風呂敷を特注するメリットと方法を解説! 特注風呂敷を上手に活用しよう!
特注で作る風呂敷は、さまざまな場面で活用できる優れものです。記念品としてはもちろんのこと、プレゼントやイベントなどでも大いに役立ちます。そんな特注の風呂敷をどうすれば製作できるのか、悩んでいる方は多いでしょう。あらかじめ、風呂敷を特注するメリットや方法を把握しておけば、理想の風呂敷が出来上がります。
本記事では、特注の風呂敷を活用するポイントなどを解説しましょう。
この記事を読むことで、風呂敷を特注するメリットや方法なども分かります。悩んでいる方はぜひチェックしてください。
1.風呂敷はどんな場面で役立つのか?
まずは、風呂敷が役立つ場面をチェックしておきましょう。
1-1.ものを運んだり、包んだりできる便利アイテム
風呂敷は、ものを運んだり包んだりできる便利なアイテムです。一般的な風呂敷は正方形に近い形をしており、室町時代からものを収納したり包んで持ち運んだりしていたといわれています。現在、風呂敷の使い方は多岐にわたりますが、従来の使い方で活用している方もたくさんいるようです。いろいろなものを包み、持ち運ぶことができるからこそ、さまざまな場面で活用できる便利アイテムといえるでしょう。
1-2.テーブルクロスなどのインテリアとして
大きめの風呂敷は、テーブルクロスや額に飾るなどインテリアとしても使えます。さまざまな柄があるので、好きな柄をテーブルクロスにするだけでも食卓が華やかになるでしょう。好きなキャラクターなどがプリントされている風呂敷なら部屋に飾って楽しんだり、玄関口にオシャレなデザインの風呂敷を飾ったりするだけでもOKです。
1-3.自由にアレンジできる
風呂敷は自由にアレンジできるのも大きな魅力があります。最近では、ブックカバーやボックスティッシュカバーにアレンジして使っている方も増えているようです。風呂敷は折りたためば小さくなるので、幅広い場面で活躍できるでしょう。結ぶ位置を変えるだけでも、さまざまな大きさのものを包み落ち運ぶことができます。
2.風呂敷を特注するメリット
ここでは、風呂敷を特注するメリットについて解説します。
2-1.オリジナルデザインにできる
風呂敷を特注する大きなメリットは、オリジナルデザインにできることです。既存の風呂敷に好きな柄がない・自分が描いたデザインを反映させたいと思っている方には、まさにピッタリのアイテムといえるでしょう。デザインを自由に考えることができるからこそ、プレゼントをする相手や配布する年齢層などを考えて風呂敷を特注すれば、納得できる仕上がりになるはずです。前述したように、風呂敷は全体にデザインを反映させられるので個性を出すことができます。
2-2.好きなサイズが選べる
風呂敷の特注はデザインが自由に決められる点だけでなく、サイズが選べるのもメリットの1つです。風呂敷を製作している業者によって選べるサイズは異なりますが、一般的には以下のようなサイズとなります。
- 約50×50cm
- 約70cm×70cm
- 約90cm×90cm
上記以外でも対応しているところはあるので、製作を依頼する前にホームページ等を確認してみてください。既存の風呂敷にはないサイズで作ることができるのも、特注ならではのメリットといえるでしょう。
2-3.安価で製作できる
安価で製作できるのも、風呂敷を特注する大きなメリットです。近年、風呂敷はイベントやキャンペーンなどでよく活用されています。後ほど、【4.特注風呂敷の活用アイデアを紹介】で詳しく説明しますが、販促用アイテムとして利用しやすいからです。幅広い年代に使ってもらえるだけでなく、安価で製作できる点が人気の理由といえるでしょう。販促用アイテムとしては、ほかにもトートバッグ・ブックカバー・ランチョンマットなどさまざまな種類があります。その中でも、風呂敷はいろいろな場面で使用でき、安価で製作できるメリットがあるのです。
3.風呂敷を特注する方法
ここでは、風呂敷を特注する方法とポイントを解説します。
3-1.布製品の製作業者に依頼する
風呂敷の特注を作る際は、製作業者に依頼するのが一般的です。ただし、どのような製作業者に依頼すればいいのか悩む方は多いでしょう。そんなときは、オリジナルの布製品を製作している業者に依頼するのがおすすめです。中でも、製作実績が豊富な業者を選ぶといいでしょう。布製品の製作実績がある業者ほど、要望をしっかりと聞いてくれるのでイメージどおりの風呂敷を作ることができます。なお、創業100年を誇るスズキネでは布製品の製造と販売を行っているので、風呂敷の特注でお悩みの方は、ぜひ一度お問い合わせください。
