オリジナルのぼりの作成方法とは? デザインの仕方・注意点を知ろう!
神社のお祭りや商店街など、よく立てられている“のぼり”。
のぼりは昔から利用されてきた日本における旗の形式であり、戦国時代は“戦陣”や“祭典”で活躍していました。
のぼり製作は、細長い布を竿(さお)に通し、くくりつけられます。
オリジナルののぼりを作成したい店舗経営者は必見です。
これからのぼりの効果的な使い方やデザインのポイント、作成を依頼する際の注意点について説明しましょう。
作成を依頼する前にぜひチェックしてください。
目次
1.のぼりの効果や使い方について
のぼりとはそもそもどのような使い方があり、効果が生まれるのでしょうか。
のぼりを作成する前に今一度、のぼりの効果と使い方について詳しく説明します。
1-1 お店がアピールできる“宣伝材料”
新しく出展したお店をアピールするために、さまざまな宣伝をするでしょう。
チラシを近所の人に配ったり、開店セールを実施したり、大手企業であればテレビやCM、ラジオといったメディアを利用するなど経営者によってさまざまです。
その中でも1番周囲の人に宣伝できるのが“のぼり”ではないのでしょうか。
のぼりは非常に効果的な宣伝方法なのです。
例えば、あなたがお昼ご飯に食べるお店を商店街で探しているとします。そこで、“ランチやっています”という文字が書かれているのぼりを見つけたら気になりますよね。
“どんなお店なんだろう”“ランチメニューはどんなのがあるんだろう”とお店の前まで行くはずです。
このように、のぼりは道行く人にお店がアピール宣伝材料になるでしょう。
遠くにいてものぼりに気づいてくれる人も少なくありません。
1-2 安価で集客効果が抜群
ポケットティッシュやチラシなどさまざまな宣伝方法がありますが、それぞれ材料費のほかに人件費がかかってしまいます。
しかし、のぼりは作成する時にかかる費用のみで、完成すれば店先に立てかけるだけでOKです。人件費や完成後の経費は一切かかりません。
さらに、のぼりを立てておくだけで集客率が見込める期待ができるでしょう。
比較的安価で集客効果が抜群な点が“のぼり”の効果なのではないのでしょうか。
販売促進効果を狙う時はのぼりが1番効果的です。
ポケットティッシュやチラシで宣伝しようと考えていた人はのぼりに変えてみましょう。のぼりはそれだけ集客率が高いのです。
1-3 のぼりの効果的な使い方
のぼりをより効果的に使う方法・コツがあります。
それは“間隔を1m80cm”にすることです。
のぼりを立てる間隔は結構大きなポイントであり、より集客率を上げるには1m80cmがベストだと言われています。
あまり間隔を詰めすぎてしまうとどのようなお店なのかわかりませんし、中に入りにくいでしょう。
かといって、のぼりが少なさ過ぎるのもアピールが低くなってしまい、集客率が見込めません。
1m80cm間隔が日本人の感覚に1番合っているので参考にしてください。
しかし、お店にもさまざまな広さや立地があるので要注意です。
店舗自体が道路に面している場合はのぼりを横一列に立てるのが好ましいでしょう。
大きな駐車場をもち、お店が駐車場の奥にあるならお客さまを迎えるように、駐車場の端沿いにのぼりを立てるのが効果的です。
このように、お店の広さや駐車場の場所によって効果的なのぼりの使い方が変わってくるので必ず確認してくださいね。
2.デザインのポイント
2-1 「目立つ」ことが1番!
オリジナルののぼりを作成する時、どのようなデザインにしようか悩んでしまいがちです。
店舗経営者なら1番に「目立つこと」を考えてください。
のぼりが目立たなければ集客率が見込めないので意味がありません。
オリジナリティあふれる目立つデザインにするのがもっとも大切です。
例えば、お店のカラーがオレンジであれば、オレンジをベースにお店がアピールしたい商品やメニューを記しましょう。
のぼりはそのお店がどのようなお店なのか一目でわかるのが最大の魅力でもあります。
お店がどのような商品をアピールしているのか、主力となるものをのぼりでアピールしてください。
しかし、ただ商品だけをアピールするには物足りません。
そこで、「他店には負けないこと」「ほかにはやっていないサービス」を前面にもっていくのがポイントになります。
2-2 「単色」かそれとも「フルカラー」か
のぼりのデザインを考える際、アピールする文字だけでなく大切になるのが「色」です。
お店が掲げているカラーがあればのぼりにもそのカラーを使うとよいでしょう。
ただし、のぼりにも色使いはさまざまあります。
大まかにわけるなら「単色」か、それとも「フルカラー」のどちらかになるので注意してくださいね。
単色ののぼりはシンプルでお店のアピール商品をストレートに表現できるでしょう。単色は非常にわかりやすいので高齢者や子供にも印象付けられます。
一方、フルカラーののぼりは言葉だけではなかなか伝わらない、お店のイメージが表現でき、他店との区別がつくでしょう。色鮮やかなカラーを使えば一目で大きなインパクトが与えられます。
しかし、あまりたくさんのカラーを使ってしまうと逆にごちゃごちゃになり、本当に伝えたいことが伝えられなくなってしまうので注意してくださいね。
3.依頼する際の注意点
3-1 具体的なデザインや使用用途を伝える
業者にのぼり製作の依頼をする際、注意してほしいのが“具体的なデザイン”と“使用用途”です。
自分たちが何のためにのぼりを作成し、どのようなことに使うのか業者にしっかり伝えなければ間違ったデザインに仕上がってしまいます。
自分たちがイメージしている通りにはいかないでしょう。
いかに業者にうまく伝えられるかが大きなカギになるのです。
どのような場所にのぼりを立て、どのようなアピールをしたいのか、業者に伝えるとよりよいのぼりにするためのアドバイスももらえるでしょう。
必要がない部分はカットし、経費削減につながることもあります。
できるだけ明確に、具体的に伝えることで業者との細かい打ち合わせができるのです。
とても大切なことなのでしっかり計画性をもってのぼりを作成してください。
3-2 のぼり製作専門店に依頼する
のぼりの製作は専門店が受注しています。
のぼり製作を受け付けている業者は結構たくさんあるのでどこがよいのか、いくつかの業者を比較して選んでください。
どのような方法で印刷・製作するのか、どのくらい時間がかかるのか、費用や見積もりなどさまざまな項目をチェックするとよいでしょう。
できるだけ対応がスピーディーな業者が好ましいです。
親身になってデザインについて考えてくれ、アドバイスがもらえる業者は安心して依頼できるでしょう。
気になる業者があれば、一度相談してみてはいかがでしょうか。
4.まとめ
のぼりの作成についてさまざまな視点から説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。
お店の宣伝、集客率を左右する大切なアイテムなので、満足のいくのぼりが作れるように信頼できる業者に依頼してください。
ある程度デザインを決めた上で業者に相談するとよいでしょう。
使用用途や場所について細かく伝えれば、そこに見合ったのぼりを作成してくれます。
- お店がアピールできる“宣伝材料”になる
- 安価で集客効果が抜群
- のぼりは1m80cm間隔で立てる
- デザインは「目立つ」ことが1番
- 「単色」はシンプルでアピールしやすい
- 「フルカラー」は印象が強い
- 具体的なデザインを決め、使用用途を業者に伝える
- のぼり製作の受注をしている業者に依頼する
素敵なのぼりが作成できるように、事前に把握しておきたい知識を頭の中に入れておきましょう。
そうすれば満足のいくのぼりが作れますよ。