飲食店のオリジナルエプロンを作るメリットは? 作る方法やポイントも


飲食店では必要不可欠なエプロンをオリジナルとして作るメリットはあるのか、気になっている方は多いでしょう。オリジナルエプロンは自由にデザインを考えることができるため、飲食店ならではの個性や特徴を前面に出すことができます。ライバル店との差別化を図ることも可能です。

本記事では、飲食店に置けるオリジナルエプロンを作るメリットなどについて解説します。

  1. 飲食店にエプロンが必要な理由は?
  2. オリジナルエプロンを作るメリットは?
  3. オリジナルエプロンを作る方法
  4. 飲食店のオリジナルエプロンに関してよくある質問

この記事を読むことで、飲食店のオリジナルエプロンを作る方法などが分かります。気になっている方はぜひチェックしてください。

1.飲食店にエプロンが必要な理由は?

まずは、飲食店にエプロンが必要な理由をチェックしておきましょう。

1-1.服を汚さないようにするため

飲食店にエプロンが必要な理由は、服を汚さないようにするためです。それぞれの飲食店によってユニフォームがあると思いますが、その上からさらにエプロンを身につけることになります。ユニフォームが汚れないようにするためにも、エプロンは大活躍するアイテムです。たとえば、食事や飲み物を運んでいる際に、衝撃によってこぼしてしまうことがあるでしょう。ユニフォームに汚れがついたままでは不衛生な印象を与えてしまうため、エプロンが汚れたらすぐに新しいエプロンに取り替えるなどして清潔さを維持することができます。また、濡れた手を拭いたり、汚れをぬぐうときに使ったりすることも可能です。

1-2.お店の雰囲気づくりにも役立つ

飲食店におけるエプロンは清潔感を保ち続けられるだけでなく、お店の雰囲気づくりにも一役買ってくれるアイテムです。オシャレな雰囲気のカフェを訪れた際、店員がつけているかわいいユニフォームやエプロンをよく目にすると思います。飲食店のエプロンは、かわいさやオシャレな雰囲気をプラスするユニフォームとして作成されているのです。和テイストの飲食店ならシンプルな前掛けにしたり、上品な飲食店なら洗練された印象のデザインにしたり、飲食店の雰囲気に合わせることができます。

1-3.エプロンの種類はさまざま!

前述したように、エプロンといっても飲食店によってさまざまな種類があります。主なエプロンの種類と特徴は以下のとおりです。

  • タスキ掛け型:背中部分でひもがクロスしているエプロン。適度にフィットし、ウエストサイズの調節ができる
  • H型:背中部分のひもがアルファベットのHのようになっている胸当てエプロン。肩ひもがやや太めに作られていることから実用性に配慮している
  • 首掛け型:首にひもを掛けて着用するタイプの胸当てエプロン。スッキリとした印象になるのが特徴的で、簡単に脱ぎ着できる

また、ホールでの着用にぴったりな腰エプロンもあり、ロング丈・ミドル丈・ショート丈と多種多様です。ロング丈の腰エプロンは機能面だけでなく、飲食店の雰囲気をぐっと高めてくれます。ロングとショートの中間ぐらいになるミドル丈はトップスとバランス良く身につけることが可能です。そして、ショート丈はカフェやサロンなどで使われることが多く、動きの多い現場でも活躍しています。

2.オリジナルエプロンを作るメリットは?

ここでは、オリジナルエプロンを作るメリットについて解説します。

2-1.既製品にはないデザインで作ることができる

飲食店のエプロンをオリジナルで作るメリットは、既製品にはないデザインにすることができる点です。既製品のエプロンを使うのももちろん良いのですが、無地のデザインが多いのでどこか味気のないものになってしまいます。前述したように、飲食店におけるエプロンはお店の雰囲気を高めてくれるアイテムにもなるため、オリジナルデザインでお店に合ったエプロンを作ってみてください。たとえば、お店のロゴを入れたり、イメージキャラクターをデザインしたりすることも可能です。

