ティッシュケースをオリジナル製作する際のポイントと注意点を解説!
ティッシュケースをオリジナル製作したいけれど、どのようなデザインにすればいいのか分からない……など、ティッシュケースのオリジナル製作で悩んでいる方は多いでしょう。面倒だからとデザインをすべて製作業者に任せきりにしてしまうと、イメージとは違う仕上がりになってしまう恐れがあります。イメージどおりのティッシュケースを製作するためには、ポイントをしっかりと押さえることが大切です。
本記事では、オリジナルティッシュケースの製作方法とポイントなどを解説します。
この記事を読むことで、ティッシュケースをオリジナル製作する際の注意点も分かります。気になっている方はぜひ参考にしてください。
1.オリジナルティッシュケースの魅力
最初に、オリジナルティッシュケースの魅力をチェックしておきましょう。
1-1.販促品・ノベルティーグッズとして最適
オリジナルのティッシュケースは、販促品・ノベルティーとして最適なアイテムです。何より、自由にデザインできるという点が大きな魅力といえるでしょう。オリジナルは好きなデザインで製作できるからこそ、ほかにはないティッシュケースを販売・配布できます。特に、企業でイベントを行ったり、ノベルティーを配ったりする際は、オリジナルのティッシュケースがおすすめです。自由にデザインが決められるだけでなく、ティッシュケースは長く使えるので、宣伝効果も持続します。宣伝効果が高いところも、オリジナルティッシュケースの魅力です。
1-2.インテリアとしても大活躍
デザイン性が高いティッシュケースは、インテリアとしても大活躍します。ほとんどの家庭がティッシュを購入していると思いますが、中には、ティッシュをそのまま使うよりもケースに入れて使いたい方もいるでしょう。ボックスティッシュにかぶせるだけで自分好みに仕上がりますし、ポケットティッシュにもオリジナルカバーに入れるだけでオシャレな小物として使うことができます。ティッシュは日常の消耗品だからこそ、オリジナルのティッシュケースは多くの方に喜ばれるアイテムです。
2.オリジナルティッシュケースの活用事例
ここでは、オリジナルティッシュケースの活用事例をいくつか紹介します。
2-1.イベントの販促品として
企業でイベントを行う場合、販促品を製作するというところが多いでしょう。オリジナルのティッシュケースは、イベントの販促品として人気があります。前述したように、ティッシュはよく使う消耗品であるため、そのカバーとして使えるティッシュケースは多くの人に喜ばれるアイテムだからです。特に、あらゆる年代の人が参加するイベントでは、ティッシュケースを販促品として活用できます。そもそも、販促品は販売促進のために製作し配布するものです。イベントに参加した方や商品を購入した方へ配布することで、企業・商品のアピールにつながるでしょう。
2-2.記念品として
オリジナルのティッシュケースは、記念品としても活用できるアイテムです。卒業式・入学式・企業の記念周年・お祝いごとなど、さまざまなシーンでオリジナル製品が大活躍します。たとえば、学校の卒業式や入学式でオリジナルティッシュケースを製作する場合、学校の名前やロゴを入れることで特別感が生まれるでしょう。生徒にとっては思い出深いアイテムになるはずです。名入れギフトとしてもオリジナルティッシュケースは需要があります。
2-3.ノベルティー・同人販促会のグッズとして
前述したように、オリジナルティッシュケースはノベルティーとしても活用できます。持ち運びしやすく、宣伝効果もあるので商品を購入した方限定で配布することも可能です。配布方法はそのときの状況や目的に合わせて決めるといいでしょう。また、同人販促会のグッズとして、オリジナルのティッシュケースを製作するケースもあります。オリジナルのデザインで作ることができるため、ファンにとってはうれしいアイテムといえるでしょう。
3.ティッシュケースを作る際に押さえるべきこと
ここでは、ティッシュケースを作る際に押さえるべきことを解説します。
3-1.製作目的を明確にする
まずは、なぜオリジナルのティッシュケースを製作するのか、目的を明確にすることが大切です。製作目的がハッキリとしておけば、デザインが決まりやすくなります。たとえば、企業や商品のアピールとしてオリジナルのティッシュケースを配りたい場合、企業のロゴや名前を入れるのがベストです。イベントで配布する場合は、そのイベントの名前やご当地キャラクターのデザインもできます。このように、オリジナルティッシュケースを製作する目的について考えてみてください。
3-2.大まかなデザインを決める
オリジナルティッシュケースを作る際は、デザインについても考えておかなければなりません。できれば、具体的なデザインを固めてほしいのですが、大まかなデザインを決めておくだけでも順調に製作へと進むことができます。製作目的と配布場所を踏まえた上で、デザインを考えてみてください。世の中に企業の名前を広めたい・商品を認知してもらいたいと思っている方は、パッと見て分かるようなデザインにするのがポイントです。一目で分からないようなデザインにしてしまうと、宣伝効果が薄まってしまうので注意してください。
3-3.ポケットタイプとボックスタイプ
ティッシュケースをオリジナル製作する場合、ポケットタイプまたはボックスタイプの2種類があります。ポケットティッシュは、駅前や広場などでよく配られているタイプのものです。そこで配られるポケットティッシュの多くは、広告が書かれているので人前では出しにくい傾向があります。そこで、オリジナルケースを付けることで、人前でも気軽に使えるようになるのです。一方、ボックスタイプは、持ち運び用というよりも室内で頻繁に使います。好きな部屋のインテリアとして使うことができるでしょう。
3-4.製作枚数とサイズ・形を決めておく
オリジナルのティッシュケースを製作する際は、大まかなデザインを決めるのはもちろんのこと、製作枚数とサイズ・形も決めておく必要があります。オリジナル製作をスムーズに進めるために、具体的な希望を製作業者へ伝えなければならないからです。なお、ティッシュケースの基本的なサイズと形は下記を参考にしてください。
