結婚や出産などの内祝いに何を選びますか?選び方のポイントを紹介!
「結婚のお返しどうする?」「出産の内祝いは?」と内祝いを選ぶときに悩まれる方が多いと思います。もらって困るものは送りたくないですし、どうせなら喜んでもらえる内祝いを選びたいですね。内祝いの上手な選び方のポイントを紹介します。
1.内祝いの選び方のポイントは?
内祝いといってもどのようなものを選べばいいのか、初めてのことだとなおさらわからないものです。そもそも内祝いとは、おめでたいことがあったときに送り、喜びのおすそわけをするという意味で行われていました。しかし、現代ではお祝いのお返しとして送るものというのが一般的です。頻繁にあることでもないため、いざという時のために選び方のポイントを知っておきましょう。
1-1.内祝いの金額は?
基本的に、いただいた金額の半額とされています。とはいえ、地域によって全額返すところもありますし、3分の1というところもあるようです。ご自身の地域の習慣に合わせて予算を設定しましょう。また、目上の方にお祝いをいただいた場合は、背伸びせずに気持ちのこもったものをお返しするというほうが喜ばれます。金額にこだわりすぎることもNGですね。
1-2.商品選びのポイント
送り先に合わせてチョイスすることがベストです。好みのテイストやブランドなどがあるので、事前に軽くリサーチしておくと確実でしょう。しかし、数が多くなればひとつずつチョイスすることは容易ではありません。そんなときにはあなたらしい商品で実用性の高いものを選ぶようにしましょう。選ぶ商品でその人のセンスなどを感じるものです。センスに自信がない場合は、ギフトの定番を選んでおいてもいいでしょう。
1-3.送るタイミング
内祝いを送るタイミングとしては、お祝いをいただいて1か月以内とされています。しかし、出産後の場合は生活リズムも乱れますし、忙しくそれどころではない場合もあるでしょう。そんなときに備えて、事前に送り先をリストアップし、内祝いの商品を前もって用意しておくというのもひとつの方法です。
2.内祝いにおすすめのアイテム紹介
結婚の内祝いと出産の内祝いに分けて、いくつか紹介したいと思います。ぜひ参考にしてください。
2-1.結婚の内祝いにおすすめ
結婚祝いとなるといただく金額も大きい場合が考えられます。ある程度値段別に準備しておいたほうがいいでしょう。
1万円から2万円程度の予算の場合なら、上質な今治タオルやシルク製品が人気です。食品であれば、松坂牛などの高級和牛がいいでしょう。日持ちがする商品なら、ワインなどのお酒も人気です。
5千円から1万円程度の予算の場合も、上質なタオルやハムの詰め合わせなどがいいでしょう。普段は高くて手が出せないけど、もらってうれしいと思うものがポイントです。
3千円程度の予算の場合は、変に商品を限定してしまうと質が悪い場合もあります。見た目にも貧相になってしまう可能性があるため、送った相手がセレクトできるカタログギフト系がいいでしょう。
千円程度からそれ以下のプチギフトの場合は、ちょっとしたお菓子の詰め合わせが一般的です。ドレッシングやかわいいパスタの詰め合わせなども喜ばれるでしょう。見た目にもおしゃれでステキな商品が数多くあります。
2-2.出産の内祝いにおすすめ
出産の内祝いといっても、贈る相手によって商品は選んだほうがいいでしょう。たとえば、ママ友ならオーガニックコットンのタオルや高級ブランドのタオルがおすすめです。自分では買わないけど、もらってうれしい高級品は喜ばれます。お子様がいるご家庭であれば、オーガニック製品はうれしいでしょう。
両親などの親類に贈る内祝いなら、「名入れ」の商品がおすすめです。名入れのカステラやバームクーヘンなどのお菓子も人気。しかし、さらに人気なのが名入れの手ぬぐいです。手ぬぐいは使い勝手もよく長持ちするため、長く使い続けることが可能。
赤ちゃんの体重と同じ重さのお米を贈るなんてこともあります。離れた場所に住んでいるご両親への内祝いに喜ばれること間違いありません。なかなか抱っこする機会もないとき、同じ重さのお米で存在を感じられることが人気の理由でしょう。
2-3.定番でどんな内祝いにもおすすめ
もらってうれしかった内祝いの中でも、特に人気の高いアイテムは「カタログギフト」です。カタログの中から好きなものを選ぶことができるため、確実にほしいものを送ることが可能でしょう。どうすればいいのかわからない、どんなものがもらってうれしいのか見当もつかない、ということであればカタログギフトを金額別にいくつか用意しておくといいですね。これなら絶対にハズレはないでしょう。「こんなものもらっても」なんてことにはなりません。
また、ギフトカードや商品券などもいいですね。どんな内祝いでも喜ばれます。仲の良い友達や親類に送るには、心がこもっていない少しそっけない感じもしますが、いらないものをもらうよりは絶対にいいはずです。
カタログギフトも商品券にしても、もらい手が自分で好きなものを得られるという点に共通してします。定番とされていた洗剤やお菓子は、あまり人気がありません。というのも、洗剤にもそれぞれ香りの好みやこだわりがある場合が。お菓子も好き嫌いが出てきます。そう考えると、消耗品なら困らないという単純な考えは通用しないといえるでしょう。地域によっては、消耗品は消えるものだから内祝いには縁起が悪いといわれることもあるのでご注意を。
まとめ
内祝いなんて専用のお店でそれなりのものを選んでおけばいいんじゃないかと思われていませんか?せっかく祝ってくれているのですから、内祝いも相手のことを考えて喜んでもらえるものをチョイスしたいですね。送り手の趣向が強く出る商品は絶対にNG。好みを押し付けられるような内祝いでは、お祝いの気持ちが薄れかねません。相手を1番に考えて選ぶことが大切です。友人や同僚などへの配慮はもちろんのこと、両親などの身内への内祝いは気持ちをたっぷり込めたものがいいでしょう。上質なカタログギフトでもいいですが、どんなものがいいのか喜んでもらえるものをしっかりとリサーチして厳選した商品を送ったほうが気持ちが伝わります。名入れの商品ならタオルや手ぬぐい、グラスといったずっと残るものがおすすめです。