手ぬぐいをタペストリーにして飾ろう! 簡単にできる作り方を紹介!
手ぬぐいは、手を拭く用途だけでなく粗品や贈りもの・記念品として重宝されてきました。最近は、絵画のように美しい絵柄のものも多くなり、お土産としても喜ばれます。また、手ぬぐいを絵画のように飾って楽しみたいという人もいるでしょう。
そこで、今回は手ぬぐいタペストリーの作り方について解説します。
この記事を読めば、手ぬぐいの飾り方のアイデアが広がることでしょう。オリジナルの手ぬぐいを作ってみたいという人も、ぜひ読んでみてくださいね。
1.手ぬぐいのタペストリーとは?
前述したように、現在の手ぬぐいは絵画のような柄もたくさんあります。また、和風の柄だけでなく欧風柄や、キャラクターとのコラボ柄も豊富になりました。さらに、お正月・ひな祭り・ハロウィン・クリスマスなどの行事に合わせた柄もたくさんあります。インテリアで季節感を出したいという場合、お気に入りの手ぬぐいをタペストリーにして飾ってみましょう。手ぬぐいはホコリなどで汚れても丸洗いできますし、季節ごとに手ぬぐいを変えても数千円~1万円ですみます。収納場所もごくわずかですむでしょう。
2.手ぬぐいタペストリーの作り方・飾り方
この項では、手ぬぐいタペストリーの作り方を紹介します。ぜひ、参考にしてください。
2-1.既製品を購入する場合
手ぬぐいをタペストリーとして飾るためのグッズは、500~1,000円前後で販売されています。手ぬぐいを取り扱っているお店や、インターネットショップで販売されていますので、好みのものを買いましょう。
2-2.手作りする場合
手作りする場合は、40cmくらいの棒2本と棒をつるすひも・クリップ4つで作ることができます。手ぬぐいの横の長さは34~36cmなので、40cmほどの棒があれば止めることができるでしょう。棒の太さは、直径2~5cmほどがおすすめです。ホームセンターで切り売りされている木材を使ったり、ラップの芯などを再利用したりしてもいいでしょう。手ぬぐいの端で棒を包み、クリップで落ちないように留めれば、布地を痛めることもありません。タペストリーの用途以外では使わないという場合は、手ぬぐいの端を棒が包める太さに縫ってもよいでしょう。
2-3.飾り方
手ぬぐいのタペストリーは、直射日光の当たらない壁にかけるのがおすすめです。おひなさまや五月人形・クリスマスツリーなどの図柄もありますので、人形などの代わりに飾ってもよいでしょう。また、ホコリがついたら丸洗いしましょう。手洗いをして固く絞れば、数時間で乾いてしまいます。
2-4.タペストリー以外の飾り方
手ぬぐいは、専用の額も販売されています。額に入れると本当の絵画のような高級感も出るでしょう。今は、1枚2,000円以上する手ぬぐいも珍しくありません。額はタペストリーよりも重いので、自重を支えられるような場所に飾りましょう。
3.オリジナル手ぬぐいを作ってみよう
この項では、オリジナルの手ぬぐいを作る方法やメリットを解説します。
3-1.オリジナル手ぬぐいとは何か
オリジナル手ぬぐいとは、自分でデザインしたイラストや模様を印刷した手ぬぐいのことです。日本では、江戸時代から粗品としてお得意様にオリジナルの手ぬぐいを作り、配る風習がありました。手ぬぐいは、用途も広く何枚あっても使い道に困ることはありません。粗品だけではなく記念品としてもおすすめです。
3-2.オリジナル手ぬぐいのメリット
オリジナル手ぬぐいには、以下のようなメリットがあります。
- 使い道に困らない
- 性別や年代問わず配ることができる
- 長方形の布なので、デザインが豊富
- 保管場所に悩むこともない
- 流行がないので、販促品としても長く使える
卒業の記念品・結婚式の引き出物・祝い事のプレゼントなどにも利用するとよろこばれるでしょう。
3-3.オリジナル手ぬぐいを作成してくれる業者について
オリジナル手ぬぐいを作成してくれる業者には、布製品を制作している会社や、各種ノベルティグッズ・記念品を作成する会社などがあります。業者によって、
- 依頼できるロット数(1枚からか、10枚・100枚~かなど)
- 1枚当たりの値段
- 印刷方法
- 手ぬぐいのサイズ
以上のことが異なるので、インターネットなどで業者を見つけたら、まずは相談をしてみましょう。製品の製造・販売の老舗スズキネでも、オリジナル手ぬぐいの作成を承っています。
3-4.業者の選び方
前述したように、業者によって依頼できるロット数や染めの種類などが異なります。たとえば、10枚ほど手ぬぐいが必要な場合は、最低100枚からしか注文を受け付けない業者は利用できません。また、見積もりや相談も無料なところと有料で対応してもらえるところがあります。企業の販促品で使用するならば、何度も打ち合わせが必要なこともあるでしょう。記念品として配るならば、業者のデザイナーが相談に乗ってくれると助かります。そのようなことを考えて業者を選びましょう。
3-5.スズキネに依頼するメリット
スズキネでも、オリジナル手ぬぐいの作成を承っています。また、見積もりや相談はホームページから無料で行っているので、ぜひお客様の要望をお聞かせください。できる限り要望に沿えるように努力します。また、簡単なデザインであれば弊社で行うことも可能です。オリジナルデザインの手ぬぐいを作りたいのだけれど、良い案が浮かばないという場合も、ぜひご相談ください。
3-6.オリジナルデザインの手ぬぐいを作る際の注意点
既存のイラスト・写真・模様などには著作権があります。インターネットですてきなな画像やイラストを見つけたという場合でも、無断で使ってはいけません。また、二次創作のグッズとして作成したい場合は、版権を持っている企業がガイドラインを提示しているところもあります。この場合は、ガイドラインを必ず守ってください。無断でデザインを使用しグッズを作ると、著作権法違反になります。
4.手ぬぐいタペストリーやオリジナル手ぬぐいに関するよくある質問
Q.手ぬぐいタペストリーを飾る際、気をつけたほうがいいことはありますか?
A.直射日光に当たるところに飾ると退色の原因になるので気をつけましょう。また、小さい子どもやペットがいたずらしない高さに飾ってください。
Q.オリジナル手ぬぐいの単価相場はどのくらいですか?
A.染め方や使う色の種類によります。色を多用し、手ぬぐいの伝統的な染め方である注染(ちゅうせん、別名本染)で染めれば、値段が高くなるでしょう。その代わり、美しいオリジナル手ぬぐいができます。
Q.オリジナル手ぬぐいで青海波など古典模様のものを作りたいのですが、どこに著作権があるでしょうか?
A.古典柄や家紋などは一部例外を除いて著作権はありません。
Q.オリジナル手ぬぐいを作ってくれる業者にはどのようなサービスを求めることができますか?
A.業者によってはデザイン・色校正・袋詰めなどのサービスを依頼できるでしょう。
Q.オリジナル手ぬぐいでは、アニメキャラなどは絶対に利用できないのですか?
A.個人で楽しむ分ならば問題ありません。たとえば、1枚だけ自分が使うためだけにアニメキャラを使った手ぬぐいを作るというのならば大丈夫です。
5.おわりに
いかがでしたか? 今回は手ぬぐいをタペストリーとして楽しむ方法や、オリジナル手ぬぐいの作り方を解説しました。一時期はタオルにとって代わられたように見えた手ぬぐいですが、今また和の小物として人気が高まっています。タペストリー以外にも、額に入れたりするなどして、飾って楽しんでみましょう。