。
小ロットから大ロットまで短期間で納品
製作業者の中には大ロットから注文を受けているところがありますが、スズキネは小ロットからの注文が可能です。小ロットから大ロットまで短期間で納品できるというメリットがあります。オリジナル巾着の場合、データ入稿から約14~25日の間で納品が可能ですが、お急ぎの場合でも状況やロット数によっては早めの納品が可能です。また、オリジナル巾着は100個より製作を行うことができます。
1人1人の幅広いニーズに対応
スズキネは、これまでの実績と経験を生かして、お客様1人1人のニーズに応えることができます。お問い合わせや見積もり等の連絡手段はメールを通じて迅速に行っていますが、デザインや素材等の具体的な選択や打ち合わせは「対面型」の対応を重視しているという点が特徴です。お客様と直接対面・対話を行い、お客様のニーズを把握した上で製作を進めていきます。遠方のお客様に対しては、メール・電話・FAXで1つ1つ確認しながら対応しているので安心です。
まずは無料見積もりを
スズキネでは、すべての製品を他社に負けない安価で提供しています。高品質かつ低価格でオリジナル巾着を製作したい方は、まずは無料見積もりをご依頼ください。無料見積もりはホームページのフォームから可能です。また、デザイン・サイズ・料金・納期・入稿データなど商品に関する問い合わせも受け付けているので、ぜひチェックしてください。
5.オリジナル巾着に関してよくある質問
オリジナル巾着に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.イメージどおりのオリジナル巾着を製作するコツは?
A.デザインが固まっている場合は、その旨をしっかりと製作業者へ伝えることです。どのようなシーンで使いたいのか、どのような客層に向けて配布したいのかなど、小さなことでも構いませんのでしっかりと伝えておきましょう。なかなかデザインのイメージが出てこない場合は、製作業者のホームページ等で製作事例をチェックするのがポイントです。
Q.基本仕様で記載されていないサイズや形状でも製作できるのか?
A.製作業者の中には、ホームページに記載されていない基本仕様以外の形状やサイズでも対応可能なところがあります。理想的なサイズや形状がある場合は、製作できるかどうか業者に尋ねてみてください。ただし、形状が複雑な場合は縫製技術の問題で対応できない可能性もあるので注意が必要です。
Q.費用を抑えるポイントは?
A.できるだけ製作費用を抑えたい方は、色数を少なくしたり、シンプルなデザインにしたりするのがおすすめです。色数が多く、複雑なデザインになればなるほど、費用が高額になる可能性があります。あらかじめ予算が決まっている場合は、その予算内でどのようなデザインができるのか、製作業者に相談するのがおすすめです。
Q.デザイン作成のテンプレートはあるのか?
A.製作業者の中には、デザイン作成のためのテンプレートを用意しているところがあります。テンプレートがあれば、比較的簡単にデザインのデータが作成できるでしょう。自分でデータが作成できない場合は、製作業者にデータ化を依頼してください。
Q.製作業者とよくあるトラブルは?
A.「イメージと違う」「見積書には記載されていない追加費用を請求された」というトラブルが増えています。製作業者とのトラブルを防ぐためにも、しっかりと要望を伝えることが大切です。
まとめ
オリジナル巾着は実用性が高く、自由にデザインを決めることができるのでノベルティーやイベントグッズなど幅広いシーンで活用されています。ほかのアイテムよりも大量生産がしやすく、低価格で製作できるため、費用を最小限に抑えたい方にもおすすめです。なお、スズキネでは創業100年の実績があり、お客様のニーズに合わせたデザインや仕様を提案しています。オリジナル巾着の製作を検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。