布コースターを作りたい人は必見! オリジナル印刷で必要なことを解説
飲みものを飲むときに、テーブルに付いた水滴が気になることがあります。そんなときに役立つのがコースターです。コースターがあると、テーブルを濡らすことがなくなります。また、最近では喫茶店やレストランなどの飲食店に限らず、一般家庭でもテーブルコーディネートの一環として注目を浴びているのです。中でも、今回は、布コースターに焦点を当ててご紹介します。コースターを販促品やノベルティーとして作成すれば、オリジナル性をアピールでき、実用性も高いのでおすすめです。
この記事を読むことで、布コースターを作るために必要な知識が身に付き、オーダーするときに役立ちます。どんな布コースターを作るべきか迷っている人にも、役に立つことでしょう。まずは、記事をじっくり読んでオリジナル制作のコツをつかんでください。
1.布コースターについて
最初に、布コースターについての基本を学びましょう。コースターの種類や魅力・色や形のバリエーションなどについて解説します。
1-1.コースターの種類を学ぼう
コースターにもさまざまな種類があります。主なものにかんしては、以下をご覧ください。
- 紙製:気軽に使い捨てできるタイプのコースターで飲食店などで多く見られる
- コルク製:コルクを使ったコースターでテーブルへの衝撃を吸収できる
- 珪藻土製:水分吸収力に優れた珪藻土を使用したコースター
- フェルト製:手作り感があふれるコースター
1-2.布コースターの魅力を知ろう
布コースターには、独特の魅力があります。紙製のコースターと比較したときのメリットについては以下をご覧ください。
- 布の温かみを感じることができる
- 紙製と比較して高級感がある
- 水分吸収率が高くて実用的
- 汚れても洗濯して繰り返し使用できる
紙製は使い捨ての印象が強く、長持ちしないのがデメリットです。その点で布コースターは長く愛用できる点で大きな魅力があります。
1-3.布コースターの色や形のバリエーションについて
布コースターは、色や形のバリエーションがたくさんあります。作成を考えるときの参考にしてください。
- 素材:綿・麻・麻混・絹など
- デザイン:花・動物・キャラクター・ブランドロゴ・メッセージ・イニシャル入りまで多種
- 色:好みによって自由自在
- サイズ:一般的には10センチ×10センチ四方
- 形:正方形や正円を基本にアレンジ自由
- そのほか:レースをあしらったものなど
1-4.手作りのコースターについて
今人気の手作りのコースターについて、詳しく学びましょう。
1-4-1.制作方法
手作りコースターを作るには、自作するか業者に依頼するかの2択となるでしょう。数枚作るだけなら、手作りの方が向きます。ただし、数百枚単位で必要になるときは業者に依頼した方がはるかに楽です。コースターの作り方はとても簡単で、紙製の場合は印刷して適当な形に切り抜くだけで完成します。布製の場合でも、印刷やスタンプ・刺繍を施したものをカットし、周囲を縫えば完成です。
1-4-2.手作りコースターの人気について
手作りコースターは、気軽・簡単にオリジナルのものが制作できます。そのため、手作り初心者にも人気が高いのです。また、コースターなら気兼ねなく贈り物に選べて、もらった人も気負わずに済みます。既製品と違って、手作りならオリジナル性も出せるので満足度も高いものです。手作りコースターの人気はますます高まるばかりと言えます。
1-4-3.手作りコースターのメリット・デメリット
手作りコースターは、簡単に手作りできるなどの点から高い人気を誇っています。しかし、メリットがあればデメリットも当然あるものです。
- メリット:オリジナル性を追求できる・作成が簡単
- デメリット:大量に作るには手間と時間が必要・制作コストが高くなることがある
2.布コースターのオリジナル制作について
布コースターのオリジナル制作について詳しく解説します。どんな魅力があるのか、印刷の種類・技術や制作費用の目安などについて理解してください。
2-1.オリジナルの布コースターはどんなときにオーダーする?
