卒業記念品のおすすめは?低予算でできるものも!
1月ももうすぐ終わりです。2月に入ると、卒業式の準備が始まる学校も多いでしょう。クラスで卒業記念品を作る、というところも少なくありません。
そこで、今回はおすすめの卒業記念品をご紹介します。卒業記念品にはいろいろな種類がありますが、今回は特に、低予算でも作れるものを中心にご紹介していきましょう。今は、印刷技術が向上しましたから、写真などもきれいにグッズに印刷できます。卒業記念品を作ろうと計画している方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
1.卒業記念品とは?
卒業記念品とは、学校生活を送った記念として配られる品物のことです。既製品を配ることもありますが、校章やクラス全員の集合写真、さらにオリジナルイラストを入れて作るところも多いでしょう。今は、印刷技術が発達していますから、平面だけでなく曲面にもきれいに写真やイラストをプリントできます。ですから、昔は文鎮(ぶんちん)やコップなど限られたものしか作れなかったオリジナルアイテムが、今ではいろいろなもので作れるでしょう。しかし、その分迷いも生まれやすいです。
2.卒業記念品に求められることは?
卒業記念品に一番求められているのは、メモリアル効果です。しかし、それだけを重視してしまうと、「せっかく作ったのだけど」と思いがち。そこで、この項では、卒業記念品に求められることをご紹介します。
2-1.装飾性
卒業記念品を飾っておく、という方は多いでしょう。実用的な品物を作っても、もったいなくて使えないという方もいると思います。ですから、ある程度の華やかさを持った品物が喜ばれやすいのです。ボールペンやシャープペンシルなど文房具も卒業記念品として選ばれることが多いですが、ちょっとした工夫を加えないと地味な印象になってしまいます。
2-2.耐久性
学校生活は、何年たっても思い出深いものです。卒業記念品は、そんな学校生活を思い出すきっかけになります。ですから、卒業後1~2年で使えなくなってしまえば、記念品の意味がありません。そのため、耐久性も考えてグッズを選びましょう。陶器やガラス、金属性のグッズが耐久性としてはすぐれています。また、布製品も保管方法やお手入れ方法さえきちんとしていれば、長持ちするでしょう。
2-3.コンパクトさ
社会人になるまで、私たちはいくつもの学校を卒業します。すべての学校で卒業記念品を作るとすると、4~5個にくらいにはなるでしょう。また、卒業と同時に引っ越しをする人も少なくありません。大きくてかさばる記念品を作ってしまうと、保存したり飾ったりするのが大変になります。ですから、引き出しの中などにしまっておけるサイズがちょうどよいでしょう。
2-4.実用性と価格
コップや文鎮(ぶんちん)、さらに時計など、卒業記念品は装飾性と実用性を兼ね備えたものが選ばれることは多いでしょう。しかし、あまり装飾性が高すぎると全く使えないものができます。たとえば、クラスの集合写真がプリントされたコップやプレートなどは、どうも使いにくいです。
また、流行のアニメキャラクターなどをプリントしてしまうと、成長するにつれて、使うのが恥ずかしくなるでしょう。さらに、価格も大切です。卒業記念品の購入費を積み立てている学校は多いですが、その金額は決して多くはありません。
スポーツクラブなどの卒団記念などを作る場合は、お金を出し合うことが多いです。ですから、家計の負担にならないような金額のものが喜ばれるでしょう。
3.みんなに喜ばれるグッズのアイデアは?
この項では、もらった人が満足しやすいグッズのアイデアをご紹介します。定番のものから、時代に合わせたものまでいろいろあるのです。ぜひ参考にしてください。
3-1.フォトスタンド
昔から定番の卒業記念品です。名入れをしたりクラスの写真を入れたりして贈られることが多いでしょう。最近は、時計にフォトスタンドがついたものなど、多機能のものも出てきています。また、目覚ましのアラームが校歌など凝った製品もあるのです。
3-2.文房具
学校やクラブの名前が入ったボールペンやシャープペンシルなども、定番の商品でしょう。小さくて軽いので、卒業生がたくさんいる学校や習い事などで利用されることが多いです。また、写真をペン立てにプリントしたものなども人気でしょう。
その一方で、昔から卒業記念品として贈られることが多かった文鎮(ぶんちん)は、ガラス製のペーパーウエイトに需要が移ってきています。ガラスの中に校章やクラス社員を入れたものは、オシャレですし用途もたくさんあるでしょう。
3-3.食器類
マグカップやプレートなどは、昔から人気のある卒業記念品です。オリジナルイラストや写真をプリントしやすいのも人気の秘密でしょう。最近はマグカップだけでなく、タンブラーやステンレスマグも人気があります。しかし、イラストや写真をあまり大きくプリントしてしまうと、使いにくいものができるでしょう。デザイン性が勝負のグッズになります。
3-4.ITグッズ
マウスパッドやUSB、スマホカバーなど、中高生でも需要が高いITグッズも、人気の卒業記念品です。特にマウスパッドは、平面が大きいのでイラストや写真を簡単にプリントできます。ただし、ITグッズは移り変わりが激しいので、実用品として使える時間が短いというデメリットもあるのです。
3-5.キーホルダーなど
オリジナルキーホルダーは、卒団記念品として人気があります。ユニフォームなどをデザインしやすく、安価ですのでたくさん作れるのも人気の秘密でしょう。ただし、男女どちらとも使いやすいデザインは限られていますので、よく考える必要があります。
3-6.日本手ぬぐいやタオル
日本手ぬぐいやタオルも、隠れた人気アイテムです。特に、日本手ぬぐいはタオルよりもデザインが豊富で、しかも低価格でできるでしょう。実は、日本手ぬぐいはお土産としても高い人気を誇っています。
また、手ぬぐいを飾る専用の額なども販売されていますので、絵画のように飾ることもできるでしょう。シンプルに校章やチーム名を入れてもいいですし、オリジナルイラストを描いてもすてきです。手ぬぐいは、かなり細かい線もはっきり出るので、精密なイラストもきれいにプリントできるでしょう。今は、オリジナルの手ぬぐいを請け負う会社も多いです。興味を持たれた方は、一度相談してみてもよいでしょう。
おわりに
今回は、低予算でも作れるおすすめの卒業記念品のアイデアをご紹介しました。卒業記念品は、どうしても時間がない中決めることが多いです。ですから、つい「安価な既製品を」と思うこともあるでしょう。しかし、今はインターネットを利用すれば、簡単にオリジナルグッズを作れるのです。写真やイラストはネット上でも受け渡しが可能ですし、相談もメールでできます。昔ならば、入念な打ち合わせを重ねないとできなかったものが、今は数回のメールのやり取りでできるのです。
また、オリジナル記念品は、数を多く作るほど安価にできるものがあります。ですから、オリジナル記念品は値段が高い、と思っている方は一度見積もりを取ってみましょう。思っている以上に安くできるかもしれません。布製品はかさばらずに長持ちするので、長期間取っておけるでしょう。卒業記念品にぴったりです。