布団カバーのオーダー方法と製作のポイントをチェックしよう!
布団カバーは、オーダーでオリジナル製作ができます。オリジナルの布団カバーは、店舗などの販促用として、また同人や保育園などさまざまなシーンで活用できるでしょう。ただし、納得いく布団カバーにするためには、オリジナル製作のポイントを押さえることが大切です。そこで、本記事では、布団カバーのオーダー方法と製作のポイントを解説します。
この記事を読むことで、理想どおりのオリジナル布団カバーを作ることができます。オリジナル製作を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
1.布団カバーのオーダーはこんなときにおすすめ!
オリジナルの布団カバーは、さまざまな場面で使用されています。一体、どのようなときにオーダーされているのか、具体的にチェックして行きましょう。
1-1.アピール目的の販促用として
自由にデザインを決めることができるオリジナル布団カバーは、店舗や企業の販促品・ノベルティーグッズとして使うことができます。販売促進やプロモーションに役立つアイテムです。新商品などのキャンペーンで無料配布することで、認知度の向上につながり注目してもらえます。布団カバーは日用品として使えるので、何枚持っていても便利です。無料でもらえるならうれしいと感じる方がほとんどでしょう。
1-2.同人のグッズにも使える
オリジナルの布団カバーは、同人グッズとしても使うことができます。自分がデザインしたキャラクターを等身大で印刷したり、好きなキャラクターをプリントしたりすることも可能です。ただし、著作権には注意してくださいね。著作権を侵害しないためには、許諾者から許諾を得るか、二次創作という2つの方法があります。二次創作の場合は、企業によってガイドラインが設けられていることもあるため、製作する前に確認したほうがいいでしょう。
1-3.オリジナルデザインでプレゼント用にもOK
自分がデザインしたイラストやお気に入りの写真を入れて、記念品やプレンゼントとして贈ることもできます。オリジナル製作の大きなメリットは、販売されていないアイテムが作れることです。この世に1つしかない布団カバーになるので、もらう側はとてもうれしい気持ちになるでしょう。記念日にオリジナルデザインの布団カバーを贈ってみてください。
1-4.好きなイラストを入れて自分好みの寝室に
寝室は部屋の中でもリラックスできる空間です。より落ち着いた好みの空間にするため、布団カバーをオーダーメイドにする方が増えています。布団カバーを変えるだけでも、寝室の雰囲気をガラリと変えることができるでしょう。どのような寝室にしたいのか、具体的にイメージした上でデザインを考えるとまとまりやすくなりますよ。
1-5.保育園など子ども用にも最適
かわいいクマやウサギなど動物のイラストを用いることで、子ども用のオリジナル布団カバーになります。保育園などでお昼寝の時間に活躍してくれるでしょう。子どもが喜ぶイラストにすれば、お昼寝が楽しくなること間違いありません。また、保育園だけでなく、旅行先でも大活躍するでしょう。子ども用のオリジナル布団カバーは肌ざわりが重要です。子どもが快適に眠ることができるよう、素材にも気をつかってください。
2.布団カバーのオーダー方法は?
では、どのようにオリジナル布団カバーをオーダーすればいいのでしょうか。最初から順を追ってオーダー方法を解説します。
2-1.まず決めるべきこと
最初に決めてほしいことは、枚数・サイズ・形です。布団カバーの一般的なサイズは、140cm×220cmとなっています。このサイズ以外の製作を受けつけている製作業者もあるので、具体的なサイズに関しては、問い合わせ時に確認してください。また、オーダーの問い合わせをする際は、サイズのほかにも形状・注文数を尋ねられます。サイズとあわせてオーダーする形状と枚数も事前に決めておきましょう。布団やベッドのサイズを測定したほうが、より明確な布団カバーのサイズや形を決めることができます。
2-2.大まかなデザインを決めておく
できれば、オーダーする前に大まかなデザインを決めておくと、スムーズな制作ができます。明確なデザインが決まっているのであれば、そのイラストをメールで業者へ送流だけでOKです。具体的なデザインが決まっていない場合は、ラフ画でもいいので大まかに決めておきましょう。また、製作業者の中には、要望を聞きデザインを描いてくれるところもあります。なかなかデザインが決められない方は、実績がある製作業者に相談してみてください。製作業者のホームページ等には、デザインの一例が掲載されています。そちらを参考にするのもいいでしょう。
2-3.印刷方法をチェックする
オーダー前に、もう1つチェックしておきたい点があります。それは印刷方法です。印刷方法は製作業者によって異なり、仕上がりにも大きな違いが出てくるでしょう。たとえば、布製品のオリジナル製作を手がけている「株式会社スズキネ」の場合は、フルカラー染色とスクリーン染色どちらかの方法で印刷することになります。フルカラーは写真でも繊細に印刷でき、スクリーン染色は色数を決めることができる方法です。色数によって費用も変わるため、費用節約にも向いているでしょう。
2-4.打ち合わせの段階できちんと要望を伝えることが大切
製作業者と打ち合わせを重ねながら、具体的なデザインや発注内容を決めていきます。基本的に、直接会って話し合い決めることになりますが、遠方にいる場合は電話やメールなどでやり取りすることになるでしょう。打ち合わせの段階で、きちんと自分の要望を伝えることが大切です。きちんと伝えておかなければ、想像と出来上がりに大きな違いが生まれ、お金が無駄になってしまいます。製作業者とのトラブルの原因にもなるため、意思疎通が大切なのです。
3.布団カバーの製作業者を選ぶポイント