2-2.他店との差別化を図れる

オリジナルデザインのエプロンを作ることで、他店との差別化を図れることも大きなメリットといえるでしょう。たとえば、某有名なコーヒーショップはグリーンのエプロンがとても印象的です。ほかの飲食店にはないオリジナルエプロンを身につけることで、他店とは異なる特徴や個性を持つことができます。自分の飲食店ならではの個性をオリジナルエプロンで作るのは、とても大きなメリットです。他店との差別化で悩んでいる方は、ぜひオリジナルのエプロンを作ってみてはいかがでしょうか。

2-3.飲食店の宣伝につながる

飲食店の宣伝やPRにつながるのも、オリジナルエプロンを作る大きなメリットといえるでしょう。前述したように、お店の雰囲気に合わせてエプロンのデザインを考えることができ、他店とは違う個性を出すことができます。その結果、よりたくさんの人に宣伝できますし、飲食店のことを多くの人に知ってもらうことができるでしょう。飲食店に来客する方に対する宣伝はもちろん、イベントやマルシェなどに出店する際にもオリジナルエプロンでアピールすることが可能です。飲食店の宣伝につながるオリジナルエプロンは、集客率アップにもつながるでしょう。

2-4.お客にインパクトを残すことができる

先ほどお話した宣伝につながる内容と通ずることですが、オリジナルエプロンはお客にインパクトを与えるメリットもあります。個性的なデザインにすることで、パッと人目を引かせることができるのも、オリジナルエプロンの大きなメリットといえるでしょう。お客にインパクトを与えることができれば、「また行きたい」「友達を連れて行ったら喜びそう」と新しいお客を連れてきてくれる可能性もあります。また、最近ではSNSを通して口コミが広がることもあるので、TwitterやInstagramなども活用してアピールするとなお良いでしょう。

3.オリジナルエプロンを作る方法

それでは、オリジナルエプロンを作る方法について解説します。

3-1.飲食店のテーマやコンセプトを見直す

オリジナルエプロンの効果をより高めるために、まずは飲食店のテーマやコンセプトを見直すことが大切です。飲食店の雰囲気に合っていないオリジナルエプロンを作っても意味がありません。雰囲気に合ったオリジナルエプロンを作るためには、飲食店がどのような雰囲気なのか、どのようなテーマやコンセプトで営業しているのか明確にしておきましょう。テーマやコンセプトが明確になっていれば、雰囲気を高めることのできるオリジナルエプロンが製作できます。また、エプロンにもさまざまな種類があるので、最適な形のエプロンも選ぶことができるでしょう。

3-2.大まかなデザインを決める

オリジナルエプロンを製作する前に、もう1つ決めてほしいことがあります。それは、デザインです。オリジナル製作はデザインを自由に決めることができますが、自由だからこそデザインに悩んでしまう方が多いでしょう。そのため、デザインを製作業者に丸投げするケースもあります。けれども、それでは飲食店の雰囲気に合ったオリジナルエプロンを作ることができないため、できれば自分たちで大まかなデザインを考えてください。飲食店のロゴがあれば胸元に入れたり、オリジナルキャラクターを中心にデザインしたりするなど、さまざまな案があります。

3-3.サイズ・材質・染色方法をチェックする

オリジナルエプロンの製作を依頼する際にチェックしておきたいのが、サイズ・材質・染色方法です。それぞれ製作業者によって異なるため、事前の確認が必要になります。たとえば、オリジナル製作を行っているスズキネの場合は以下のとおりです。

  • サイズ:胸までタイプ(大人用)W65cm×H80cm、胸までタイプ(子ども用)W50cm×H62cm、腰までタイプ W84cm×H37cm
  • 材質:胸までタイプ 木綿・オックス(ボリューム感のあるしっかりとした素材)、腰までタイプ 木綿・11号帆布(重厚感のある丈夫な素材)
  • 染色方法:スクリーン印刷、フルカラー印刷

3-4.製作業者選びのポイントも要チェック!