3-2.製作目的を明確にする
風呂敷の特注を依頼する前に、製作目的をハッキリとさせることが大切です。何のために風呂敷を特注で作るのか、その目的を明確にしておくことでイメージどおりの仕上がりになります。たとえば、会社のPRや創立記念に風呂敷を配布する場合、デザインに会社の名前やロゴを入れるといいでしょう。サークルの仲間内で風呂敷を製作する場合は、集合写真を反映させるとステキな思い出の一品になります。
3-3.材質と染色方法を確認する
風呂敷のサイズはもちろんのこと、材質と染色方法もしっかりとチェックしておかなければなりません。材質と染色方法は、製作業者によって異なるのでホームページや打ち合わせで確認してください。なお、スズキネの場合では以下のようなラインナップとなっております。
材質
- 木綿ブロード:印刷の再現性に優れた標準的な生地
- 木綿シャンタン:話の雰囲気がある変わり織りの生地
- ポリエステルメロンアムンゼン:高級感のあるちりめん風生地
- ポリエステルポンジ:薄くて軽い滑らかな生地
染色方法
- スクリーン染色:シルク印刷。色数によって値段が異なり、数量が多い場合は単価が安くなる
- フルカラー染色:インクジェット印刷。多色・細かいデザイン・写真画像・グラデーションに対応できる。小ロット向き。
3-4.見積書は要チェック!
「特注の風呂敷を作るといくらかかるのか?」と製作費用が気になっている方は多いでしょう。風呂敷の製作費用はデザイン・色数・注文数・サイズ・染色方法などで異なります。まずは、どのようなデザインにするのかなど具体的な仕様を製作業者に伝えてください。予算が決まっている場合は、その旨もスタッフにしっかりと伝えておきましょう。予算内でどのような風呂敷ができるのか、製作業者と打ち合わせを重ねることが大切です。見積書には具体的な料金が記載されているので、細部までチェックしてください。
3-5.製作の大まかな流れ
製作業者に依頼する際の大まかな流れは下記を参考にしてください。
- 製作業者のホームページまたは電話で見積もりを申し込む
- 希望製品の仕様・用途・数量・納期などを詳しく伝える
- 打ち合わせで決定した見積書を確認し、納得できれば正式に依頼する
- デザインをイラストレーターで作成し、データをメールで送る
- デザインの最終確認後、製作開始→納品
風呂敷の仕様によっては、流れが変わる可能性もあります。不安な方は、製作業者に尋ねてください。
4.特注風呂敷の活用アイデアを紹介
ここでは、特注風呂敷の活用アイデアをいくつか紹介します。
4-1.記念品・プレゼントとして
特注風呂敷は、記念品やプレゼントとして最適です。たとえば、入学式や卒業式の記念品・結婚式での引き出もの・サークル仲間へのプレゼントなど、さまざまな場面で活躍します。オリジナルのデザインで作る風呂敷だからこそ、思い出の品として喜ばれるでしょう。記念すべき日付を風呂敷のデザインに反映させることもできますし、仲間たちで撮影した写真を使うのも方法の1つです。老若男女に喜ばれるアイテムなので、記念品・プレゼントとして風呂敷を贈ってみてはいかがでしょうか。
4-2.販促用アイテムにおすすめ
特注の風呂敷は、販促用アイテムとしてもおすすめです。風呂敷は古いイメージや中年層が使っている印象を受けると思いますが、最近ではさまざまなイベントやキャンペーンなどでオリジナルの風呂敷が幅広く利用されています。比較的安価で製作できるのもありますが、さまざまな用途で活用できるアイテムだからこそ、販促用アイテムとして選ばれているのです。また、風呂敷はコンパクトに折りたためることもあり、気軽に配布しやすい点も魅力といえるでしょう。
4-3.オリジナルグッズとして販売する
同人販促会など、特注の風呂敷をオリジナルグッズとして販売することも可能です。前述したように、風呂敷は老若男女の人が使えるアイテムだからこそ、オリジナルグッズとしてたくさんの人の手に取ってもらいやすくなるでしょう。自分が考えた柄やキャラクターをデザインに反映させるだけでも、この世に1つだけの風呂敷が作れます。
5.特注の風呂敷に関してよくある質問
特注の風呂敷に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.風呂敷はどんな使い方ができるのか?