オリジナルの布コースターは、以下のようなときにオーダーすることになります。
- 開店及び周年の記念品
- 同好会や趣味のサークルなど記念品
- 企業のノベルティー
- 販促品
- 同人サークルのオリジナルグッズ
2-2.ノベルティーや記念品としての魅力がある
布コースターには、ノベルティーや記念品としてピッタリの特徴があります。
- 飲みものを飲むたびに使える(使用頻度の高さ)
- 耐久性が高い(洗濯ができる)
- コレクション性がある(かさばらないので集めやすい)
2-3.オリジナルの魅力について
既製品の布コースターも、おしゃれで素敵なものがたくさんあります。しかし、オリジナルの魅力には敵(かな)いません。自分が考えたデザイン・色合いでオリジナルのコースターを作ることで、手作り感や特別感をアピールすることができます。さらに、あげた人に強く印象付けることも可能です。
2-4.印刷の種類や技術について
布コースターは、布地に印刷をすることで制作します。印刷方法については、以下を参考にしてください。
- フルカラー印刷:写真画像レベルの高精細な印刷が可能
- シルクスクリーン印刷:安価に多色印刷が可能
なお、当スズキネでは、布コースターの作成にフルカラー印刷を採用しています。オリジナル性の高いデザインを高品質な印刷で実現できるのが特徴です。
2-5.布コースターの制作費用の目安について
まずは、必要枚数を考えてください。一般的には、たくさん制作するほど1枚あたりの単価は下がるものです。必要枚数をきちんと割り出し、業者に制作費用の見積もりを依頼しましょう。なお、デザインから依頼することになれば、当然ながらデザイン費が必要になります。プロのデザイナーに依頼するときは、予算を多めに見積もっておきましょう。
3.布コースターのデザインのコツを学ぼう
布コースターのデザインのコツを解説します。どんな目的に使用するのかによっても、デザインの方向が違うものです。また、デザインに迷ったときにはプロに相談しましょう。
3-1.目的別にデザインを考えよう
布コースターのデザインは、制作目的によっても適するものが異なります。以下は、外すことができない情報です。必要な情報を入れつつ、かつオリジナル性を高めるためにもデザインが重要となります。
- 企業のノベルティー用:企業名やロゴなど
- 商品の販促用:商品名やキャラクターなど
- イベントの記念品:イベント名やキャラクターなど
3-2.布コースターのデザインの相談について
布コースターのデザインに迷ったときは、業者に相談してみるといいでしょう。豊富な実績を持つところなら、過去の製作例を元に求めるものに近いデザインを提案してくれるはずです。また、こんなデザインで制作できるかどうかなど、不安があるときも業者に連絡しましょう。プロの視点で、的確なアドバイスをもらえるはずです。ひとりで悩んでいるよりもいい結果につながります。
4.布コースター印刷の業者選びのポイント
布コースター印刷は、業者選びも重要なポイントとなります。業者の選び方のコツだけでなく、料金相場や注文の流れなど必要なことを学んでおきましょう。
4-1.布コースターをオーダーするメリット
- 自分たちで手作りするより仕上がりが美しい
- 1回で大量に作ることができる
- デザインのヒントをもらうことができる
- 追加オーダーが簡単にできる
4-2.業者に布コースターをオーダーするときの決まりごと
業者に布コースターをオーダーするときは、以下の内容を決めておきましょう。また、思いどおりの布コースターを作るためにも、業者との打ち合わせを丁寧に進めてください。
- 注文枚数(ロット)
- 仕上がりのサイズ
- 素材
- 印刷方法
- デザイン・色
4-3.業者に布コースターをオーダーするときの料金相場
布コースターの料金相場にかんしては、以下を参考にしてください。
- 300枚注文の場合:1枚に付き200円から300円程度
なお、枚数が多くなるほど1枚あたりの単価が安くなります。後日追加オーダーする予定がある場合は、最初に相談しておくといいでしょう。
4-4.注文の流れを理解しておこう
布コースターの注文の流れは、おおよそ以下のように進みます。最初に相談する段階が最も重要です。
- 依頼者から業者に布コースター制作の相談をする
- 業者から見積もりが届く
- 見積もり内容をチェックして問題が無ければ正式に制作依頼となる
- 依頼者からデザインデータを送付する
- 依頼者が制作代金の支払いを行う(業者によっては後払い可能なこともある)
- 納期までに業者が布コースターを制作・依頼者の元に発送する
- 依頼者が布コースターを受け取り後、特に問題が無ければ完了
4-5.小口注文や無料見積もりの対応が可能かがポイント
布コースターを小口注文できるかどうかは、大切なポイントです。最低発注単位を確認すると同時に、個別に相談に応じてくれるかもチェックしておきましょう。また、無料見積もりをしている業者を選ぶと便利です。当スズキネでも、小口注文のご相談や無料見積もりを行っていますので、ご利用ください。
5.布コースターにかんするよくある質問
最後に、布コースターにかんするよくある質問に回答します。仕上がりに満足するためにも、しっかり確認しておきましょう。
5-1.好きな布でコースターを作ってもらうことはできますか?