基本的に、オリジナルエプロンの製作は専門の製作業者に依頼することになるでしょう。製作業者によって得意分野と不得意分野があるため、ホームページをチェックしてからオリジナルエプロンの製作実績があるか確認してください。中には、高額な費用を請求しては仕上がりも悪い悪徳業者が存在しているので注意しなければなりません。理想どおりのオリジナルエプロンを作るためには、製作業者選びのポイントもしっかりと押さえておく必要があります。どの製作業者に依頼すればいいのか分からない方は、以下のポイントを参考にしてください。

  • オリジナル製作の実績があるか
  • 実際に製作したものがホームページ等に掲載されているか
  • スタッフの対応が丁寧でスピーディーか
  • デザインの相談や無料見積もりを受け付けているか
  • 実際に依頼した人の口コミや評判がいいか
  • 見積書の内容が具体的に記載されているか

スズキネでは製作事例をホームページに写真と併せて掲載しているので、ぜひオリジナルエプロンのデザインをチェックしてみてください。また、無料見積もりや無料相談も可能です。

4.飲食店のオリジナルエプロンに関してよくある質問

飲食店のオリジナルエプロンに関する質問を5つピックアップしてみました。

Q.エプロンのサイズを選ぶ際のポイントは?
A.飲食店の雰囲気に合わせることがポイントです。たとえば、イタリアンやフレンチといった上品さを売りにしている飲食店の場合、ショートやミドル丈のエプロンよりも重厚感のあるロング丈のほうが合っているでしょう。逆に、動くことが多い居酒屋などでは、ロング丈よりもショート丈のほうが雰囲気にぴったりですし、作業しやすくなります。製作業者を選ぶ際も、なるべく多種多様なサイズを用意しているところを選択するといいでしょう。

Q.エプロンに使われる主な素材は?
A.主な素材としては、ポリウレタン・合成繊維・綿・綿混などがあります。それぞれの特徴は以下のとおりです。

  • ポリウレタン:伸縮性が高く軽作業に適している。特殊加工を施したものは、汚れがきになる作業環境に最適
  • 合成繊維:水や熱・摩擦に強いのが特徴。シワになりにくく、販売業や接客業でも使用されている
  • 綿:丈夫で劣化しにくい特徴がある。防炎加工が施されたものは、さまざまな作業下での使用が可能
  • 綿混:ポリエステルなどと混合したタイプ。汚れに強く、シワになりにくい

Q.製作ロット数とは?
A.製品を製造する際の最小単位のことです。たとえば、製作ロット数が1,000枚の場合、1,000枚以下の発注は受け付けてもらえません。製作業者の中には、大ロット数だけの受注にしているところもあるので、大量に作る必要がない方は小ロット数で受け付けている製作業者を選びましょう。

Q.デザインの入稿方法は?
A.製作業者によって異なりますが、大まかな入稿方法はイラストレーターを使ってメールで送ることになります。イラストレーターでデザインを作成した後、そのデータをメールで送ってください。容量が大きくてメールで送れない場合は、ファイル転送サービスを利用するか、CD-Rなどのメディアに保存して郵送しましょう。どのような方法で入稿すればいいのか、事前に確認することが大切です。

Q.デザインの相談はできるのか?
A.製作業者によっては、デザインの相談を受け付けているところもあります。たとえば、スズキネでは、ラフ画の状態でもそこから要望に合わせたデザインにすることが可能です。どのようなデザインにしたいのか、どのような雰囲気の飲食店なのかお伝えいただければ理想のデザインに仕上げますので、ぜひ一度ご相談ください。

まとめ

飲食店におけるオリジナルエプロンは、衣類を汚れから防ぐためのものだけでなく、お店の雰囲気をさらに高めてくれるメリットがあります。大切なのは、飲食店の雰囲気やテーマに合ったオリジナルエプロンを作ることです。デザインを誤ってしまうと逆に違和感のあるものに仕上がってしまいます。理想どおりの仕上がりにするためにも、なるべくオリジナル製作の実績がある業者を選んでください。中には、デザインの相談を受け付けているところもあるので、どのようなデザインにしたいのか相談するのも良いでしょう。


創業明治40年の確かな実績!国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚179円〜

国内生産のオリジナル手ぬぐいが1枚149円~