景品でオススメの参加賞と選び方の秘訣!
イベントを盛り上げるには景品を用意するのがオススメです。ゴルフのコンペや結婚式の2次会でのゲームなども、参加賞を含めた景品があるだけで盛り上がり方が違います。しかし、予算の立て方と景品の選び方は簡単ではありません。幹事になる人が悩むポイントでもあります。
それでは、景品イベントを企画するときに覚えておきたいポイントと、参加賞やほかの景品の選び方をご紹介しましょう。
1.景品イベントで覚えておきたいポイント
1-1.予算の立て方
景品には上手な予算配分が大切です。イベントを盛り上げるには、優勝景品は魅力的なものにしましょう。2位、3位などの景品の数と予算も考えてください。すべての人へ参加賞を手渡すには、予想人数に応じた予算を立てる必要があります。先に予想参加人数に応じた参加賞の予算を計画してください。そうすれば、優勝景品や2位、3位の予算や数を確定しやすくなるでしょう。会費制のイベントであれば、最初から景品の予算を会費に含めてください。会費を大幅に値上げしない配分も大切です。
1-2.景品の数とレベルの違い
景品はイベントの種類によっても数や種類が異なります。ゴルフなどの競技イベントなら、通常の順位に加えて、特別賞などの準備もオススメです。単に「特別賞」という名前ではなく、「ベストドレッサー賞」や「珍プレー賞」、「最も笑いをとったで賞」など、イベントを盛り上げる賞もいいでしょう。特別に高価な景品を用意しなくても、イベント全体が盛り上がります。また、景品レベルの差もしっかりつけてください。優勝景品には予算を大きくかけますが、参加賞の予算を縮小しすぎるのもよくありません。景品全体のバランスのよさが大切なのです。
1-3.ユーモアも忘れずに
単純に順位に応じた景品と参加賞だけでは、面白みにかけます。ユーモアのきいた景品や賞もいくつか作りましょう。たとえば、特別賞の景品として「優勝した人にアイスクリームをおごってもらう券」や、「胴上げをしてもらえる券」なども盛り上がります。参加賞も選択制にする、くじ引きにして景品の差をつけるなどもオススメです。参加者全員が楽しめるように企画しましょう。
2.参加賞・残念賞の景品の選びのポイント
2-1.価格帯を考えよう
参加賞や残念賞は基本的に参加者全員へ配布します。とはいえ、参加人数は予想を超えて集まることもあるでしょう。そのため、参加賞は、参加人数よりも少し多めに用意しなければいけません。予想人数に応じて参加賞の価格を設定しますが、イベントの質や参加人数、全体の会費とのバランスを考えて決めてください。結婚式の2次会は、結婚式ほど高いレベルが求められていませんが、やはり一生の印象に残る大切なイベントです。結婚式の2次会で用意するイベントの景品が、あまりにも廉価なものだと、新郎新婦の評判にかかわります。このように、イベント主催者や関係者に迷惑をかけないためにも、よく相談して、適切な価格帯での準備をしましょう。
2-2.家族も喜ぶ景品を選ぼう
景品はもらった本人が喜ぶものであると同時に、家に持ち帰って家族も喜ぶものを選ぶのがオススメです。高価なものではなくても、家に持ち帰って喜ばれるものがよいでしょう。生活で必ず使うものや、食べるものは定番です。一方、文房具やノートなどは趣味もあり、結局使わないで終わることも多いでしょう。
2-3.準備時期は十分余裕をもって
景品の準備は十分に前もってはじめましょう。オンラインで購入する場合は、配送の時間も考えなければいけません。予算を決めて、景品を確定するまでも時間がかかるでしょう。そのため、少なくとも2か月以上前には準備をはじめ、1か月前には景品が手元に整うぐらいの余裕をもってください。そのため、景品の準備については、多くの場合事前の支払いが必要となります。会計の処理もきちんと忘れずに行いましょう。
3.参加賞・残念賞の定番品
3-1.手ぬぐいが1番オススメ
参加賞・残念賞の定番品としては、手ぬぐいが1番オススメです。手ぬぐいは用途を限らず、生活のさまざまな面で使用できます。デザインのよいものはインテリアとして用いている人も少なくありません。オリジナルデザインで注文できる手ぬぐいもあり、費用も意外と安いものです。上品な和のデザインなら、海外の人への人気も高いでしょう。
3-2.お菓子セットのメリット
お菓子のセットも残念賞として選ばれることが多いですが、メリットは価格が安くなる程度です。菓子の相場はだれもがわかるため、参加賞・残念賞にかけている費用もわかってしまいます。あめ玉数個のような参加賞であれば、もらわなくてもかわらないと感じる人もいるでしょう。また、参加賞の準備費用を節約するには、個別の梱包(こんぽう)を自分たちで行う必要があります。対象人数によっては、準備に時間がかかるのは大きなデメリットです。また、準備をかけた割には、それほど喜ばれず、安く済ませた印象が強くなりがちなのもお菓子セットを選ぶデメリットのひとつでしょう。
3-3.大袋の購入で予算を削減
参加賞の景品はまとめ買いで安くできます。文房具やお茶、温泉のもと、石けんなどもよいでしょう。とはいえ、まとめて購入するときは、自分で梱包(こんぽう)する手間のこともよく考えましょう。また、包装グッズを購入する場合も費用がかかります。手ぬぐいなどを景品に選ぶなら、対応業者に個別包装を依頼できるのは大きなメリットです。
まとめ
後悔しない景品選びには準備をかかすことができません。早い段階で予算を確定し、優勝景品から参加賞・残念賞までの予算配分を確定しましょう。参加賞はすべての人が受け取る景品であるため、あまり予算を切り詰めると、イベントの品にかかわります。家族も喜ぶ参加賞を選んでください。また、予算を切り詰めたつもりでも、包装や予算がかかることも覚えておきましょう。手ぬぐいなど、外注での準備を依頼するなら、個別包装してある景品となるため、大きなメリットがあります。