理想どおりの布団カバーが出来上がるか否かは、依頼する製作業者の腕にかかっています。安心して依頼できる業者を見つけるために、業者選びのポイントを押さえておきましょう。
3-1.見積もりに置いて料金体系が分かりやすいか
まず注目してほしいのは、無料見積もりが可能で、見積もりに具体的な内容が記載されているかどうかです。無料見積もりを利用すれば、どのくらいで布団カバーが製作できるのか料金体系が分かりやすくなるでしょう。見積書に具体的な料金が記載されていない場合は安易に依頼しないようにしてください。あくまで目安ですが、布団カバーの場合は1枚あたり4,000〜6,000円ほどです。ただし、サイズによっては1万円以上になる可能性もあります。受注枚数で全額いくらになるのか、内訳はもちろん全体の費用もチェックしておきましょう。分からない点や疑問点があれば、依頼前に確認することが大切です。
3-2.小ロット・短い納期で作れるか
布団カバーのオリジナル製作を依頼する場合、できるだけ小ロットの製作が可能な業者を選びましょう。ロット数とは、最低発注数のことです。ロット数が100枚~の場合、100枚以上の発注をしないと受注してもらえません。「スズキネ」の場合は、10枚~という小ロット数になっているので気軽にご注文いただけます。また、納期はデータ入稿からおよそ25日間です。なるべく1か月以内という短い納期で作ることができる業者を選びましょう。実績がある業者ほど納期が早い傾向があります。
3-3.素材・品質がいいか
布団カバーは、常に直接肌と触れ合うものなので、肌ざわりが気になる人は多いでしょう。そこで、注目してほしいのが、布団カバーに使われる素材と品質です。スズキネでは、木綿ブロードと呼ばれる材質を使っています。綿本来の肌になじむ心地よさがあり、季節を問わず使用できるオーソドックスな素材です。製作業者にお願いすれば、見本を確認し、肌ざわりがいいか確かめることもできます。どのような素材でどんなメリットがあるのか、業者スタッフに尋ねてみてください。
3-4.注文から納品までの流れ
注文から納品までの大まかな流れを以下にまとめたので、ぜひ参考にしてください。
- ホームページのフォームまたは電話・ファックスで問い合わせする
- 無料見積もりを依頼する際に、仕様・用途・数量・納期などを具体的に業者へ伝える
- 業者が提示した見積書に納得すれば、イラストレータのデータをメールで送る
- 最終的なデザインを決定した上で発注→納品
大まかな流れは上記のとおりですが、発注内容や製作業者によって多少異なる可能性があります。具体的な内容に関しては、問い合わせの際に確認してください。
3-5.無料見積もりと無料相談を受けつけているか
無料見積もりと無料相談の有無も、製作業者選びでポイントの1つです。優良業者の多くは、無料見積もり・無料相談を受けつけています。どのような内容でも丁寧かつ分かりやすい説明をしてくれるので、心から納得した上で依頼できるでしょう。無料相談の際は、スタッフの対応にも注目してください。
4.布団カバーのオーダーに関してよくある質問
布団カバーのオーダーに関する質問を5つピックアップしてみました。
Q.布団カバーのオーダーで注意すべきポイントは?
A.「面倒くさいから」と要望だけ伝え、製作業者のお任せにしないことです。何回か打ち合わせを重ねることで、頭の中に思い浮かんだ布団カバーを実現化することができます。製作業者へすべてお任せしてしまうと、「思っていたものとは違った」と後悔することになるでしょう。分からないところがあれば尋ね、問題や悩みを解消するのが大切です。
Q.色の指定はできるの?
A.できます。スズキネの場合、DICやPANTONEの色番号を伝えるだけでOKです。DICやPANTONEがない場合は、色折り紙やパンフレットなど現物で色の確認ができるものを提示しましょう。「想像とは違った」と仕上がり後でトラブルになるケースの多くが、製作業者との間での認識違いが原因です。デザインだけでなく色の指定も、念を入れて確認し合ったほうがいいでしょう。
Q.イラストデータを作成する方法は?
A.製作業者によって異なりますが、Adobe Illustratorを使用するケースがほとんどです。製作業者の中には、雛形を用意しているところもあります。また、写真の場合は、AdobePhotoshopの保存方式で原稿データと一緒に入稿しましょう。メールで送信できない容量になるなら、インターネット上でデータが送れる「宅ふぁいる便」などを活用してください。または、CD-Rなどのメディアに保存して郵送する方法もあります。
Q.オリジナルの布団カバーは丈夫なのか?
A.素材や製作方法などで変わりますが、スズキネの場合は仕立てを入念に行っています。周囲を2回折り返し、1本のステッチで縫い止める三ツ巻縫製を用いているので、丈夫でしっかりとした仕上がりが可能です。また、洗うたびにやわらかさが増し、熱にも強いので高温でのアイロン仕上げも行うことができます。
Q.注意しておきたい製作業者の特徴は?
A.スタッフの対応が悪く、見積書の内容が大ざっぱになっている業者です。質問をしても丁寧に答えてくれない・きちんと説明せずに注文を取ろうとする業者などは、悪徳業者の可能性があるので注意してください。できれば、インターネットで口コミや評判をチェックしましょう。実際に依頼した人の感想が出てくるので、参考になるはずです。口コミが悪い業者には安易に依頼しないようにしてくださいね。
まとめ
オリジナルの布団カバーは、販促用・店舗用・同人などさまざまなシーンで使用されています。布製品のオーダー製作を行っているスズキネでは、140×220の全面にフルカラー印刷・10枚からの小ロットでオーダーが可能です。使用目的・用途などをお聞きし、ぴったりなデザインを提案することもできます。オーダーで悩んでいる方は、ぜひ1度ご相談ください。製想像どおりの布団カバーに仕上げるために、オーダーのポイントをしっかりと押さえてから依頼することが大切です。