- ポケットタイプ:幅12.0cm×高さ8.5cm
- ボックスタイプ:置き型 幅25cm×高さ12cm×深さ6cm、吊下げ型 幅20cm×高さ34cm
4.製作業者に依頼する際の注意点
ここでは、製作業者に依頼する際の注意点をいくつか紹介します。
4-1.製作実績がある業者を選ぶ
基本的に、オリジナル商品を作る際は、専門の製作業者へ依頼することになります。ティッシュケースのオリジナル製作を行っている業者へ依頼する場合、なるべく製作実績がある業者を選ぶことが大切です。さまざまなオリジナル商品を製作している業者ほど、どのような要望にも対応できます。また、ほかの製作業者よりも質のいいティッシュケースを作ることができるでしょう。製作業者のホームページで、これまでどのようなティッシュケースを製作しているのか、製作実績をチェックしてください。
4-2.材質と染色方法をチェックする
ティッシュケースの材質と染色方法をチェックするのも、オリジナル製作を依頼する際の注意点です。材質と染色方法は製作業者によって異なるため、ホームページ等でしっかりと確認してください。参考として、布製品の製造と販売を行っているスズキネの材質と染色方法を紹介します。
- 材質:木綿 オックス(ボリューム感のあるしっかりとした素材)
- 染色方法:スクリーン染色・フルカラー染色
写真をデザインに反映させたいときは、スクリーン染色よりもフルカラー染色がおすすめです。なお、スクリーン染色は色数によって値段が異なるので注意してください。
4-3.見積書の内容は必ずチェックする
製作業者へ発注する前に、見積書の内容を必ずチェックしてください。製作業者の中には、相場よりも値段を高く設定している悪質な業者が存在しています。なぜこの値段になるのか・このデザインでどのくらいの費用がかかるのかなど、分からないところや疑問点があれば解消してから正式に依頼してください。相場を知りたい方は、複数の製作業者に無料見積もりを依頼するといいでしょう。また、あらかじめ予算を決めておくことも大切なポイントです。
4-4.最小ロット数にも注意する
製作業者に依頼する場合、最小ロット数にも注意しなければなりません。最小ロット数とは、1回で生産する最低製品数量のことです。たとえば、最小ロット数が500個の場合、500個以下の注文は受け付けてもらえません。製作業者の中には、最小ロット数を多く設定しているところもあるので、発注数を少なめにしたい方は最小ロット数がなるべく低く設定している業者に依頼してください。製作業者のホームページをチェックする際は、材質や染色方法と併せて、ロット数もチェックしておきましょう。
5.ティッシュケースのオリジナル製作に関してよくある質問
ティッシュケースのオリジナル製作に関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.ポケットタイプの魅力は?
A.ボックスティッシュとは違い、ポケットタイプは持ち運びしやすい点が大きな魅力です。ボックスタイプのティッシュケースは、面が大きいのでデザインを前面に押し出しアピールできるでしょう。一方、ポケットタイプのティッシュケースは、表と裏の2面にデザインを反映させることができます。面と裏で別々のデザインにできますし、広告効果もアップできる点が魅力です。
Q.ボックスティッシュの置き型と吊下げ型の違いは?
A.置き型は、一般的なボックスティッシュです。テーブルやデスクの上に置いてティッシュを使うことになります。常に、置いたままの状態ですので、自然と目に入り、宣伝効果が持続できるメリットがあるでしょう。一方、吊下げ型はボックスティッシュを吊下げて使うタイプです。オリジナルのティッシュケースを製作する際は、カラーファスナーを縫い付けたり、吊下げ用のヒモを付けたりすることもできます。
Q.デザインを入稿する方法は?
A.ほとんどの製作業者では、「Adobe」などのイラストレーターを使用します。イラストレーターでデザインを作成した後、メールでデータを送り入稿完了です。写真を使いたい場合は、デザインのデータと一緒に送ることになります。ただし、製作業者によって入稿方法が異なるため、事前にホームページ等でチェックしてください。
Q.デザインで悩んだときはどうすべきか?
A.製作業者へ相談してください。製作業者の中には、デザインの相談を受け付けているところがあります。製作実績がある業者ほど、要望を聞き入れながらも「こういうデザインにしたほうがいい」とアドバイスしてくれるでしょう。目的に合ったデザインにするためにも、製作業者と打ち合わせを重ねてください。
Q.製作業者選びのポイントは?
A.どの製作業者に依頼すればいいのか分からない方は、以下のポイントを参考にして選んでください。
- オリジナル製作の実績があるか
- ティッシュケースのオリジナル製作に長(た)けているか
- 無料相談や無料見積もりを受け付けているか
- 見積書の内容が具体的に記載されているか
- スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
- 製作事例がホームページ等に掲載されているか
- 口コミや評判がいいか
布製品のオリジナル製作を行っているスズキネでは、無料相談を受け付けています。ティッシュケースの製作でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
オリジナルのティッシュケースは、この世で1つだけのデザインにできる魅力があります。普段使いできるアイテムですので、世代や性別に関係なく、たくさんの人に喜ばれるノベルティーとしても最適です。ただし、イメージどおりのオリジナルティッシュケースを作るためには、信用できる製作業者を選ぶことが大切なポイントとなります。なるべく、紙ナプキンの制作実績がある業者を選び、打ち合わせを重ねてから製作に進みましょう。