布コースターには、向く布と向かない布があります。また、オリジナルデザインで印刷する都合により、持ち込みでの制作は受け付けていないことが多いでしょう。大量生産かつ安価に制作するためにも、業者が設定した布で作成することになります。残念ながら、オリジナル制作でもすべての希望を叶(かな)えられるわけではないのです。ただし、丈夫で高品質な布を使うので実用性の高い仕上がりになります。
5-2.手書きのデザインをデジタルデータ化する必要がありますか?
業者にデータを渡すときは、指定の形式でデジタルデータ化してあるとスムーズに進みます。しかし、手書きのデザインがあれば業者側(がわ)でデジタルデータ化することも可能です。また、簡単なデザインなら業者側(がわ)で制作してもらうこともできるので検討してみましょう。なお、デジタルデータ化した後にデザインチェックを欠かさずに行ってください。手書きのときとは、印象が大きく異なる場合があるからです。
5-3.最短納期で納品してもらうためにはどうすればいいですか?
布コースターの納期は、データを入稿してから25日後程度が目安となります。しかし、急ぎで納品してもらいたときは、業者に連絡していつまでに納品可能かどうか相談してください。できるだけ早く納品してもらうには、デザインをすべて決めた状態で業者にお任せすることです。親切な業者なら、できるだけ早い納期で対応してくれるでしょう。ただし、注文が混み合っていたりデザインが複雑だったりする場合は、期待に添えないこともあります。
5-4.全数量を印刷する前にテスト印刷してもらうことはできますか?
テスト印刷をして、仕上がりを確認したいときは業者に相談してください。オプション料金を支払うことによって、対応可能なことがあります。テスト印刷をして、校正してほしいときは業者に速やかに伝えましょう。なお、テスト印刷でOKを出した後に再度校正をすることはできない業者がほとんどです。その分、安価に布コースターを作成しているので理解してくださいね。
5-5.毎年基本デザインを変えずに文字だけを変更して注文できますか?
業者では、基本として顧客から依頼があったデータを一定期間保存しています。そのため、過去の注文履歴からデザインをたどり、一部データを変更して作成することも可能です。ただし、データ変更を行うためにも、業者の指定した形式でデザインを渡しておく必要があります。まずは、業者に毎年注文する可能性と文字列変更の希望を伝えて相談してください。
まとめ
今回は、布コースターの作成について詳しく解説しました。オリジナルの布コースターは、既成品には無い多くの魅力を備えています。企業のノベルティーや店舗の記念品、商品の販促品などさまざまなシーンで活用でき、かさばらないのでもらった人の負担を減らすことも可能です。紙製のものと比べても、何度も洗うことができるので環境にもやさしいと言えます。魅力たっぷりのオリジナル布コースターを作成して、どんどん活用していきましょう。そのためにも、信頼できてセンスのいい業者に相談してくださいね。