A.ものを包んだり、ちょっとしたお出かけに運んだりするだけでなく、風呂敷はいろいろな使い方ができます。最近では、風呂敷をトートバッグ代わりに活用している方が増えてきているようです。トートバッグとして使う際は、下記のやり方を参考にしてみてください。
- 裏面を上にして広げ、手前の両端を持つ
- 1回深く結ぶ
- その先端で解けないように固く結ぶ
- 奥の両端を持つ
- 手前の2、3と同じように結んで完成
Q.製作費用を抑えるコツは?
A.できるだけ、製作費用を抑えたい方は色数を減らしたり、シンプルなデザインにしたりするといいでしょう。色数が少なければ少ないほど、費用を抑えることができます。シンプルなデザインでもロゴに工夫を凝らせば、既製品にはない個性的なデザインになるはずです。また、予算内に抑えられるように、製作業者と打ち合わせを重ねることも大切なポイントとなります。
Q.風呂敷を特注する際の注意点は?
A.製作業者にすべてを任せきりにしないことです。「自分じゃ分からないから……」と製作業者にお任せしてしまうと、イメージとは異なる仕上がりになる恐れがあります。どのようなシーンで使いたいのか、どのようなデザインにしたいのかなど、しっかりと製作業者に伝えてください。納得できるまで打ち合わせを重ねることが、イメージと完成品の差をなくすポイントです。
Q.デザインで悩んだときはどうすればいいのか?
A.製作業者のスタッフに相談してみましょう。製作実績のある業者なら、どのようなデザインにすればいいのか具体的なアドバイスをしてくれるはずです。逆に、デザインの相談にのってくれない・いい加減な回答ばかりするような製作業者には気をつけましょう。どのような質問にも親身に話を聞いてくれる製作業者に依頼することが大切です。また、製作業者のホームページに掲載されている事例を見ると、デザインの参考になります。
Q.製作業者選びのポイントは?
A.どの製作業者に依頼すればいいのか分からない……と悩んでいる方は、下記のポイントに注目してみてください。
- 風呂敷など布製品の製作実績があるか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 実際に手がけた風呂敷の実例がホームページ等に掲載されているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- 無料見積もりや無料相談を受けつけているか
- 口コミや評判がいいか
上記のポイントを踏まえた上で、複数の業者を比較してみるといいでしょう。比較することで悪質な製作業者が見極めやすくなります。
まとめ
特注の風呂敷は、何よりもオリジナリティーが高いという大きなメリットがあります。風呂敷の全面にデザインを反映させることができるので、販促用としても役立つアイテムといえるでしょう。まずは、どのようなシーンで使うのか、どのような人をターゲットに販売・配布するのかを考えることが大切です。また、特注風呂敷の製作を依頼する業者選びも大切なポイントとなります。オリジナルの布製品を製作しているスズキネでは、さまざまなお悩みにも対応しておりますので、特注の風呂敷を検討している方はぜひ一度ご相談ください。